どこかの国に都合の悪いチャベス大統領の演説2011/09/23 21:18

偵察衛星は無事打ち上がったようです。

ということは、やはり、国連総会まで、FRBの米国債購入までの期間、日本に見られては困る何かがあったのでしょう。


サッカー五輪代表勝ちましたね。

サッカー分析に行く前に、今日は、理由あって日頃放映されない映像を見てみましょうか。

イランのアフマディネジャドが国連で面白いこと言ってたそうなので、見てみたかったのですが、都合悪過ぎるらしく、見当たりません。

字幕つきで、見つかったら教えてください。


ということで、今回は

基地帝国が、テロリストを支援する独裁者と批判している、ベネズエラのチャベス大統領の演説です。




リビア空爆を受けてのインタビュー

狂った帝国主義 殺戮の歴史 ウゴ・チャベス
http://www.youtube.com/watch?v=3v1UsIIG-Io


抜粋

「さて、チョムスキーはその著書の中で、帝国主義の絶大な力が世界を脅かしていると言っています。

しかし、世界を救う事が出来るもうひとつの絶大な力が存在します。
世界の世論です。

しかし、それは真に自由な世論に限ります。
操作を受けていない自由な世論です。

私はこの世界の世論に大きな希望を抱いています。

だからこそ、世界を支配しようとする人々は、世界を騙すことに汲々としているのです。
そして、ほぼ常に、彼らはそれに成功するのです。

これは逆転した世界です。

多くの人達は、私を暴君だと思っています。
暴君だと

暴君で戦争好きだと。
殺人者だとさえ思っています。

それで、オバマ大統領はノーベル平和賞
軍隊を派遣して・・・自分で爆撃を命令した彼が

何と言うノーベル平和賞だろう
なんてこった

イラクもアフガニスタンも全てアメリカ政府がやったのです。
そしてリビアです。
彼らの同盟国と一緒にやっています。


しかし、世界はこのように進んでいます。
これは逆転した世界です。


中略

たとえ大統領が真の独裁者であるとしても、それは、複数の国々が一緒になってその国を爆撃し、平和の名のもとに無実の人々を殺し始めることの正当化にはなりません。」



ハイチの地震について
アメリカは被災国を軍事占領
http://www.youtube.com/watch?v=KXvKS2y2JyA



彼らはベネズエラでもそれをやろうとしました。
1999年です。

(注 ベネズエラは1999年、死者数万人にのぼる洪水と土砂災害に見舞われた。そしてアメリカ軍が援助のためにベネズエラにやってきた時のこと)

「どうかここに上陸しないでいただきたい」

そうですか。しかし、ここに「国防大臣が送ってきた声明があります」と大使は言いました。

実は、私の政府の国防大臣はーー最初に私のもとで国防大臣を務めた人物はーーC○Aの人間だったのです。

後になってそれを知りました。

ですから、両者の間にそういう協定があったのです。


中略

もう少し遅かったら彼らはすでに上陸していたでしょう。





ウゴ・チャベス カダフィからの書簡 2011年8月1日
http://www.youtube.com/watch?v=eizUCzFMbw4

(人々の暴動やテロによって)
「私達がアメリカの暫定政府を認め始めたら?

私達はそれを行いません。なぜなら私達は国際法。そして国々や政府の正当性を尊重すべきだからです。

国の起原が何であろうと
その国が好きだろうが嫌いだろうが。そうします。」



皆さんは、チャベス大統領の話をどう思われたでしょうか?

極めてまっとうな事を言う人は、『テロリスト』ということにしないと、どこかの国は、とても都合が悪いようです。

南アフリカのネルソン・マンデラ大統領のこともテロリスト指定してましたものね。。



我々にとって特に興味深いのが、ハイチの地震とベネズエラの洪水・土砂災害の時の話です。

これは、私達の国に起きていることと全く同じなのではないでしょうか?


ちなみに、チャベス大統領は、ハイチの地震を『人工地震』だと断言しています。

おそらく、1999年のベネズエラの災害も気象兵器によるものだったのではないでしょうか。