ベネズエラ大統領選でウゴ・チャベス大統領が再選2012/10/09 19:22

久々に良いニュースを

ベネズエラ大統領選でウゴ・チャベス大統領が再選(四選)を決めたそうです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012100902000085.html



今年の8月25日に国営の製油施設が爆発し、「石油の利益を反米諸国の支援に回して、自国民が貧困にあえぎ、製油施設も古いまま、病院にはガーゼすらない状態。治安も悪化」by朝日新聞 と対抗の候補が訴えたわけだが、実際にはベネズエラの医療は100%公費でまかなわれ無料であるし、石油関連事業の国営化により、ベネズエラの貧困率は大幅に解消しているわけです。


治安が悪化したのは、当然のことながら、C哀Aが、反政府勢力に麻薬を通じて資金と武器を与えているからであって、チャベスが悪化させたわけではないでしょう。


何しろ、チャベスが大統領になった途端に、ベネズエラでは大災害が発生し、米軍が勝手に助けに来ている。

チャベスは、人工地震についても発言している。

ハイチの地震について
アメリカは被災国を軍事占領
http://www.youtube.com/watch?v=KXvKS2y2JyA



彼らはベネズエラでもそれをやろうとしました。
1999年です。

(注 ベネズエラは1999年、死者数万人にのぼる洪水と土砂災害に見舞われた。そしてアメリカ軍が援助のためにベネズエラにやってきた時のこと)

「どうかここに上陸しないでいただきたい」

そうですか。しかし、ここに「国防大臣が送ってきた声明があります」と大使は言いました。

実は、私の政府の国防大臣はーー最初に私のもとで国防大臣を務めた人物はーーC○Aの人間だったのです。

後になってそれを知りました。

ですから、両者の間にそういう協定があったのです。


中略

もう少し遅かったら彼らはすでに上陸していたでしょう。

どこかの国に都合の悪いチャベス大統領の演説
http://ccplus.exblog.jp/15558111/




もちろん、石油施設の爆発もテロなのは間違いないところでしょう。



そして、チャベスは、おそらく癌にさせられたわけだが、(反米を掲げる南米の主要国の大統領が続々と癌になっている。ブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、パラグアイ。。)

接戦になったのは、この健康問題が一番大きかったはずである。



それでも、チャベス大統領が再選(四選)を決めたのは、南米にとっては、本当に朗報だろうと思う。


チャベスが、ベネズエラだけでなく、中南米の他の国を援助するのは、そうしないと、他の国も、国際金融マフィアにやられてしまうからだ。(かつてアルゼンチンがどうなったのか、考えてみてほしい)

そうなると、ベネズエラ一国では太刀打ち出来なくなってしまう危険性が高くなるわけです。

なので、ベネズエラは、中東の石油産出国のように、自分達だけゴージャスな生活をするのではなく、地域や同盟で対抗しようとしたわけです。


中東=北アフリカで、同様な対抗をしたリビアは、爆撃されたわけですが、これは、アフリカの中央銀行制度を独自に作ろうとしたためと言われています。



今回のベネズエラ大統領選、ポイントだったのは、チャベスが、オバマ大統領支持を明確に打ち出し、米国からの妨害を最小限に留めたことにあるでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121002-35022528-cnn-int
オバマ再選に強力助っ人? チャベス大統領も「オバマ支持」


オバマ大統領は、米大統領選で、ヒスパニック系の支持が絶対に必要です。

米大統領選は、民主党のヒスパニック系支持と、共和党のキリスト教原理主義への票の確保というのが、勝敗のカギを握っている。


米国のヒスパニック系やメキシコ人というのは、つまり、ネイティブアメリカンと、ネイティブアメリカンとスペイン人との混血である。

これは、チャベス大統領と同じ系統の人達なのである。


中南米のネイティブアメリカン達は、欧米の植民地政策と激しく闘ってきたのであって、黒人の血を引くオバマ大統領なら、国際金融マフィアの支援する対立候補ではなく、当然、私達チャベス陣営を支持するはずである。

こう発言したわけです。

チャベス達の闘いは、基本的に、私達と同じモンゴロイドによる、植民地からの独立の闘いだと思います。


ところで

http://surouninja.blogspot.jp/2012/10/blog-post_9.html
南米ベネズエラの大統領選が一昨日(2012年10月7日)投開票され、開票率94%で現職のウゴ・チャベス大統領の得票率が54.84%に達し、四選を決めたとのことである。


このなかで、スロウ忍さんが言っている『シオニスト』というのは、当ブログが言っている『キリスト教原理主義=バプテスト系予定説信奉者=大イスラエル主義=ハルマゲドン=オウムの元ネタ』に近いと思うわけですが、イスラエルを利用して原油をコントロールし、第三次世界大戦を煽って、武器を売ろうとする軍産複合体のことですね。


オバマは、明確にこれらの勢力に反対する側でしょう。

一方、ヒラリークリントンは、民主党内の、前記勢力と言われており、元々オバマの副大統領に収まり、オバマ暗殺後に、自動的に大統領に収まる予定だったのをオバマ陣営が察知し、副大統領をカトリックのバイデンにしたと言われています。


中国がヒラリーを無視したというのも、こういう線で考えると分りやすいですね。


とはいえ、オバマが軍産複合体の予算を大幅に削ってしまったため、現在、危機を感じた軍産複合体勢力が、中東や極東で戦争を画策しているのは、間違い無い事実です。


私達は、なんとしても、彼ら軍産複合体の陰謀を阻止しなければなりません。

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