「影の銀行システム」とFRB100年2012/11/26 21:04


田中宇さんがまた重要なエントリ立てているので、引用します。

全文はリンク先をごらんください。


以下引用


世界の運命を握る「影の銀行システム」
2012年11月22日   田中 宇
http://tanakanews.com/121122bank.htm

11月18日、G20傘下の財務相会議である「金融安定委員会」(FSB)が、「影の銀行システム」の世界的な規模について、08年のリーマンショック後に61兆ドルだったものが、最近では67兆ドルまで増えているとする報告書を発表した。この額は、世界の金融総資産の約半分に当たる。


 影の銀行システムは、銀行の勘定外で行われるため金融当局の監督や規制を受けない取引と資産の総称だ。不動産担保債券、各種デリバティブ、MMF、CDS(債券破綻保険)などが含まれ「債券金融システム」とも呼べる。預金と融資で成り立つ従来の「表の銀行システム」の外側にあるので「影の銀行システム」と呼ばれる。表のシステムが、当局によって厳しく実態把握され管理されているのと対照的に、影のシステムは総額すら不明確で、全く管理されていない。影のシステムは、1985年の米英金融自由化によって基盤が作られ、90年代末から拡大し、2002年に26兆ドルだった総規模が、07年に62兆ドルに膨らんでいる。

中略


 影のシステムが非公式な存在なので、連銀は増刷の理由をごまかし、金融でなく実体経済を救済するためにQE3をやっていると説明している。影のシステムは、公式な通貨供給量の範囲の外側にある。表の銀行システムの通貨供給を増やすとインフレになるが、影のシステムの備蓄を増やしている分には、インフレを起こさずドルを増刷できる。この20年ほど、先進諸国は通貨をいくら増刷してもインフレが起きないが、その背後に、影のシステムの増大があった。

中略


中国とEUは相互にドル外しの傾向を強めている。中国とドイツはユーロと人民元による貿易決済を増やす協定を結んだ。米国が「中国包囲網」を喧伝するほど、中国は「ドル崩壊に備える」受動的な姿勢から「ドルを崩壊させる」能動的な姿勢に、そろそろと転換していくだろう。その分、ドルの崩壊が早まる。


 日本では次期政権を狙う自民党の安倍晋三が、日銀に米国ばりの量的緩和を加速させようとさかんに圧力をかけている。日本のインフレ目標値を1%から3%に引き上げろとも言っている。これからドルが崩壊しそうなタイミングで、円をドルと無理心中させることを日銀に強要し、これからインフレが起きそうなタイミングでインフレ目標値を引き上げたがる自民党は、すばらしい対米従属だ。日本では、有権者が好む政策を打ち出すことよりも、対米従属を維持したい官僚機構が好む政策を打ち出した方が当選する確率が高くなるかのようだ(12月の選挙で自民党が意外に振るわず、「反TPP・脱原発・消費増税凍結」が意外に優勢なら、日本にはまだ民主主義が残っているということになる)。


 日本から中国への投資も急減している。これまた、まさに中国が経済減速の時期を終えて内需拡大を本格化し、世界の消費の中心が米国から中国に移ろうという絶好のタイミングで、日本が中国への投資を急減させている。日本人は、なんて頭が良くて幸運に恵まれた人々なのだろうと思う

以上引用

全文は
http://tanakanews.com/121122bank.htm


管理人の見解としては、影の銀行システムの他に白い粉ものを使った金融システムが同規模あるということ。


それから日銀が円を刷ること自体には賛成なのですが、いずれドルの崩壊が来ることは確実と考えてます。


それは、もうすぐ米帝国の帝王だったデビッド・ロックフェラー96歳の死がおそらくあり、そのための税金対策としてドルが急落するのは、規定路線だからです。
そして金融の再編が起きます。

サブプライム危機は、エドマンド・ロスチャイルドの死と合わせて起きていました。


経済危機は税金対策!?
http://ccplus.exblog.jp/9479133/

実はサブプライム危機はアメリカよりイギリスの方が傷が深かった。ユーロ圏の方がヤバい。」という話があって、ええ〜と思ったのだが、ポンド調べてみると、なるほど1ポンド=120円を切ったりしている。
ついこの前まで1ポンド=220円だったことを考えると嘘みたいな話だが、なんか納得出来ない部分があってですね、サブプライムはやはり米国でしょう。

と思っていたところ、こんなものを拾いました。


以下引用

E・ロスチャイルド氏死去 英国の銀行家

エドマンド・ロスチャイルド氏(英国の銀行家)
21日のAP通信によると、英国南部ハンプシャーの自宅で17日死去、93歳。死因は不明。
世界的な大富豪ロスチャイルド家の一員で、70年からロスチャイルドグループの銀行の会長を務めた。

資金提供などで日本の戦後復興に貢献したとして勲一等瑞宝章を受けた。
自宅のある広大な庭園「エクスベリー・ガーデン」を一般公開した園芸家としても知られる。

(ロンドン共同)
ttp://www.excite.co.jp/News/society/20090122/Kyodo_OT_CO2009012201000077.html


で、これです。↓


616 名前:金持ち名無しさん、貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2009/01/22(木) 22:28:43
ひとつの事件が、1949年6月30日のパリ証券取引所に起こった。
その日、何の理由もなく、リオ・チント・ジンク、ロイヤル・ダッチ・シェル、ル・ニッケル、デビアスという4大銘柄が、一斉に大暴落した。原因はギイ・ロスチャイルドの父エドゥアールが81歳で死去したことにあった。
パリ・ロスチャイルド銀行の主だったエドゥアールとはいえ、この高齢で実業に関与しているはずもなく、無関係なはずだったが、彼の死去と株価は遺産相続人にとって重大な関係を持っていた。
遺産にかかる相続税のうち、エドゥアールが保有していた株への課税は、死亡時の証券の時価によって算定されるからであった。
4大銘柄はロスチャイルド株であり、一族が持ち株の価値を暴落させることによって、遺産相続にかかる税金が大幅に抑えられたのである。翌日には、一族が買い戻して株価はたちまち回復した。

引用終わり

詳しくは
ロスチャイルド家
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/981.html




こりゃ、遺産相続のための相続税回避と財産分与作戦だわ。

株価も変
通貨発行権を持つロイヤルバンク・オブ・スコットランドの株が一株14円という、あり得ない安値になっている。冷静に考えておかしいよね。
だって通貨発行権があるわけで、お金作れるわけだからさ。(激笑)
こんなに最強の銀行無いわけですよ。(激笑)

ようするに、相続税を逃れるために莫大な損をしたことにして、資産を同族の別企業に飛ばして、そこに政府資金を注入(つまり国民の税金で財産水増し)で、銀行を分割して財産分与にして、さらに株価の逆ざやでべらぼうな資金を稼ぐ作戦ですね。


ま、もの事を深く掘り下げてない方は、そんな馬鹿なと思うかもしれませんけど、この人達の財産が一体どれほどあるのか?誰にも分りません。何しろ消えたり増えたりするので。。
アメリカの通貨発行権持ってるのも同族の人達だしね。

http://ccplus.exblog.jp/9479133/




今回それが、FRB100年と重なっているということなんです。
なので、アッとオドロクようなシステムチェンジがあるのではないかと思っているわけです。

どの政党であれ、そのための準備をしておきなさいということですよね。

日本の政界再編も、前から指摘しているように、ロックフェラー分家である現党首のデビッド・ロックフェラー及びデビッド・ロックフェラーJR(2011年11月11日=スリー・イレブンに日本へのTPP参加を強要しに来た)
3・11 KKK TPPの黒幕達 http://ccplus.exblog.jp/16673686/と、
本来本家である甥のジェイ・ロックフェラー(小沢一郎のバック)の争いの結果として起きているということです。


そしてジェイ・ロックフェラーは、オバマ政権のバックに居て、今回の大統領選挙に勝ちました。


要は、ロックフェラー家の後継争いは、ジェイ・ロックフェラーが勝ちましたということです。

だから、小沢一郎も無罪になったのでしょう。

だから、ジョゼフナイやらアーミテージやら、デビッドさんの手下がどうこう言っても、もうオワコンだと思います。

逆ギレ怖いですが。。

そうそう、日本の次の首相は、どうやら女性のようですよ。


最後までお読みいただいてありがとうございました。
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