土地が産み出すファッション 『衣服の生と死』2013/09/06 22:01

シリア戦争、バカバカしいから止めようぜ。

日中戦争もね。


以下

土地が産み出すファッション 『衣服の生と死』
http://guild3.exblog.jp/21018811/


から引用


たとえば、中東の砂漠地帯でイスラム教の人が着丈の長い白装束を着て、頭にターバン巻いたり、女の人はスカーフかぶってたりしますよね。
これは、元々砂漠の強烈な日射しから身を守るために白い服やターバンやスカーフを着ているということと、風通しをよくするためにゆったりした長い服にしているということがあると思うんですね。


世界中で宗教対立みたいなことが言われていて、民主化や自由や様々なことが言われて爆撃まで起きた最近です。

でも、イスラム教の主流な人達が居るような砂漠地帯で、イスラム教の戒律に従った全身白装束の人と、自由で民主的な服装のたとえばタンクトップに短パンの人が強烈な太陽の下に居たとしたらどうなると思いますか?

イスラム教の白装束の人は強烈な日射しから全身を守ってくれる白装束があるから助かると思うんです。そして自由で民主的なタンクトップに短パンの人は日射病にやられて死んでしまうかもしれません。


つまりこういう状況ではイスラムの戒律の白装束は『生死に関わる重要な問題』なんだと思うのです。
イスラムの土地のような場所では全身の白装束は『生死に関わる重要な問題』だからこそ厳しい戒律になったと思うんですね。
その戒律が作られた背景には重要な意味がある。


だから、人権擁護派の民主的な人達が厳しい戒律を押し付ける人達のことを、この場面では絶対悪だなんてとても言えないということが判ると思うんです。


ただ、だからといってイスラム原理主義の過激な人達が正しいのか?というと、そうでもないと思うのです。


中略

衣服が産まれた背景の奥底にあるものは、その環境と人間にとって、必ずとても意味があるものだったと思います。
ただ、それがその土地を離れてしまって、たとえばヨーロッパにイスラムの住民が大量に移民したりしてますけど、そこでイスラム式の正しさみたいなものを主張し始めると、様々な衝突が産まれてくると思うんですね。


イスラムの服の正しさは、その場所の中での必然だった、つまり生と死の問題だった。でも、違う場所で語られているのは外面的なファッションでしかないし、自分の記憶とかアイデンティティを繋ぎ留めるための道具になってしまっているんですね。
もちろん、それはそれで大事なことだとは思うのですが、自分や他者の死をかけて争うほどのものではないでしょう。


続き、および全文は
http://guild3.exblog.jp/21018811/

コメント

_ かほ ― 2013/09/07 04:11

こんばんは。
毎日、楽しみに 読ませて頂いています。
お店のお洋服にも、惹かれています。(笑)
ブログからも、お洋服からも、また お写真からも、
管理人さんの 存在 を感じていて
それを 感性として、信頼しています。
バランス、洞察力、自分にとって愛しいと思うものを愛でる その素直な気持ち
そういう 在り方、立ち方、が とても好きです。
これからも、立ち寄らせて頂きます。

お店にも行ってみたいのですが、新幹線に乗らないといけない距離なので、
気楽には、ちょっと、と遠くて。。。
ご近所に在ったら、しょっちゅう 遊びにお伺いしてしまいそうで
それはそれで、お財布に危険かもしれないけれど。。。!(笑)

毎日更新、嬉しいです。ありがとうごさいます!

_ velvetmorning ― 2013/09/08 16:36

かほ さま
ご愛読ありがとうございます。
是非、こちらに来る機会があれば、お立寄ください。
素敵な服が待っています(笑)

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