東京電力福島第一原発事故の放射性物質による子どもへの影響を独自検査している北茨城市、半数が甲状腺の異常。3人が甲状腺がんと診断2015/08/30 21:20

首相官邸前の人工芝運動は盛り上がっていたみたいですね。


さて、北茨城市の健康調査結果ですが

以下引用

東京電力福島第一原発事故の放射性物質による子どもへの影響を独自検査している北茨城市は25日、2014年度に18歳以下の子どもに実施した甲状腺超音波検査の結果を発表した。3人が甲状腺がんと診断されたが、原発事故の影響は考えにくいと判断した。

 原発事故を受け、福島県では国が甲状腺検査をしたが、隣接する北茨城市では実施されなかったため、親から要望を受けた市が独自に検査。13年度は事故当時4歳以下の1184人が受け、甲状腺がんと診断された子どもはいなかった。

 14年度の対象は、18歳以下の計6151人(13年度に受けなかった4歳以下を含む)。このうち希望した3593人が受けた。その結果、異常なし1746人、経過観察1773人、要精密検査72人、至急要精密検査2人だった。このうち3人について医師と専門家で構成する「甲状腺超音波検査事業検討協議会」が甲状腺がんと診断。しかし、受けたとみられる放射線量や事故後の経過年数などから福島原発事故による放射線の影響とは考えにくいと判断した。

以上引用
apital.asahi.com/article/news/2015082600002.html


どうすると、放射線の影響じゃないって結論になるのか??

北茨城市の福島第一原発からの距離と汚染度を考えれば、チェルノブイリの比較からすると、ごく自然な成り行きですよね。



以下当ブログ過去記事より


石破茂自民党幹事長「福島第一原発後の野菜乳製品の出荷停止は間違いだった」100万ベクレル超えなのに。。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/10/19/7015122

国会議員の中で、2番目に東京電力の株を所有し、長女が東京電力社員の石破茂自民党幹事長の、スゴイ発言です。


以下引用


~「中央公論」2011年5月号より引用~


田原 さきほどホウレンソウの話が出ましたが、福島や北関東産の野菜、原乳の一部が出荷制限を受けました。この判断についてはどのようにお感じになりますか?


石破 結論を言えば、出荷停止は間違いだったと思います。人体に影響を与えるような汚染のレベルにはほど遠いのに、結果的にあの地域の農畜産業を全滅させかねない話になってしまった。

 二〇〇八年に発覚した「事故米」事件のとき、私は農水大臣でした。あのときは「ごくわずかでも人体に影響を与える可能性があるものは、全量焼却処分にする」と宣言して、事態を収めました。それをやったときの影響の範囲は限られていたんですね。しかし、今回はあまりにも対象が広く、影響は甚大。基準を少しでも超えたら全量出荷を止めるというのは、正しい判断ではなかったと思います。

以上引用

chuokoron.jp/2011/04/post_74_4.html



あの〜、経済産業省のデータで、2011 3/15の福島第一原発からの距離38kmと距離46kmで 葉物野菜100万ベクレル超えしているんですけど。。


これ、今の基準値の1万倍超えてますけど、出荷停止させない方が良かったんですか??
本当ですか??



以下過去ログから


遅ればせながらこの資料初見でした
http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110603019/20110603019-2.pdf


2011 3/13の時点で空間線量30マイクロシーベルト/時以上の地点が多数ありますね。



2011 3/15 17:58
福島第一原発からの距離38km
葉もの野菜
I-131 1,230,000 Bq/kg
cs137 109,000 Bq/kg

2011 3/15 18:21
葉もの野菜
福島第一原発からの距離46km
I-131 1,190,000 Bq/kg
cs137 169,000 Bq/kg


ということで、2011 3/15の福島第一原発からの距離38kmと距離46kmで
葉物野菜100万ベクレル超えしているわけです。

以上 過去ログから
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/09/29/6995998



こんな人が、自民党の資金を担い、原発を再稼働させようとしているわけです。

風評被害が、とか言ってるわけです。


月刊誌「食品と暮らしの安全」に放射能汚染による格付け
拡大図
http://tabemono.info/report/kakuduke_nihon3.html



以上引用

石破茂といえば、こんなのもありましたっけ。。

石破茂「戦争をするにあたって」発言
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2014/12/28/7526445



北茨城市は、チェルノブイリ基準で言えば、住んで良いかギリギリの場所です。

しかも、茨城県は、福島と違って、あまり対策も取っていない。

しかも、直後には葉もの野菜100万ベクレル超えだったわけで、甲状腺異常が半分になるのは当然です。



で、今回の北茨城市の結果については、リテラで詳しくやってます。

以下引用

小児甲状腺の検査はすでに4年前から福島県で実施されている。チェルノブイリ原発事故で子どもたちの甲状腺がんが急増したことから、福島でも調査する必要があるとの議論が起こり、「福島県県民健康調査」と称して、福島県と政府が連携するかたちで11年10月から始まった。
 今年5月、その「福島県県民健康調査」で甲状腺検査に関する中間とりまとめが以下のように報告された。
〈震災時福島県にお住まいで概ね18歳以下であった全県民を対象に実施し約30万人が受診、これまでに112人が甲状腺がんの「悪性ないし悪性疑い」と判定、このうち、99人が手術を受け、乳頭がん95人、低分化がん3人、良性結節1人という確定診断が得られている。[平成27年3月31日現在]〉
 ようするに、がんと確定診断された子どもは98人、単純計算で実に約3000人に1人が甲状腺がんであったというわけだ。これは驚くべき数字だった。

lite-ra.com/2015/08/post-1430.html


通常の発生率は50万人に1人



北茨城市の平成26年度調査の受診者は3593人だからだ。そのうちの3人ということは単純計算で1197人に1人という有病率。福島の5月中間とりまとめの3000人に1人よりも2.5倍の数字だ。
lite-ra.com/2015/08/post-1430_4.html


以上引用


今回の調査結果は、およそ半数が甲状腺に異常があるという結果ですよね。


被爆によって甲状腺に異常が起きるというのは、チェルノブイリで分かり切っていることです。

それを無視するとか、あり得ない。

甲状腺の異常で病気になりやすくなるのは確かです。

ただ、被爆二世の友人の話では、「数値は全て異常だけれど、自分なりに健康」と言ってました。

異常値=病気になる というわけでは無いらしいです。

被爆して、そもそも人間の仕組みが変わるのだと思います。


甲状腺癌が増えているのは、チェルノブイリでも明らかなのですが、ただ、甲状腺癌になったからといって、安直に抗がん剤を使用すると、もっと酷いことになる可能性があります。


放射能の癌化作用よりも、抗がん剤の癌化作用の方が遥かに大きいわけですから。


抗がん剤の癌化作用に関しては


メルファラン

1日平均投与量が0.0938mg/kgで半数が癌になってます。
なので、メルファランは、ナイトロジェンマスタードよりも、ほんのちょっと癌になりにくくなってますね


しかし、これにしても、1日平均投与量が0.0938mg/kgということは、体重50キロの人だと0.0938x50=4.69mgの投与で半数が癌になっていることになります。

抗がん剤に関する優れたサイトがありました。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2014/08/14/7414018

を参考に


子供達を甲状腺癌によって殺させないためには、彼らに、より汚染されていない場所への避難と、汚染されていない安全な食べ物を食べさせる必要があるのです。

それから、外出する際にマスクすることも重要です。
これだけでも、かなり違うと思います。

チェルノブイリの例に見られるように、それだけで、健康状態が劇的に改善されているのです。


癌も治ります。



福島県が、甲状腺治療の費用負担 およそ900人か?
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2015/06/24/



*重要*被爆食品を避け、生き残るための情報 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2015/04/05/7604804

福島第一原発事故で「世界が輸入禁止にしている日本の食品」 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/09/10/6977654


それから、放射性廃棄物を焼却するって、とんでもないことではないのですか??

原発は再臨界しないように冷やし続けているのに、放射性廃棄物は焼却って、そんな非科学的な。。




放水のために働いた隊員が、ぎりぎりの被爆しながら頑張った報告。

03/19 00:30~福島第一原発3号機に20分間放水活動を行った

20分間放水活動しただけですよ。

それで、各隊員の被爆量がいっぱいいっぱいになってるのを報告しているわけです

大量被ばくの恐怖の中福島第一原発で放水活動を行った隊員の会見 前半
https://www.youtube.com/watch?v=75xFm5mwCZA



忘れてませんか??


ちなみに、筆者が福島第一原発事故に関して、福島原発メルトダウンか??セシウム137確認 として周辺の人々に逃げるようにと投稿したのは、3月12日の14時41分です。

3月12日の14時というと、モニタリングを見ますと、最初の0.248の時ですね。
0.046から突然0.248に上がっています。
http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110603019/20110603019-2.pdf



当ブログは、柏崎刈羽原発事故の教訓から、311地震が起きた時、思いっきり注意深く見守っていたのです。
だからこそ、いち早く危険に気付くことが出来たのです。


テレビを見ていても駄目なのです。
NHKは、煙を吹いている柏崎刈羽原発の映像を映しながら、1時間、その事について一言も言及しなかったのですから。


その時、当ブログは、この国のマスコミは、国民の命を守るために働くことは無いのだと知りました。


福島出身のデザイナーの方が、帰郷された時、自宅の玄関前で、ガイガーカウンターを計ったら、普通に1マイクロシーベルト/時あり、側溝で計ったら、3マイクロシーベルト/時くらいあって、これ、大丈夫なのかな?と、当時言ってましたが、地元の人たちは、「NHKが大丈夫だと言ってるから、大丈夫でしょう。」という反応だったそうです。


テレビを見ていても駄目なことは、明らかです。
肝心なことは放映しませんから。


福島では、心臓に穴が空いた子供が生まれていると言います。


それでも、相変わらず食べて応援とか言ってます。

八百屋へ行くと、福島の野菜が普通に売られています。
チェルノブイリでは強制避難の地域でですよ。

それ、作って売る??


川内原発再稼働反対の報道はどこへ消えてしまったのでしょうか??

ちなみに東京新聞では、『降伏の化学』の宣伝が入った瞬間から報道がほとんど消えました。

新聞読む時は、スポンサーが誰かよく見ると良いと思います。
テレビもね。