サッカー日本代表 ハリルジャパン イラン戦分析2015/10/16 21:47

さて記事のアップが遅れました。
サッカーですが、アジア最強の一角イラン相手に押し込まれながらも、なんとか1-1のドロー。


今まで、ほとんど強い国とやっていませんでしたから、ようやく互角以上の相手と試合が出来たというところが○かと。


先発は、シリア戦から5人を入れ替え

     武藤
宇佐美  香川   本田
  長谷部    柴崎
米倉 森重 吉田 酒井高
     西川


あのー、イラン相手に、左サイドの守備がヤバ過ぎませんか??と思いましたが、案の定。
 

この試合、特に前半がいけてませんでしたが、穿った見方をすると、『あえて、このメンバーで、こういうサッカーをさせたのかな?』と。

というのも、後半は、修正されてましたので。


どういうこと??


シリア戦で、マスゴミのみなさんが、「選手間の距離が近くなって攻撃が機能しだした。
これが、日本のサッカーだ。」みたいなことをおっしゃっていました。

「ちょっと待て、そういう選手の連動サッカーは、強い相手には通用しませんぜ。って、ここ数年の代表の試合を見ててまだ分からんのかい。」と筆者は思ったわけですが。

この試合の前半も、日本は選手間の距離を縮めて連動サッカーをやろうとするも、弱点の左サイドの守備に1発のロングボールを蹴られて、再三のピンチを招いておりました。

おかげで、宇佐美は守備に走らされ、攻撃能力は全く発揮出来ず、守備より攻撃得意な米倉も、これまたダメで、チャンスらしいチャンスをほとんど作れませんでした。


岡田ジャパンの時から再三指摘されている、ピッチの幅を使えてない、片方に寄り過ぎる、中に寄り過ぎるサッカーは、強い相手とやると、逆サイドががら空きで、何度も決定的な場面を作られるということ。


サイドを制することが全く出来なかったわけです。


ハリルホジッチが就任した当初の日本代表って、こうじゃなかったですよね??

サイド使えてましたよね??



さて、日本は、最初こそ相手陣内に攻め込みますが、イランは、4-4-2でしっかり守備ブロック作って、日本のボランチの配給を潰しに来ましたよね。で、ボールを奪ったら、日本の左サイド深くへボールを供給して突破を計る。

これに対して、日本は、サイドバックが上がるところか、宇佐美や本田まで下がらざるを得ず、武藤が孤立する展開になりました。
攻撃が機能しなかったのは、当たり前です。


それでも、この試合、センターバックの2人(森重と吉田)は、頑張ってました。
まあ、吉田は、イージーミスでPKを献上するわけですけど、それ以外、失点しなかったのは、この2人が、相当跳ね返したからです。


で、どうすれば良かったのか?ですが。

筆者だったら、こうしますという実例を

4-3-3ですが、センターフォワードが下がった0トップで、ウイングがワイドに張る布陣です。


宇佐美       武藤
     本田
  香川     柴崎 
     長谷部
酒井高 森重 吉田 米倉
     西川

酒井と米倉は、位置を入れ替えます。
で、長谷部はアンカーに



もしくは、宇佐美ワントップで、こういう4-3-3

     宇佐美       
武藤        本田
  香川    柴崎 
     長谷部
酒井高 森重 吉田 米倉
     西川



後半、香川を外して清武を入れ、柴崎を前目にしたのは、清武と柴崎をインサイドハーフ気味に使う意図でしょう。
これで、ボランチに対するマークを外した。


     武藤
宇佐美       本田
  清武    柴崎
     長谷部
米倉 森重 吉田 酒井高
     西川


最後の方

     岡崎
原口   清武   武藤(南野)    
  長谷部   柏木
米倉 森重 吉田 丹羽
     西川


清武と柏木は、相手プレッシャーが緩くなったこともあってか、好印象でした。



ハリルホジッチが、「前半はダメだった」と言っていたのは、「日本代表の『俺たちのサッカー』は、強豪相手には通用しないよ。」という事な気がします。弱い相手には、それで良いかもしれませんが。。



この試合、テストとしては、様々な事が分かり、課題が浮き彫りになりました。



宇佐美
今のままだと、サイドでの先発は厳しい(良さが生きない)
4-3-3のウイングなら可能かもしれませんが。
先発なら、ワントップ、又は2トップが良さそう。
今のところ、スーパーサブがベターか。


武藤
ワントップとしての可能性は感じるが、現状は、先発ならサイドの方がベター
体幹が強いし、運動量もスピードもあるので重宝します。
後半から入れるなら、ワントップも有り

本田+酒井高
本田が中に入って、酒井が上がるのは良いが、その酒井からのクロスの質が著しく低かったため機能せず。
酒井高は、左サイドの方がクロスの質が高い気がします。

本田のゼロトップも考慮すべき時期に来ているかも。


香川
現状のチーム状態だと、強豪相手には、後半から入った方が機能しそうな気が。

多分、チーム全体の問題と思うが、香川が機能し切れていなかった。
特に、ボランチとサイドバックとの連携も見直した方が良いのかも。


米倉
今の守備力じゃ、まだこのレベルでは厳しいかなと思った前半。
がんがん攻撃して、相手の攻撃を封じるくらいの闘志が必要だった。
後半は頑張ってたので、もう少し頑張れば、いけるかも。


柴崎
今のレベルだと、ダブルボランチの一角として出場するのは厳しい。
インサイドハーフなら可能か
その場合、もっと、ゴール前へのスプリントも欲しい。

長谷部
長谷部が居ないと、現状かなりヤバい。
長谷部が怪我や年齢による衰えで力が出せなくなった時にどうするか?は、現実的に大きな課題。
特に遠藤航が、頑張る必要あり。

吉田
プレミアリーグの経験値によって対人能力は、かなりアップしている。ポカを無くせば。。

森重
頑張っていたが、再三滑っていた。
スパイクの問題なのか、身体のバランスなのか、どんなピッチでもきっちり出来るように準備して欲しい。

西川
マイボールになった時に、急ぐのか、ペースを落ち着かせるのか、明確な判断を。

清武
清武が出た時は、フリーキックは清武が蹴るべき。
最近、日本はフリーキックからの得点が極端に少ないので貴重な存在。

柏木
相手プレッシャーが緩くなってからの投入ということもあるが、やれていた。
ザックジャパン初期の頃よりかなり成長の跡を感じる。
今後も見てみたい。

原口
ドイツブンデスリーガを経験して明らかにたくましくなっている。
運動量や守備力もアップしているので、後半からというより先発向き。

岡崎
様々な意味で、もはや無くてはならない存在。

丹羽
闘志あふれるプレーは見せていた。

南野
出場時間が短過ぎて、判断不能も、もっと見たかった。先発でも良かったと思う。
この年代の選手達が、どんどん代表の試合に出てくるようじゃないと未来は暗い。

ロシアワールドカップでは、24歳以下が最低三分の一居ないとマズい。

その候補達は、しっかり準備し、又監督はピックアップすべき。




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