懸念の空母ロナルドレーガンによる米韓連合海上機動訓練に中国・ロシアも参加へ。ウィーンでは、シリア問題解決のため17カ国+EU+国連による会議 ― 2015/10/31 16:43
懸念の米国の原子力空母ロナルド・レーガンですが、こんなニュースが入ってきました。
以下引用
米空母レーガン号に中国・ロシア艦艇まで南海集結=韓国
中央日報日本語版 10月30日(金)8時42分配信
28日、米国の原子力航空母艦ロナルド・レーガン号が東海(トンヘ、日本海)海上で実施された韓・米連合海上機動訓練に参加して機動している。(写真=海軍)
米国の原子力航空母艦ロナルド・レーガン号が28日、東海(トンヘ、日本海)海上で実施された韓・米連合海上機動訓練に参加して機動している。長さ332.85メートルのロナルド・レーガン号はF-18ホーネット戦闘機やE-2C空中早期警報機など80機余りの航空機を搭載することができる。訓練を終えたロナルド・レーガン号ら米国空母戦団は補給のために30日に釜山(プサン)海軍基地を訪れる。同日、中国の海軍訓練生が搭乗して巡航訓練中である鄭和号が鎮海(チンヘ)基地を訪問する。また、来月1日にロシア海軍艦艇4隻が釜山港入港を希望しており、米・中・露3カ国の海軍艦艇が同時に韓国の南海(ナムヘ)に姿を見せることになる。
以上引用
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000003-cnippou-kr
なんかスゴイ展開になってきましたね。
新ベンチャー革命さんに出てますが
親・米国戦争屋の似非右翼・ネトウヨに等しい安倍首相がいくら対中・対露挑発しても、自衛隊幹部は水面下で中露の軍幹部と情報交流を持続させて欲しい!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35388037.html
これ、米国戦争屋による偽旗作戦を防ぐための、各国の協調体制という意味合いもあるかもしれません。
11月3日に米国デフォルト危機を控えているタイミングなので、連中はいかにも何かを起こしそうなわけです。
各国が強調してそれ(米国戦争屋による偽旗作戦)を防ぐ体制。
このタイミングで、シリア問題を巡ってウィーンで関係17カ国+EU+国連の会議をやっているみたいですから。
以下引用
シリア問題を巡って、ウィーンで関係国が集まって会議が行われた。
中略
いくつかのメディアが「agree to disagree」と見出しを立てていたけど、合意できないことがはっきりした、という状況。
しかし、私が思うに、これってもうこの会議が開かれたことが既にして、新しいフェーズに突入したというべき事態ではなかろうか?
だって、今までならこのあたりの問題は、ワシントンがどういうか、ワシントンが決めたことをみんなが従うという、いわゆるワシントンコンセンサスがデフォルト設定だったわけですよ。
ところが、現在ウィーンで行われていることは、関係国が集まって、合意できないことに合意できた、これは最初のステップとして上々です、みたいな外交的なやり方なわけです。
外交が戻ってきた! ということ。これはすなわち、一極支配なる妄想が粉砕されたという記念碑的出来事ではあるまいか? ウィーン会議2015、試験に出るようになるかもですね(笑)。
■ 出席者リスト
出席国は、17カ国+国連&EU。
17カ国は、
順不同で、
イタリア、イギリス、ドイツ、フランス
トルコ、レバノン、イラン、ヨルダン、サウジアラビア、イラク、エジプト、カタール、UAE、オマーン
ロシア、アメリカ、中国
だそう。
以上引用
http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/b713edade0f30581dae81222a550cef2
そういえば、シリア問題会議でイスラエルが呼ばれてませんね。。
こりゃ、シオニストネオコンによる戦争勃発その他による偽旗作戦を防ぐ会議も兼ねてますね。
いずれにしても、米国一極支配は、ほぼ終わりが見えてきました。
TPP・TTIPのような、米国一極主導の経済体制も破綻するはずです。
戦争起こさないような体制作りが大変ですが。。
戦争屋の封じ込めは、世界各国の課題でしょう。
以下引用
米空母レーガン号に中国・ロシア艦艇まで南海集結=韓国
中央日報日本語版 10月30日(金)8時42分配信
28日、米国の原子力航空母艦ロナルド・レーガン号が東海(トンヘ、日本海)海上で実施された韓・米連合海上機動訓練に参加して機動している。(写真=海軍)
米国の原子力航空母艦ロナルド・レーガン号が28日、東海(トンヘ、日本海)海上で実施された韓・米連合海上機動訓練に参加して機動している。長さ332.85メートルのロナルド・レーガン号はF-18ホーネット戦闘機やE-2C空中早期警報機など80機余りの航空機を搭載することができる。訓練を終えたロナルド・レーガン号ら米国空母戦団は補給のために30日に釜山(プサン)海軍基地を訪れる。同日、中国の海軍訓練生が搭乗して巡航訓練中である鄭和号が鎮海(チンヘ)基地を訪問する。また、来月1日にロシア海軍艦艇4隻が釜山港入港を希望しており、米・中・露3カ国の海軍艦艇が同時に韓国の南海(ナムヘ)に姿を見せることになる。
以上引用
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000003-cnippou-kr
なんかスゴイ展開になってきましたね。
新ベンチャー革命さんに出てますが
親・米国戦争屋の似非右翼・ネトウヨに等しい安倍首相がいくら対中・対露挑発しても、自衛隊幹部は水面下で中露の軍幹部と情報交流を持続させて欲しい!
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35388037.html
これ、米国戦争屋による偽旗作戦を防ぐための、各国の協調体制という意味合いもあるかもしれません。
11月3日に米国デフォルト危機を控えているタイミングなので、連中はいかにも何かを起こしそうなわけです。
各国が強調してそれ(米国戦争屋による偽旗作戦)を防ぐ体制。
このタイミングで、シリア問題を巡ってウィーンで関係17カ国+EU+国連の会議をやっているみたいですから。
以下引用
シリア問題を巡って、ウィーンで関係国が集まって会議が行われた。
中略
いくつかのメディアが「agree to disagree」と見出しを立てていたけど、合意できないことがはっきりした、という状況。
しかし、私が思うに、これってもうこの会議が開かれたことが既にして、新しいフェーズに突入したというべき事態ではなかろうか?
だって、今までならこのあたりの問題は、ワシントンがどういうか、ワシントンが決めたことをみんなが従うという、いわゆるワシントンコンセンサスがデフォルト設定だったわけですよ。
ところが、現在ウィーンで行われていることは、関係国が集まって、合意できないことに合意できた、これは最初のステップとして上々です、みたいな外交的なやり方なわけです。
外交が戻ってきた! ということ。これはすなわち、一極支配なる妄想が粉砕されたという記念碑的出来事ではあるまいか? ウィーン会議2015、試験に出るようになるかもですね(笑)。
■ 出席者リスト
出席国は、17カ国+国連&EU。
17カ国は、
順不同で、
イタリア、イギリス、ドイツ、フランス
トルコ、レバノン、イラン、ヨルダン、サウジアラビア、イラク、エジプト、カタール、UAE、オマーン
ロシア、アメリカ、中国
だそう。
以上引用
http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/b713edade0f30581dae81222a550cef2
そういえば、シリア問題会議でイスラエルが呼ばれてませんね。。
こりゃ、シオニストネオコンによる戦争勃発その他による偽旗作戦を防ぐ会議も兼ねてますね。
いずれにしても、米国一極支配は、ほぼ終わりが見えてきました。
TPP・TTIPのような、米国一極主導の経済体制も破綻するはずです。
戦争起こさないような体制作りが大変ですが。。
戦争屋の封じ込めは、世界各国の課題でしょう。
ロシアの旅客機がエジプトで墜落 乗員7人、乗客217人 ― 2015/10/31 19:47
ロシアの旅客機がエジプトで墜落だそうです。
以下引用
シナイ半島中央部で墜落したロシア機の残骸の下から生還者の声が聞こえている。事故現場の治安機関当局者の情報としてロイター通信が伝えた。
「救助隊は客室への侵入を試みている。声が聞こえている。生還者を見つけたい」とのこと。
先にエジプト民間航空省はロシア機墜落に関する最初の公式声明を出した。それによれば、KGL9268便のA-320機は土曜朝5時51分(モスクワ時6時51分)シャルム・エル・シェイクを出てサンクトペテルブルクに向かったが、離陸23分後、レーダーから消失。乗員7人、乗客217人が乗っていた。
シナイ地方当局は先に、墜落現場はシナイ中央部、エル・カンタルとエル・ラクシムの間、エル・カズネに近い山間部である、と発表している。
以上引用
jp.sputniknews.com/incidents/20151031/1103514.html#ixzz3q8lfQNaJ
メディア報道:レーダーから消失したロシア機の残骸、エジプトで発見
jp.sputniknews.com/incidents/20151031/1102658.html#ixzz3q8lJMzLX
ロシア機がエジプトで墜落ですか。。
このタイミングですし、
ロシアとエジプトの関係を考えると、
またまた米国戦争屋の謀略な匂いがしますね。。
以下引用
シナイ半島中央部で墜落したロシア機の残骸の下から生還者の声が聞こえている。事故現場の治安機関当局者の情報としてロイター通信が伝えた。
「救助隊は客室への侵入を試みている。声が聞こえている。生還者を見つけたい」とのこと。
先にエジプト民間航空省はロシア機墜落に関する最初の公式声明を出した。それによれば、KGL9268便のA-320機は土曜朝5時51分(モスクワ時6時51分)シャルム・エル・シェイクを出てサンクトペテルブルクに向かったが、離陸23分後、レーダーから消失。乗員7人、乗客217人が乗っていた。
シナイ地方当局は先に、墜落現場はシナイ中央部、エル・カンタルとエル・ラクシムの間、エル・カズネに近い山間部である、と発表している。
以上引用
jp.sputniknews.com/incidents/20151031/1103514.html#ixzz3q8lfQNaJ
メディア報道:レーダーから消失したロシア機の残骸、エジプトで発見
jp.sputniknews.com/incidents/20151031/1102658.html#ixzz3q8lJMzLX
ロシア機がエジプトで墜落ですか。。
このタイミングですし、
ロシアとエジプトの関係を考えると、
またまた米国戦争屋の謀略な匂いがしますね。。
『米朝平和条約』と『日露平和条約』と『日米平和条約』で世界は変わる。 ― 2015/10/31 23:12
スプートニクに重要な記事が沢山出ていてますが、こんな記事が出ていました。
以下引用
米政府にとって南北朝鮮は東アジアにおけるゲームの単なる駒
オピニオン
2015年10月30日 21:12
国連総会で,朝鮮民主主義人民共和国のリ・スヨン外相が演説し、米国に対し、1953年の朝鮮戦争終結後締結され現在効力を持っている停戦協定の代わりに、平和条約を結ぶよう求めた。
北朝鮮は、こうした提案の根拠として、平和条約のみが、南北朝鮮の対立に終止符を打つことができる事を挙げている。そのさい北当局は、韓国と言うよりむしろ米国に対し、それをアピールしているが、これは何も驚くに値しない。米国は、戦争では、南側に立った基本的な参加者だったからだ。停戦協定に調印したのは、韓国ではなく、まさに米国だった。しかし米国は、北朝鮮との平和条約締結を望んではいない。
ラジオ・スプートニク記者は、ロシア科学アカデミー極東研究所コリア・プログラムのリーダー、アレクサンドル・ジョビン主任に意見を聞いた-
「米国は、朝鮮戦争が残した結果に対する、倫理的な、そして当然ながら物質的な責任を自ら負うことを全く望んでいない。米政府は、米国は国として朝鮮戦争には参加しなかったと主張している。米国の将軍は、国連代表として、停戦協定に署名したというわけだ。韓国側が、1953年の停戦協定への署名を拒否したことはよく知られている。当時韓国大統領であったイ・スンマン氏は、勝利するまで戦いを続けると強硬に主張し、米国の圧力のもとでさえ、停戦に合意しなかった。他でもないこうした状況により、北朝鮮は具体的に米国との間で、交渉することになったのだ。北朝鮮は、現存する停戦文書を変更できるのは、それに調印したものだとみなしている。」
米国は、北朝鮮との間で平和条約を結ぶことができない、もう一つの理由としてしばしば、北当局が核ミサイル兵器製造放棄に関する国際的義務を果たしていないことを挙げている。
ジョビン主任は「これは人類全体にとって重大な問題だが、東アジアにおける米国の政策の目的は、問題解決につながるものではない」と指摘し、次のように続けた-
「米政府にとって見れば、この問題を調整する必要はない。様々な口実のもと、米国は東アジアに、北朝鮮の脅威に対抗するミサイル防衛システムを展開するプランを正当化するために、問題を残したままにしている。しかし、アジア太平洋地域における対ミサイル防衛システム構築が、まず第一に、中国そしてさらにロシアを念頭においていることは、明白だ。なぜなら、もし明日にでも北朝鮮当局が、米韓の要求をすべて受け入れて、核兵器やミサイルを引き渡したなら、オバマ大統領は、納税者のお金はどこへ行くのか、それを国民や議会に、そしてロシアや中国に、どう説明できるだろうか? そもそも何のために対ミサイル防衛システムがアジア太平洋地域に必要なのか、大統領は説明できるだろうか? それゆえ米国は、北朝鮮を、この地域における悪者のままにしておき、そのおかげで対ロシア及び中国国境地区に沿って、米軍部隊を駐留できるというわけだ。
米国にとって北朝鮮は、外交関係さえ持つべきではない、具体的な悪である。一方南朝鮮、韓国は、反対に戦略的パートナ=である。このように南北朝鮮のステータスは違っているが、米国がアジア太平洋地域における中国抑え込みを目指す地政学的ゲームにという盤上では、北も南も同じただの駒に過ぎないのである。」
以上引用
jp.sputniknews.com/opinion/20151030/1099984.html#ixzz3q8RhfT00
的確な分析ですよね。
これ読むと、悪いのは北朝鮮ではなく米国なのがはっきりします。
北朝鮮は平和条約締結を望んでいるのですから。
平和条約締結を望んでいる国を『悪の枢軸だ!』と叫んでみても、全く説得力がありませんよね。
本当に平和を構築したいのであれば、平和条約結べば良いのです。
シンプルな話です。
自分が大量破壊兵器である核爆弾を沢山所持しているのに、相手が核の交渉しないから平和条約結べないというのは、一体どういう理屈なのでしょうか?
同じ土俵に立てば、北朝鮮が核の開発を完全に止めるのであれば、米国も完全に止めないと理屈が立ちませんよね。
両方とも国連に認められた国家主権のある独立国なのですから、当然の交渉です。
で、オバマとキッシンジャーは、「核無き世界」と言ったわけですから、北朝鮮の核開発停止の替わりに米国の核を無くすのが本筋ですよね。
中国のプレゼンスが強化された今日では、北朝鮮が核戦争を起こすというシナリオは、ナンセンス極まりないです。
そんなの中国が許さないでしょう。
北朝鮮と南朝鮮(韓国)が軍事対立しているために、韓国では徴兵制があり、韓国の全国民は青春を奪われているのです。
そして徴兵された人達は、理由も分からずに、日々他国のハッキングをしているそうです。
この時代に、ほぼ全国民の徴兵の義務があり、国家のよく分からない目的のために働かされているんですよ。あり得ますか??
それを韓国の財閥や米国は利用して利益を上げているわけですが、韓国国民にしてみたら、超絶なる迷惑以外の何者でも無いでしょう。
それは、日本も同じです。
表向きは北朝鮮に対するハッキングということになっていますが、
当然のことながら日本も重要なターゲットだったりするわけで、ようするに、米国の戦略ゲームのために、日本国民も韓国国民も北朝鮮国民も犠牲になっているわけです。
この状況を変えるためには、米朝平和条約が必要なのです。
アメリカと北朝鮮が平和条約を結んだら、韓国と北朝鮮が対立する必然性が完全に無くなります。
つまり、米国が東アジアに留まる必然性も無くなります。
米朝平和条約が結ばれれば、日本も韓国も北朝鮮も皆、奪われるものが減って、互いの利益を生み出すことが出来るようになるはずです。
本当のところを言えば、米国は軍事費に巨額の予算を奪われており、平和条約結んだ方が得なのです。
米国は、「世界は全て俺のもの」という全能感に浸ってしまい、間違った政策をしていたのです。
だから、こんなデフォルト寸前の破綻国家になってしまったというわけです。
要するに、米国は手を広げ過ぎて借金まみれになり倒産寸前の会社みたいなものです。
再編するにしても、世界中に軍隊を派遣するのではなく、自国を守る程度に縮小しないと、最早機能しないはずです。
そして日露平和条約も結びましょう
ロシアが言っているのは、米国がロシア侵略を狙っている(ウォルフォウィッツドクトリン)状態で、クリル諸島(日本の北方領土)を返還するのは、自殺行為に等しいということです。
ロシアの身になってみれば分かります。
エリツィンの時代にロシアはオリガルヒ達によって資産を奪われ大変な事態になりました。
それはロシア国民にとっての悲劇だったわけで、そのような過ちは二度と繰り替えさないためにも、日本が米国の植民地である状態では、北方領土は返還出来ないのです。
これが筆者が理解出来たことです。
考えてみれば当たり前の話なのです。
では、どうするか?
まず、北方領土返還の話は棚上げして、ロシアと平和条約を結べば良いのです。
国境の不確定地域があるからといって平和条約が結べないというわけではありません。
日中平和条約では、係争地は棚上げされたわけですし。
日露平和条約と、米朝平和条約が締結されれば、極東の状況は完全に変わるはずです。
その後で、日本が米国の植民地から離脱する独立国家の友好国となれば、ロシアにとってクリル諸島返還は脅威では無くなるので、日本は北方領土の返還交渉が可能になるはずです。
日露平和条約と日中平和条約があれば、あと日米平和条約があれば充分日本の生存権は確保出来るはずです。
次期米大頭領共和党有力候補のトランプ氏は、「日米安保条約は必要無い」と現実に言っているわけですから、『日米安保条約』ではなく、『日米平和条約』にした上で日本の安全保障を考える必要があるのは当然なのです。
そもそも、日米安保条約で、日本がどこかの国と交戦した際に米国が日本を守るというのは、幻想です。
条約上は、米国が日本を守ることになっていますが、米国では、参戦する際に必ず議会にかけなければならない事になっており、『米国が日本を守るために参戦するという議決』を得る可能性は少ないことを日本国民全員が理解すべきなのです。
日米安保条約は、日本が日露戦争の借金を返し終えるまでは、それなりになんとか機能していた部分もあったでしょうが、返し終えてからは、特に米ソ冷戦が完全に終わってからは、カツアゲされるために存在していると言っても言い過ぎではないのですから。
その上、憲法9条を変えて日本が参戦出来るようになったら、戦争になった場合、米国は議会で参戦しないように出来るけど、日本は参戦しなきゃならないみたいな最悪の条約になってしまう可能性が高いというのも知っておく必要があると思います。
憲法違反の安保法制でさえ、事態はギリギリなのです。
『米朝平和条約』と『日露平和条約』を締結すれば、米国が思い浮かぶ仮想敵を無くすことが可能なわけで、東アジアは、普通に人々に役立つ経済協力でウイン・ウインの関係を築く第一歩になると思いますよ。
以下引用
米政府にとって南北朝鮮は東アジアにおけるゲームの単なる駒
オピニオン
2015年10月30日 21:12
国連総会で,朝鮮民主主義人民共和国のリ・スヨン外相が演説し、米国に対し、1953年の朝鮮戦争終結後締結され現在効力を持っている停戦協定の代わりに、平和条約を結ぶよう求めた。
北朝鮮は、こうした提案の根拠として、平和条約のみが、南北朝鮮の対立に終止符を打つことができる事を挙げている。そのさい北当局は、韓国と言うよりむしろ米国に対し、それをアピールしているが、これは何も驚くに値しない。米国は、戦争では、南側に立った基本的な参加者だったからだ。停戦協定に調印したのは、韓国ではなく、まさに米国だった。しかし米国は、北朝鮮との平和条約締結を望んではいない。
ラジオ・スプートニク記者は、ロシア科学アカデミー極東研究所コリア・プログラムのリーダー、アレクサンドル・ジョビン主任に意見を聞いた-
「米国は、朝鮮戦争が残した結果に対する、倫理的な、そして当然ながら物質的な責任を自ら負うことを全く望んでいない。米政府は、米国は国として朝鮮戦争には参加しなかったと主張している。米国の将軍は、国連代表として、停戦協定に署名したというわけだ。韓国側が、1953年の停戦協定への署名を拒否したことはよく知られている。当時韓国大統領であったイ・スンマン氏は、勝利するまで戦いを続けると強硬に主張し、米国の圧力のもとでさえ、停戦に合意しなかった。他でもないこうした状況により、北朝鮮は具体的に米国との間で、交渉することになったのだ。北朝鮮は、現存する停戦文書を変更できるのは、それに調印したものだとみなしている。」
米国は、北朝鮮との間で平和条約を結ぶことができない、もう一つの理由としてしばしば、北当局が核ミサイル兵器製造放棄に関する国際的義務を果たしていないことを挙げている。
ジョビン主任は「これは人類全体にとって重大な問題だが、東アジアにおける米国の政策の目的は、問題解決につながるものではない」と指摘し、次のように続けた-
「米政府にとって見れば、この問題を調整する必要はない。様々な口実のもと、米国は東アジアに、北朝鮮の脅威に対抗するミサイル防衛システムを展開するプランを正当化するために、問題を残したままにしている。しかし、アジア太平洋地域における対ミサイル防衛システム構築が、まず第一に、中国そしてさらにロシアを念頭においていることは、明白だ。なぜなら、もし明日にでも北朝鮮当局が、米韓の要求をすべて受け入れて、核兵器やミサイルを引き渡したなら、オバマ大統領は、納税者のお金はどこへ行くのか、それを国民や議会に、そしてロシアや中国に、どう説明できるだろうか? そもそも何のために対ミサイル防衛システムがアジア太平洋地域に必要なのか、大統領は説明できるだろうか? それゆえ米国は、北朝鮮を、この地域における悪者のままにしておき、そのおかげで対ロシア及び中国国境地区に沿って、米軍部隊を駐留できるというわけだ。
米国にとって北朝鮮は、外交関係さえ持つべきではない、具体的な悪である。一方南朝鮮、韓国は、反対に戦略的パートナ=である。このように南北朝鮮のステータスは違っているが、米国がアジア太平洋地域における中国抑え込みを目指す地政学的ゲームにという盤上では、北も南も同じただの駒に過ぎないのである。」
以上引用
jp.sputniknews.com/opinion/20151030/1099984.html#ixzz3q8RhfT00
的確な分析ですよね。
これ読むと、悪いのは北朝鮮ではなく米国なのがはっきりします。
北朝鮮は平和条約締結を望んでいるのですから。
平和条約締結を望んでいる国を『悪の枢軸だ!』と叫んでみても、全く説得力がありませんよね。
本当に平和を構築したいのであれば、平和条約結べば良いのです。
シンプルな話です。
自分が大量破壊兵器である核爆弾を沢山所持しているのに、相手が核の交渉しないから平和条約結べないというのは、一体どういう理屈なのでしょうか?
同じ土俵に立てば、北朝鮮が核の開発を完全に止めるのであれば、米国も完全に止めないと理屈が立ちませんよね。
両方とも国連に認められた国家主権のある独立国なのですから、当然の交渉です。
で、オバマとキッシンジャーは、「核無き世界」と言ったわけですから、北朝鮮の核開発停止の替わりに米国の核を無くすのが本筋ですよね。
中国のプレゼンスが強化された今日では、北朝鮮が核戦争を起こすというシナリオは、ナンセンス極まりないです。
そんなの中国が許さないでしょう。
北朝鮮と南朝鮮(韓国)が軍事対立しているために、韓国では徴兵制があり、韓国の全国民は青春を奪われているのです。
そして徴兵された人達は、理由も分からずに、日々他国のハッキングをしているそうです。
この時代に、ほぼ全国民の徴兵の義務があり、国家のよく分からない目的のために働かされているんですよ。あり得ますか??
それを韓国の財閥や米国は利用して利益を上げているわけですが、韓国国民にしてみたら、超絶なる迷惑以外の何者でも無いでしょう。
それは、日本も同じです。
表向きは北朝鮮に対するハッキングということになっていますが、
当然のことながら日本も重要なターゲットだったりするわけで、ようするに、米国の戦略ゲームのために、日本国民も韓国国民も北朝鮮国民も犠牲になっているわけです。
この状況を変えるためには、米朝平和条約が必要なのです。
アメリカと北朝鮮が平和条約を結んだら、韓国と北朝鮮が対立する必然性が完全に無くなります。
つまり、米国が東アジアに留まる必然性も無くなります。
米朝平和条約が結ばれれば、日本も韓国も北朝鮮も皆、奪われるものが減って、互いの利益を生み出すことが出来るようになるはずです。
本当のところを言えば、米国は軍事費に巨額の予算を奪われており、平和条約結んだ方が得なのです。
米国は、「世界は全て俺のもの」という全能感に浸ってしまい、間違った政策をしていたのです。
だから、こんなデフォルト寸前の破綻国家になってしまったというわけです。
要するに、米国は手を広げ過ぎて借金まみれになり倒産寸前の会社みたいなものです。
再編するにしても、世界中に軍隊を派遣するのではなく、自国を守る程度に縮小しないと、最早機能しないはずです。
そして日露平和条約も結びましょう
ロシアが言っているのは、米国がロシア侵略を狙っている(ウォルフォウィッツドクトリン)状態で、クリル諸島(日本の北方領土)を返還するのは、自殺行為に等しいということです。
ロシアの身になってみれば分かります。
エリツィンの時代にロシアはオリガルヒ達によって資産を奪われ大変な事態になりました。
それはロシア国民にとっての悲劇だったわけで、そのような過ちは二度と繰り替えさないためにも、日本が米国の植民地である状態では、北方領土は返還出来ないのです。
これが筆者が理解出来たことです。
考えてみれば当たり前の話なのです。
では、どうするか?
まず、北方領土返還の話は棚上げして、ロシアと平和条約を結べば良いのです。
国境の不確定地域があるからといって平和条約が結べないというわけではありません。
日中平和条約では、係争地は棚上げされたわけですし。
日露平和条約と、米朝平和条約が締結されれば、極東の状況は完全に変わるはずです。
その後で、日本が米国の植民地から離脱する独立国家の友好国となれば、ロシアにとってクリル諸島返還は脅威では無くなるので、日本は北方領土の返還交渉が可能になるはずです。
日露平和条約と日中平和条約があれば、あと日米平和条約があれば充分日本の生存権は確保出来るはずです。
次期米大頭領共和党有力候補のトランプ氏は、「日米安保条約は必要無い」と現実に言っているわけですから、『日米安保条約』ではなく、『日米平和条約』にした上で日本の安全保障を考える必要があるのは当然なのです。
そもそも、日米安保条約で、日本がどこかの国と交戦した際に米国が日本を守るというのは、幻想です。
条約上は、米国が日本を守ることになっていますが、米国では、参戦する際に必ず議会にかけなければならない事になっており、『米国が日本を守るために参戦するという議決』を得る可能性は少ないことを日本国民全員が理解すべきなのです。
日米安保条約は、日本が日露戦争の借金を返し終えるまでは、それなりになんとか機能していた部分もあったでしょうが、返し終えてからは、特に米ソ冷戦が完全に終わってからは、カツアゲされるために存在していると言っても言い過ぎではないのですから。
その上、憲法9条を変えて日本が参戦出来るようになったら、戦争になった場合、米国は議会で参戦しないように出来るけど、日本は参戦しなきゃならないみたいな最悪の条約になってしまう可能性が高いというのも知っておく必要があると思います。
憲法違反の安保法制でさえ、事態はギリギリなのです。
『米朝平和条約』と『日露平和条約』を締結すれば、米国が思い浮かぶ仮想敵を無くすことが可能なわけで、東アジアは、普通に人々に役立つ経済協力でウイン・ウインの関係を築く第一歩になると思いますよ。
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