「うつ病」は薬を売るための病名 SSRIやSNRIは覚せい剤類似薬なので安易な処方は危険です2016/06/21 16:56

筆者が10年以上言い続けてきたことなのだが、これ、日本人全員読んだ方が良いと思いますよ。


2016年06月19日(日) 週刊現代 「うつ病」は薬を売るための病名だった!? 実は投薬のほとんどが無意味だと医者は知っている
gendai.ismedia.jp/articles/-/48911


要約すると

うつ病の人は、抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)のルボックス(デプロメール)が認可された1999年を境に急増

製薬業界はSSRIを売るために、うつ病啓発キャンペーンを大々的に展開

『うつ病は心の風邪』という言葉が流行
本来は病気とは言えないような人もうつ病と認定され、薬を処方されるようになった

96年には43万人程度だった日本のうつ病患者は、わずか12年のうちに100万人を超えるようになった。


製薬会社のキャンペーンにより、抗うつ剤の市場規模は'98年の145億円から'10年の1100億円まで、実に7倍以上も増加

「やる気が出ない、だるいからといって安易に精神科や心療内科に行くのはやめたほうがいい。医者にかかって、『うつ病だからこの薬を飲みなさい』と言われた瞬間に、ただ悩みがあっただけの健康な人が病人にされてしまうのです。

SSRIは心の安定に関わるセロトニンの再吸収に作用する薬で、脳内の環境を変えてしまいます。病気でもないのに、そんな薬を飲んでよいわけがありません」



認知症の患者に抗うつ剤を処方すると歩行困難や寝たきりになるケースが多い。

「認知症の人は、脳の状態が非常にデリケートです。薬の量が少し多いだけでもダメージが大きくなります。症状が悪化すると、医者がパニックになり、もっと強い抗うつ剤を出す。すると症状がさらに悪化し、二度と改善しないほど深刻化することになる」(河野氏)


以上 要約引用

全文は
gendai.ismedia.jp/articles/-/48911


以下は、覚せい剤の問題点と覚せい剤類似薬であるSSRIの問題点をわかりやすくまとめた当ブログの過去記事より引用


覚醒剤の何が問題なのか?
それは覚醒剤がアクセル系物質(覚醒系物質)を流す構造に原因がある。


覚醒剤は、アクセル系物質(ドーパミンなど)が再吸収される穴を塞ぐことによって一時的にドーパミンなどを脳内に溢れさせる。
この状態が『やる気があって幸せいっぱいな状態』なわけだ。


では、その後『やる気があって幸せいっぱいな状態』はどうなるのか??

覚醒剤は再吸収する穴を塞ぐことによってアクセル系物質を次のシナプスに流していたので、それらが流れてしまって無くなっていくと、本来再吸収されるはずだった3分の2のアクセル系物質はリサイクルされないのだ。


つまりそのままではやる気や幸せ感がリサイクルしていかなくなってしまうのである。

貯めていたダムの水を放水してしまった後の状態を考えると分りやすいだろう。
一時的にダムの水を放水させれば下流は潤うがダムの水は無くなる。

覚醒剤の使用の後では、やる気や幸せの貯水池にはちょろちょろとしか水は流れていない。


あるいは、コンクリート舗装と川や地下水の関係に喩えた方がいいかもしれない。

降った雨を舗装された排水溝を使って川に流せば、川の水は一気に増える。
ところが、当然のことながら、地面にしみ込んで地下水になるはずの水や、森林を育て生態系をカタチ創るはずの水までも流していってしまうので、水を溜め込み、生物を育み、川の水を濾過する決定的な環境すらをも奪っていってしまうわけだ。

だから、覚醒剤中毒になった人は、干上がりかけたどぶ川のようになってしまうのだ。

これを元の美しい森と川に再生するためには膨大な努力が必要であるのは言うまでもないだろう。

これが、覚醒剤使用における問題点の本質だろう。



ではSSRI型抗鬱剤の場合はどうだろうか?

仕組みは覚醒剤と同じで、セロトニンが再吸収される穴を塞ぐことによって一時的に脳内にセロトニンを溢れさせることが出来るのだ。
セロトニンが脳に溢れると落ち着きが増し、自信に溢れるようになる。


しかしながら、このクスリの場合も覚醒剤と同じように再吸収のための穴を塞いでしまうので、その時はセロトニンが溢れるかもしれないが、クスリが切れると通常ならリサイクルにまわるはずのセロトニンがリサイクルされないまま流れてしまったわけで、セロトニンが少ない状態になってしまうはずである。


前にも述べたように、セロトニンが少ない状態というのは、ブレーキが壊れた状態と同じような状態である。

このような状態で何らかのストレスにさらされて、アクセル系の物質が大量に流れこんだとき、それ(訳の分らない殺人や自殺)は起きるのではないだろうか?


このことは、覚醒剤の取り締まりに対して厳格な国(その仕組みが分っている国)であるならば、当然真っ先に考えてよいはずの問題であると考えられる。

なぜならば、それはクスリの作用の本質がもたらす問題だからだ。
そんなものは人体実験などしなくとも、論理的に無理だということが直ぐに分るようなことなのだ。


しかし、本質的に無理なクスリが、なぜか認可を受けベストセラーになる。



これ、アメリカで最初に認可されたのは、パパブッシュの時なのです。

筆者の推計によると、これらの覚醒剤類似薬によって、年間2万人くらいの人が、自殺しているのではないかと思っています。
それは、自殺者のグラフを見ていて思ったことです。
これらの覚醒剤類似薬がアメリカで認可される以前と比較すると、それだけ自殺者が増えているということです。