ドイツでTTIP反対デモ16万人以上 主催者発表で32万人2016/09/19 21:14

こんなニュースが出ています。

以下引用

【9月18日 AFP】ドイツの主要7都市で17日、米国と欧州連合(EU)が締結を目指している「環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)」への抗議デモが行われ、計16万人以上が参加した。

中略

7都市のデモ参加者総数について一部の主催者は32万人と発表しているが、警察発表は16万3000人から18万8000人の間としている

以上引用 以下全文は
afpbb.com/articles/-/3101333

首都ベルリンでは、7万人以上がデモに参加したそうです。

17.09.2016, 11:04
IN BERLIN
70.000 protestieren gegen Ceta und TTIP
morgenpost.de/berlin/article208255577/70-000-protestieren-gegen-Ceta-und-TTIP.html


何しろ、先日世界の遺伝子組み換え食料を牛耳っているモンサント社が、ドイツのバイエル社と合併しましたので、ドイツ国民の反対の声は、特に大きいものと思われます。

ナチスの中核企業だったバイエル社が、遺伝子組み換え食料支配の根幹企業であるモンサントを買収 ― 2016/09/15 17:44
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/09/15/8190534


ちなみに、欧州では、デモだけでなく、ストライキ権を行使することで、人々は、自分たちの権利を守っています。

デモは、あくまでも、存在を見せつけるためのデモンストレーションです。
実力行使は、ストライキですので、念のため。

日本では、ストライキをしなくなってから、どんどん人々の権利が奪われていったように思います。


イランラジオには、以下のような記事が出ていました。

以下引用

アメリカによるアジアや欧州との自由貿易協定の目的は各国の独立に対するクーデター

アメリカの政治評論家である、スティーブン・レンドマン氏が、アジアやヨーロッパ諸国とのアメリカの自由貿易協定は、アメリカの大手企業による各国の独立に対するクーデターであるとしました。

レンドマン氏は18日日曜、プレスTVのインタビューで、アメリカとヨーロッパとの自由貿易協定に対する抗議について触れ、「アメリカのオバマ大統領は、任期満了前にアメリカが管轄する多国籍企業による他の国の独立や統治に対するクーデターと称する、自油貿易協定を承認させようと努力している」と語りました。

レンドマン氏はまた、こうした協定の目的は、このようなマフィア企業の前に立ちはだかるあらゆる障害を取り除き、彼らが完全に自由に他の国の国民を搾取できるようにすることだ」とし、「この協定は、環境や天然資源に大きな被害をもたらし、消費者や農業従業者の自由を損なわせるものだ」と述べました。

ドイツ各地では、18日日曜、アメリカとヨーロッパの自由貿易協定に抗議する大規模なデモが実施されました。

以上引用
parstoday.com/ja/news/world-i16828


世界中が、アメリカの多国籍企業や軍産複合体の横暴に怒っています。