フランスでは、マクロンの新自由主義改革に対抗する大規模なストライキ2018/05/04 22:21

フランスの首都パリで、1日火曜、メーデーのデモが行われ、このデモが大規模な暴動に発展し、デモ隊と警官隊が衝突しました。

この出来事は、左派グループがSNSで、1日を革命の日にしようと呼びかけた後に起こりました。デモの参加者は、2万人から5万人と見られています。フランスでは毎年、メーデーのデモが行われていますが、今年のデモは暴動に発展し、フランスの労働者の要求と政府の経済政策の間に大きな隔たりがあることを示しています。

フランスのマクロン大統領は、フランスの経済を立て直し、失業などの大きな問題を解決するために改革案を提示していますが、フランスの労働組合は、それを自分たちに不利になる計画と見なしています。そのため、マクロン大統領が選挙戦で掲げた公約のひとつである、労働法の改正や経済分野の改革は、現在、労働組合や労働者団体の反対に直面しています。この数ヶ月、鉄道労働者などのさまざまなグループによる抗議デモが行われてきました。

労働組合は、マクロン大統領の考える改革は、政府と組合の直接対決を意味するとし、4月3日に抗議とストを計画し、それは3ヶ月以上続くと宣言しました。

フランスの労働総同盟や民主労働総同盟などの大規模な団体は、組合員に対し、6月28日まで、1週間のうち働くのは3日間とし、2日はストライキを行うよう呼びかけています。これは、マクロン政権に改革の見直しを迫るためのものです。専門家らは次のように警告しています。

「フランスで日常生活が2週間以上麻痺すれば、フランスの人々はそれ以上黙っておらず、政府に対する圧力が増すだろう」

以上引用
parstoday.com/ja/news/world-i43248


フランスのストライキは、まじで凄いですよね。

竹中平蔵の働き方改革みたいな新自由主義改革に反対するのは、当たり前です。

そして、労働者や国民の権利を擁護するためのストライキに対して、権力側が、極左暴力集団に見せかけた暴力集団を使ってイメージ落としの対応するのは、お約束です。

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