サッカー日本代表ですが、どう闘うのか?2018/05/04 23:04

監督が変わって、どう闘うのかが全く見えないサッカー日本代表ですが、今後どのようなサッカーをしていくのか、ちょっと考えてみましょう。


日本代表がFIFA主催の国際大会で決勝に進んだのは2回 1999年のナイジェリアワールドユースと2001年のコンフェデレーションズカップ日本大会です。

あと、日本代表では無いですが、2016年のクラブワールドカップは、ほぼ日本人で挑んだ鹿島アントラーズが南米王者アトレチコナシオナルを3-0で撃破し、決勝に進出、レアルマドリードを後一歩というところまで追いつめたことが記憶に新しいです。

そして、2012年のロンドン五輪ではベスト4も記憶に鮮明です。


このうち、日本が非常に攻撃的なサッカーをしたのは、1999年のナイジェリアワールドユースと、2016年のクラブワールドカップです

トルシエジャパンも、鹿島アントラーズも、共に守備的なコレクティブな闘い方をするチームと思われている方がほとんどだと思いますが、1999年のナイジェリアワールドユースと、2016年のクラブワールドカップに関しては、どちらも非常に攻撃的な闘い方をしていたと思います。

特に、1999年のナイジェリアワールドユースは、3人+GKで守り、7人で攻撃する(ポジションも入れ替えながら)という、超攻撃的なサッカーでした。

ワールドユース1999準優勝 基本フォーメーション アシメトリーな1-3-4-3と1-3-2-3-2の中間のような不思議なフォーメーション

     高原
本山         永井雄
   小野     
       小笠原
     遠藤   酒井友
 中田浩 手島 辻本
     南

詳しくは、後で解説しますが、解説の人がよく書いている守備的な3-5-2ではなく、遠藤がピボーテで、インサイドハーフに小野+小笠原みたいなイメージです。

つまり、中盤のトライアングルに、視野が広くてテクニックのあるゲームメーカーを3人揃えたのです。

しかも、左サイドハーフの本山は東福岡高校の司令塔、左サイドバックの中田浩二も帝京高校の司令塔でした。
そして、インサイドハーフの小野伸二は清水商業の司令塔、同じくインサイドハーフの小笠原満男は大船渡高校の司令塔 ピボーテの遠藤は鹿児島実業の司令塔と、高校サッカーの司令塔集めましたみたいな布陣です。

この布陣を中心として、決勝まで行ったわけです。

2016年のクラブワールドカップ鹿島アントラーズも、守る時間は、もちろん多かったですし、よく守ったのですが、攻撃の時は両サイドバックを上げて、積極的に闘っていました。

鹿島の右サイドバックだった西選手が、レアルの左サイドバックのマルセロ選手と対峙して、封じ込めていたのが印象的です。

そういう意味で、技術が上手い選手を止めるには、技術が上手い選手を使うのが良い可能性もあるなと思います。

柔らかい選手には、柔らかい選手が対峙しないとやられるというのも、あるのかなと。


大迫が言ってたのですが、ブラジルは、事前に相手に当たりに行ってもグニャっと力をそがれて、逆にバランスを崩されて交わされると言ってました。
大迫の強さでもキープ出来なかったのは、そのためです。

柔らかさというのは、極めて大事なのです。

そして、技術力というのは、ボールを失う恐れが減るので、守備力の強化にも繋がるのです。

その点で、トルシエジャパンで、左サイドのウイングバックの位置に、一番上手い選手である、小野伸二や中村俊輔を置いていたのも、技術による守備力と攻撃力を生かしたもの(マルセロに通じる)だったと思います。


2001年のコンフェデレーションズカップや2012年のロンドン五輪は、積極的な守備からのカウンターを主な武器としたチームになっていました。
読者の皆様がイメージするトルシエジャパンや、関塚ジャパン、あるいは、関塚さんが監督をやっていた川崎フロンターレや、コーチをやっていた鹿島アントラーズのコレクティブなイメージそのものですね。

トルシエジャパンにおける中田英寿のフィジカルを利用したカウンター。

トルシエジャパンでは、3バックの左サイドだった中田浩二選手から、一発のパスで前線に渡り、チャンスを広げていました。

関塚ジャパンの超音速DFW永井選手のチェイスで、当時世界最強だったスペインのビルドアップを破ったのも記憶に新しいです。

そして、攻め込まれていても、一発で相手守備陣を切り裂くことが出来るスピードも武器でした。

そして、攻守に走り回れる選手、闘えるを揃え、技術力のある選手をサポートした。

こういう守備やカウンターもまた、日本の武器だと思います。


つまり、日本が結果を出した4つの大会のうち、2つは、主に攻撃的なサッカーであり、2つは、守備を重視したカウンター型のサッカーだったと言えると思います。

なので、日本のサッカーが、守備的か?攻撃的か?というのは、どちらも結果が出ていますので、どちらもやれて良いのだと思います。


守備的なサッカーか?、攻撃的なサッカーか?が、問題では無い
積極的なサッカーと、消極的なサッカーがあって、その方が問題。


パスサッカーといっても、『マイボールにした時に取られないようにする=ミスをしたくない』サッカーは、『消極的サッカー』になりやすい。
なぜなら、ミスをしたらどうしよう→ミスをおかさないように無難に逃げよう→自分の責任を回避しよう と、なりやすい。

そうした心理状態でミスをすると、パニックになったりします。



一方で、『ボールを奪われた際のリスクを挽回するための仕組みを維持しながら=ミスをした時に挽回出来るような仕組みを作りつつチャレンジするサッカーは、『積極的サッカー』になりやすいです。


カバーがきちんと出来ていれば、たとえミスをしても取り返せますし、ミスしても許される状態ならば、積極的にチャレンジ出来るからです。

つまり、良い循環になりやすいのです。


日本のサッカーで結果が出た時は、攻撃においても、守備においても、チャレンジ&カバーが可能な『積極的なサッカー』だったということが言えると思います。

このことは、まず覚えておきたいことです。


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