福井地裁が、再稼働を認めない仮処分の決定を覆し、高浜原発3・4号機 再稼働認める判断だそうですが2015/12/25 19:24

高浜原発3・4号機 再稼働認める判断 福井地裁
3.nhk.or.jp/news/html/20151224/k10010351531000.html

まとめると

福井地方裁判所がことし4月、再稼働を認めない仮処分の決定を出し、関西電力が異議を申し立てたが、関西電力が異議を申し立て→
福井地裁の林潤裁判長が、再稼働認める判断

「関西電力は最大の地震による揺れの想定にあたり、地盤構造を詳細に調査しているほか、福島の原発事故を踏まえて耐震補強工事を行うなどしており、住民の生命が脅かされる具体的な危険は認められない」と指摘しています。


恒例のやらせ判断ですよね。

以下が、


2015年4月14日
平成26年(ヨ)第31号 高浜原発3、4号機運転差止仮処分命令申立事件

主文

1 債務者(関西電力)は、福井県大飯郡高浜町田ノ浦1において、高浜発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。

2 申立費用は債務者の負担とする。

理由の要旨

1 基準地震動である700ガルを超える地震について

基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり、基準地震動を適切に策定することは、原発の耐震安全性確保の基礎であり、基準地震動を超える地震はあってはならないはずである。

しかし、全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に到来している。本件原発の地震想定が基本的には上記4つの原発におけるのと同様、過去における地震の記録と周辺の活断層の調査分析という手法に基づいてなされ、活断層の評価方法にも大きな違いがないにもかかわらず債務者の本件原発の地震想定だけが信頼に値するという根拠は見い出せない。

加えて、活断層の状況から地震動の強さを推定する方式の提言者である入倉孝次郎教授は、新聞記者の取材に応じて、「基準地震動は計算で出た一番大きな揺れの値のように思われることがあるが、そうではない。」「私は科学的な式を使って計算方法を提案してきたが、平均からずれた地震はいくらでもあり、観測そのものが間違っていることもある。」と答えている。地震の平均像を基礎として万一の事故に備えなければならない原子力発電所の基準地震動を策定することに合理性は見い出し難いから、基準地震動はその実績のみならず理論面でも信頼性を失っていることになる。

基準地震動を超える地震が到来すれば、施設が破損するおそれがあり、その場合、事態の把握の困難性や時間的な制約の下、収束を図るには多くの困難が伴い、炉心損傷に至る危険が認められる。

2 基準地震動である700ガル未満の地震について

本件原発の運転開始時の基準地震動は370ガルであったところ、安全余裕があるとの理由で根本的な耐震補強工事がなされることがないまま、550ガルに引き上げられ、更に新規制基準の実施を機に700ガルにまで引き上げられた。原発の耐震安全性確保の基礎となるべき基準地震動の数値だけを引き上げるという対応は社会的に許容できることではないし、債務者のいう安全設計思想と相容れないものと思われる。

基準地震動である700ガルを下回る地震によって外部電源が断たれ、かつ主給水ポンプが破損し主給水が断たれるおそれがあることは債務者においてこれを自認しているところである。外部電源と主給水によって冷却機能を維持するのが原子炉の本来の姿である。安全確保の上で不可欠な役割を第1次的に担う設備はこれを安全上重要な設備であるとして、その役割にふさわしい耐震性を求めるのが健全な社会通念であると考えられる。このような設備を安全上重要な設備でないとする債務者の主張は理解に苦しむ。債務者は本件原発の安全設備は多重防護の考えに基づき安全性を確保する設計となっていると主張しているところ、多重防護とは堅固な第1陣が突破されたとしてもなお第2陣、第3陣が控えているという備えの在り方を指すと解されるのであって、第1陣の備えが貧弱なため、いきなり背水の陣となるような備えの在り方は多重防護の意義からはずれるものと思われる。

基準地震動である700ガル未満の地震によっても冷却機能喪失による炉心損傷に至る危険が認められる。

3 冷却機能の維持についての小括

日本列島は4つのプレートの境目に位置しており、全世界の地震の1割が我が国の国土で発生し、日本国内に地震の空白地帯は存在しない。債務者は基準地震動を超える地震が到来してしまった他の原発敷地についての地域的特性や高浜原発との地域差を強調しているが、これらはそれ自体確たるものではないし、我が国全体が置かれている上記のような厳然たる事実の前では大きな意味を持つこともないと考えられる。各地の原発敷地外に幾たびか到来した激しい地震や各地の原発敷地に5回にわたり到来した基準地震動を超える地震が高浜原発には到来しないというのは根拠に乏しい楽観的見通しにしかすぎない上、基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険である。

4 使用済み核燃料について

使用済み核燃料は我が国の存続に関わるほどの被害を及ぼす可能性があるのに、格納容器のような堅固な施設によって閉じ込められていない。使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備を設けるためには膨大な費用を要するということに加え、国民の安全が何よりも優先されるべきであるとの見識に立つのではなく、深刻な事故はめったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立っているといわざるを得ない。また、使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性もBクラスである。

5 被保全債権について

本件原発の脆弱性は、①基準地震動の策定基準を見直し、基準地震動を大幅に引き上げ、それに応じた根本的な耐震工事を実施する、②外部電源と主給水の双方について基準地震動に耐えられるように耐震性をSクラスにする、③使用済み核燃料を堅固な施設で囲い込む、④使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性をSクラスにするという各方策がとられることによってしか解消できない。また、地震の際の事態の把握の困難性は使用済み核燃料プールに係る計測装置がSクラスであることの必要性を基礎付けるものであるし、中央制御室へ放射性物質が及ぶ危険性は耐震性及び放射性物質に対する防御機能が高い免震重要棟の設置の必要性を裏付けるものといえるのに、原子力規制委員会が策定した新規制基準は上記のいずれの点についても規制の対象としていない。免震重要棟についてはその設置が予定されてはいるものの、猶予期間が設けられているところ、地震が人間の計画、意図とは全く無関係に起こるものである以上、かような規制方法に合理性がないことは自明である。

原子力規制委員会が設置変更許可をするためには、申請に係る原子炉施設が新規制基準に適合するとの専門技術的な見地からする合理的な審査を経なければならないし、新規制基準自体も合理的なものでなければならないが、その趣旨は、当該原子炉施設の周辺住民の生命、身体に重大な危害を及ぼす等の深刻な災害が万が一にも起こらないようにするため、原発設備の安全性につき十分な審査を行わせることにある(最高裁判所平成4年10月29日第一小法廷判決、伊方最高裁判決)。そうすると、新規制基準に求められるべき合理性とは、原発の設備が基準に適合すれば深刻な災害を引き起こすおそれが万が一にもないといえるような厳格な内容を備えていることであると解すべきことになる。しかるに、新規制基準は上記のとおり、緩やかにすぎ、これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない。新規制基準は合理性を欠くものである。そうである以上、その新規制基準に本件原発施設が適合するか否かについて判断するまでもなく債権者らが人格権を侵害される具体的危険性即ち被保全債権の存在が認められる。

6 保全の必要性について

本件原発の事故によって債権者らは取り返しのつかない損害を被るおそれが生じることになり、本案訴訟の結論を待つ余裕がなく、また、原子力規制委員会の設置変更許可がなされた現時点においては、保全の必要性も認められる。

以上引用
news-pj.net/diary/18984


まったく、その通りですよね。
再稼働を認めないのは、ごく普通の判断です。


同じ日本海側にある柏崎刈羽原発の例では。。

2007年7月16日のマグニチュード6.8の新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発3号機タービン建屋1階で2058ガル(想定834gal)、地下3階で581ガル(想定239gal)、3号機原子炉建屋基礎で384ガル(想定193gal)を記録しています。


たったのM6.8の地震でですよ。
想定の3倍の揺れ

じゃあ、M7以上の直下型地震起きたら、どうなるんですか??

明らかに想定が低過ぎます。
それだけとっても、明らかに無理。


しかも、日本海の真ん中から原発に向かって一直線に米国の深海掘削船『ジョイデスリソリューション号』が深海掘削しています。

名前が、 ジョイデスリソリューションですよ。
これ、わざとだよね。

『ジョイデスリソリューション号』は、311の前震である3月9日のM7.2地震の震源域を1999年に深海掘削しており、そこにはカメラや調査機器が取り付けてあったのは、既報の通り。


福井県の高浜原発にMOX到着 その陰で、米国の深海掘削船が周辺海域で深海掘削を準備
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/06/27/6878587


しかも、動かそうとしているのは、

高浜原発にMOX燃料到着!?MOX燃料とは?プルサーマルとは?
rubeusu-trend.com/1521/
MOX

・MOX燃料とは?
混合酸化物燃料の略称であり、
原子炉の使用済み核燃料中に1%程度含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、
二酸化プルトニウム(PuO2)と二酸化ウラン(UO2)とを混ぜてプルトニウム濃度を4~9%に高めたもの。


これ、まじでヤバいよ。
そんな原発動かして、日本終了させたいのか??

福井県の西川一誠知事が、高浜原発最稼働に同意だそうですが2015/12/23 21:19

またまた、とんでもないニュースが入ってきました。

以下引用

高浜再稼働 同意を伝達 福井知事 司法判断待たず

2015年12月23日 朝刊

 福井県の西川一誠知事は二十二日、経済産業省で林幹雄経産相と会談し、関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働に同意すると伝えた。これで地元の同意手続きは全て完了した。関電は来年一月下旬の3号機の再稼働を目指しており、燃料装填(そうてん)など最終工程を急ぎたい考えだ。 
 西川知事はこの日午前、政府が前面に立って原子力政策を担うことが確認できたと評価し、再稼働への同意を表明。林経産相は会談で「ご英断に感謝を申し上げます」と述べた。
 今後は福井地裁が四月に命じた運転差し止めの仮処分の行方が焦点。関電が申し立てた異議に対し同地裁は今月二十四日に決定を出す。仮処分が覆れば、関電は3、4号機の再稼働が可能になる。
 その場合、関電は二十四日中にも原子力規制庁と3号機の燃料装填に必要な書類確認を行い、翌日から五日程度かけ原子炉に混合酸化物(MOX)燃料を含む百五十七体の燃料集合体を入れる日程を規制庁に伝えた。
 西川知事は会談後「(政府は)国民にもっとしっかり説明することが必要だ」と指摘。原発立地自治体の苦労を理解し、国が前面に立って政策運営に当たるよう求めた。
 西川知事は林経産相と今月二十日に会談した後、原子力政策に関する政府の姿勢を再度聞いた上で最終判断を伝えるとの考えを示していた。電話会談も検討されたが、問題の重要性を考慮し直接会談になった。

以上引用
tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122302000127.html


福井の高浜原発といえば、日本海の真ん中から原発に向かって一直線に米国の深海掘削船『ジョイデスリソリューション号』が深海掘削しています。

『ジョイデスリソリューション号』は、311の前震である3月9日のM7.2地震の震源域を1999年に深海掘削しており、そこにはカメラや調査機器が取り付けてあったのは、既報の通り。


福井県の高浜原発にMOX到着 その陰で、米国の深海掘削船が周辺海域で深海掘削を準備
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/06/27/6878587



そんな原発動かして、日本終了させたいのか??

ちなみに、もう一つの深海掘削船『ちきゅう号』は、現在相模湾で調査航行中だそうです。
何やっているんだ??


そんな中、こんなニュースが入ってきております。

以下引用

福島原発の惨状でわかった“犯罪”蔓延国家の実態(日刊ゲンダイ)

2015年12月22日 

 原発の不都合な事実に目をつむり、再稼働と輸出にシャカリキな安倍政権は、亡国の徒というほかない。

 あまりニュースになっていないが、東京電力が17日に発表した事実には愕然としてしまう。この国が置かれている危機的状況が、あらためて明らかになった。


 福島第1原発事故の際、2号機で原子炉圧力容器内の蒸気を抜いて圧力を下げる「逃がし安全弁」を作動させるために窒素ガスを送り込む「電磁弁」と呼ばれる装置のゴム製シール材が、高熱で溶けていた可能性があるというのだ。


ゴム製シール材の耐熱温度は約170度だったが、検証の結果、高温だと短時間の使用にしか耐えられないことが判明したのだという。そんな重大な欠陥が、今頃になって明かされる。ここに原発の深い闇がある。


 建屋が水素爆発した3号機も、格納容器上部のフタが核燃料の溶融で発生した蒸気や水素ガスの圧力で浮き、シール材が高温の蒸気で劣化。原子炉に隙間ができて、放射性物質を含む蒸気が格納容器から直接外に漏れた可能性が高い。


東電は「蒸気にさらされるとシール材の劣化が進むことまで想定していなかった」と言うのだが、構造上の欠陥は、予測不能な自然災害とは違う。「想定外」で済む話じゃないはずだ。


 原発問題に詳しいジャーナリストの横田一氏が言う。


「事故以来、東電は想定外の津波で電源喪失したことがシビアアクシデントにつながったと説明してきましたが、それ以前に、設計上の問題があったわけです。


 同様のシール材は、再稼働に向けた審査を申請済みの柏崎刈羽原発をはじめ、全国の原発で使用されている。そこに抜本的な対策を講じる前に、見切り発車で再稼働を推し進め、海外にも輸出してリスクを振りまく安倍政権の方針は狂気の沙汰と言うしかありません」


 日本原子力研究開発機構の研究グループが19日までにまとめたリポートによれば、3号機で格納容器ベントを実施した3月15日以降、これまで指摘されていなかった放射性物質の大量放出があった可能性があるという。


シール材の劣化が原因だとしたら、同型の原発はどれも危ない。この災害大国で、再び安全神話を信じろと言う方が無理だ。


「福島の事故の反省も、科学的な根拠もないまま、新たな安全神話を振りまいて走りだしているのが、今の政府と原子力ムラです。


原子力規制委は、『世界一厳しい安全基準』という嘘八百を垂れ流し、安倍政権と一体になって危険を隠蔽している。


ヨーロッパの規制基準では、万が一の事故の際に溶けた核燃料を受け止めるコアキャッチャーや、飛行機テロ防止のためのコンクリート二重構造などが義務付けられていますが、日本の基準にこれらはありません。
後から整備するのはコストがかかりすぎるという電力会社の都合で、無視されています。


安倍政権は海外に自衛隊を出すことには熱心ですが、肝心の国内の安全対策はおざなりで、世界一脆弱な日本の原発をナシ崩しで次々と再稼働させようとしている。


原発がテロに狙われたら、日本はひとたまりもないし、染水の問題も解決の糸口さえ見えない。こんな状態でよくも『アンダーコントロール』などと言って東京五輪を誘致したものです」(横田一氏=前出)

以上引用
http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/491.html


「蒸気にさらされるとシール材の劣化が進む」
って、当たり前だろ

事故らないことや、テロも起きないことを想定した原発なんて、どう考えても無理なんですよ。


いずれにしても、日本に原発は要りませんし、再稼働は危険過ぎます。
安全基準もダメダメです。
STOP 原発再稼働!!

日本終了を避けましょう。

<福島県民健康調査>悪性・悪性疑い 152人、ロシアが福島原発の閉鎖の協力を申し出る 中国人民元が国際通貨に2015/12/01 18:59

様々ニュースが入ってきておりますが、世の中急展開を迎えています。

【大暴露】アメリカ上院議員がアメリカと同盟国のテロ支援を認める! 「人々はアメリカ、フランス、イギリスがテロ支援をやめれば、戦争は終わることに気づくべきだ」http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/826.html


欧米の人達も、日々様々なことに気付いていっているのだと思います。

一方、日本のメディアは。。。



福島第一原発事故の件ですが

<福島県民健康調査>悪性ないし悪性疑い 152人に!!
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4456.html


そして、こんなニュースが。

以下引用


ロシアが福島原発の閉鎖の協力を申し出る
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12100933898.html

日本政府による福島原子力発電所の原子炉の閉鎖に対して、ロシアの国立原子力エネルギー企業ロスアトム(Rosatom)が支援を行う準備ができているという。

2011年3月に起きた大地震とそれに伴う津波により炉心融解(メルトダウン)が引き起こされ、大規模な放射性物質の漏洩が起きた。しかしこの原子力事故が起きてからも、日本政府は除染作業に難航している。

2015年3月時点で、約60万トンの汚染水が現場のタンク内に貯蔵されており、除染作業には40年が必要と見積もられている。

ロスアトム社のキリル・コマロフ(Kirill Komarov)副長:

「ロシアが日本に協力できる新しい分野が浮上しています。

福島のメルトダウンからもたらされた結果を一掃するために、日本の仲間を支援することをロシア政府は望んでいます」


協力内容には、日本が将来使用しないその他の原発の閉鎖も含まれている。

以上引用 以下全文は
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12100933898.html


ロシアは、原発事故の経験者なので、ロシアの支援を受けるのが、一番賢いやり方でしょう。

日本は、未だに、福島第一原発の封鎖にも失敗している状況なのですから。

そして、日本の原発は、閉鎖しましょう。


こんなニュースも

以下引用

IMF 人民元を国際通貨に

2015年12月01日 15:2630日、国際通貨基金(IMF)のクリスティーヌ・ラガルド専務理事は、中国の通貨人民元を、特別引き出し権(SDR)構成通貨に含める事でふくめた。月曜日開かれた理事会で、この件は承認された。

先にラガルド専務理事は、SDR通貨バスケットに人民元を含めるよう勧告していた。


現在通貨バスケットには、米国ドル、ユーロ、日本円、英国ポンドが入っている。人民元採用の決定は、来年2016年10月1日に効力を発する。

中略

SDR(特別引き出し権)というのは、加盟国の準備資産を補完する手段として、IMFが1969年に創設した人為的な国際準備資産で、SDRの価値は主要4大国・地域の国際通貨バスケットに基づいて決められ、自由利用可能通貨と交換ができる。

人民元はSDRとして採用された事で、国際通貨とみなされることになる。ドルやユーロを外貨準備として保管している世界の中央銀行にとって、この事は、今回の決定により、さらにもう一つ選択肢が増えたことを意味する。特に、中国との貿易を積極的に発展させている一連の途上国は、今回の決定に特別の注意を向けるに違いない。

以上引用
jp.sputniknews.com/business/20151201/1254347.html#ixzz3t3934iP8

世界の多極化は進んでいます。

ISISの密造原油を売りさばいていたとされるエクソンモービルは、2011年10月のトルコ大地震の直前に黒海で深海掘削していた2015/11/28 19:58

シリア情勢ですが、こんなニュースが

以下引用

 出るわ出るわ…トラックから銃800丁 イタリア北部で押収、トルコから欧州へ搬送か


 イタリア警察当局は26日、トルコからイタリア北部トリエステの港に輸送されたトラックの中から約800丁のライフル銃などを発見し、押収した。ドイツやベルギー、オランダに搬送しようとしていたという。警察当局はテロ組織との関連を調べている。ANSA通信が報じた。

 トラックは23日にトリエステに到着し、トラックの運転手はトルコ国籍。搬送目的地などに不審な点が多く、イタリア当局が調査した。

 イタリアではパリ同時多発テロ以降、港湾警備や税関審査が強化されている。(共同)

以上引用
sankei.com/world/news/151127/wor1511270015-n1.html


これが、所謂『グラディオ』なんですかね??


以下は、櫻井ジャーナルさんから

以下引用

カタールの国策メディア、アル・ジャジーラがトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の弁明を伝えている。リビアやシリアなどアメリカ支配層に屈服していない体制を破壊するプロジェクトに参加してきたカタールはエクソン・モービルに支配されていると言われ、いわば「バナナ王国」だ。

 エクソン・モービルはアル・カイダ系の武装勢力やそこから派生したIS(ISIS、ISIL、ダーイッシュなどとも表記)の盗掘石油を買い取っていると疑われている会社。武装勢力と石油資本をつないでいるのがエルドアンの息子、ビラル・エルドアンが大株主のひとりであるBMZだとされている。つまり、盗掘された石油はBMZによってトルコのジェイハンへ運ばれ、そこからタンカーでイスラエルへ輸送し、そこで偽造書類を受け取ってEUで売りさばくという仕組みだという。

 こうした仕組みをジョー・バイデン米副大統領も知っていて、昨年10月2日には、ハーバード大学で行った講演で中東の「友好国」、つまりサウジアラビア、トルコ、アラブ首長国連邦はISへ資金や武器を提供していると語っている。

 これも広く知られているが、エルドアン大統領は多くの戦闘員がシリアへ越境攻撃することを許してISを強大化させたと語り、ISを支援しているグループのひとつ、イスラエルの情報機関幹部もアル・カイダ系武装集団がトルコを拠点にしているとしている。こうしたことはアメリカやイスラエルも隠さないほどの「常識」だということだ。

 バイデン発言から17日後、イランのテレビ局、プレスTVの記者、セレナ・シムが「自動車事故」で死亡した。彼女はその直前、トルコからシリアへ戦闘員を運び込むためにWFP(世界食糧計画)やNGOのトラックが利用されている事実をつかみ、それを裏付ける映像を入手したと言われている。その直後に彼女はMIT(トルコの情報機関)からスパイ扱いされ、「事故死」したわけだ。

以上引用
plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201511270001/


エクソンモービルといえば、ヒュンダイと組んで世界最深度の深海掘削船『ディープウォーターチャンピオン』を作ってましたっけ。

以下引用

エクソンの掘削船、トルコ黒海沿岸に向かう
2011年1月24日

ヒュリイェット デイリー ニュース紙 - 石油業界最大手の米エクソン モービルの掘削船ディープウォーター・チャンピオンが、黒海での石油探査に向け、土曜に出航した。

トルコ石油公社 (TPAO) のメフメト・ウイサル総裁によると、ディープウォーター・チャンピオンは韓国の造船所で建設され、3 月中頃までにトルコ西部のバルケシル県バンドゥルマに到着する予定である。

ウイサル総裁は、「3 月末か 4 月初めにカスタモヌ沖合で深海探査を開始する予定である」とした。

黒海の水深は約 2,000 メートルとされ、目標掘削深度は海底下 3,500 メートルから 4,500 メートル、最大で 6,500 メートルに達する予定であるという。

TPAO 代表によると、エクソン モービルは黒海沖合 2 カ所で掘削を行うことになっているが、最初に掘削を予定しているのがカスタモヌ沖合の油井である。同代表は、「次の油井については最初の掘削結果により決定したい」とした。

「同掘削船はトルコ初の掘削を行うことになる。黒海沿岸の掘削にかかる費用は平均 2 億米ドルである。エクソン モービルと締結した契約により、掘削費は賄える。TPAO は石油が発見された場合に投資に参加する。エクソン モービルは回収された石油による収益を出費に充てることになる」
以上引用終わり

invest.gov.tr/ja-JP/infocenter/news/Pages/240111-tpao-exxon-black-sea-oil-exploration.aspx


深海掘削船で深海掘削した海域で軒並み大地震が起きているのは、既報の通りなのですが、
予想通り、その半年後の2011年10月に、トルコで大地震


Earthquake Details
This event has been reviewed by a seismologist.
Magnitude 7.2
Date-Time
Sunday, October 23, 2011 at 10:41:21 UTC
Sunday, October 23, 2011 at 01:41:21 PM at epicenter
Time of Earthquake in other Time Zones
Location
38.628°N, 43.486°E
USGS


で、原発にも被害
以下引用

トルコの新聞ザマンが24日月曜、トルコ原子力庁の情報筋の話として伝えたところによりますと、23日日曜、トルコ東部で発生したマグニチュード7.2の強い地震のため、同国とアルメニアの国境地帯にあるメツァモール原子力発電所に、被害が及んでいるということです。
この報道によりますと、アルメニアの原子力専門家らは、この原発の被害を受けた部分の修復作業を開始したということです。
さらに、「メツァモール原発からの放射能漏れの量は、それほど多くはないが、緊急速報によれば、この原発の周辺地域で検出された放射能の量は、基準値を超えている」としています。

以上引用

全文は
japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=22102:2011-10-25-11-37-35&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid


ようするに、エクソン×ヒュンダイの深海掘削船『ディープウォーターチャンピオン』が黒海掘削→トルコで大地震起きる→国境付近で原発も壊れる→国際人道支援に紛れて影の部隊がトルコに介入→『なんちゃってイスラム国がテロ活動』
という流れだわ。

思い出しました。
これで繋がりましたね。



もう一つ櫻井ジャーナルさんから引用

 ウラジミル・プーチン露大統領がフランソワ・オランド仏大統領と開いた記者会見でトルコ軍のF-16戦闘機に撃墜されたロシア軍のSu-24爆撃機について言及した。ロシア側は事前にSu-24の詳しい飛行計画をアメリカ側に通告していたという。この情報がトルコ軍にも流れ、いつ、どこをロシア軍機が飛行してくるかを知っていたということだ。それを知った上で待ち伏せ攻撃したことになる。こうした事情をプーチン大統領が明らかにしたということは、バラク・オバマ米大統領に対する信頼度が大幅に低下したことを表明したのだとも理解できる。アメリカ政府内にトルコの協力者、あるいは共犯者がいると見ることも可能だ。

以上引用
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201511270002/

横須賀配備の原子力空母ロナルドレーガンですが、実は福島第一原発と同じ規模。しかも事故ったら首都圏避難地域になるようです!2015/11/22 20:59

写真は、こんな厳重な被曝防護して福島を視察し、「風評被害の払拭が復興には不可欠」とか言ってる丸川珠代環境大臣


東京新聞に、以下のような記事が出ています。
原発反対の人は多いと思いますが、原子力空母の危険性を指摘している人は少ない。

でも、こんなに切実な問題なのです。


都内・千葉も避難対象に? 原子力艦の事故時「範囲」見直しか

2015年11月22日 朝刊


以下要約

米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)などに配備されている原子力艦で事故が起きた際の国のマニュアルを検証する政府の作業委員会が今月発足し、議論が始まった。


作業委は六日の初会合で原子力艦で事故が起きた際の避難判断基準について従来の毎時100マイクロシーベルトから、原子力災害対策指針と同じ毎時5マイクロシーベルトに引き下げることを決定。政府は二十日、正式に基準を変更。


 これからの作業委の議論で焦点になるのが、原発事故と原子力艦の事故の避難範囲の違い。


 東京電力福島第一原発事故を受け、国の原子力規制委員会は原子力災害対策指針をまとめ、原発から三十キロ圏内を緊急時防護措置準備区域(UPZ)とし、自治体に避難計画の策定を求めた。だが、2004年に国の中央防災会議が策定した原子力艦の事故のマニュアルは、「半径三キロ以内は屋内退避」などとなっている。


避難範囲が仮に三十キロに拡大されれば、大田区などに加え、百万人以上の人口を抱える横浜市や川崎市も避難計画が必要となる。


原子力災害対策指針は原発から半径五キロ圏内を予防的防護措置準備区域(PAZ)と定め、事故が起きたら、ただちに避難を開始したり、住民にあらかじめ安定ヨウ素剤を配布したりすることが決められた。稼働している九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)のPAZの人口は約四千九百人。一方、横須賀市は二十万人を超え、四十倍以上。


 「そもそも首都圏という人口過密地帯で原子炉を稼働させること自体が間違っている」。横須賀市で原子力空母の配備に反対してきた呉東(ごとう)正彦弁護士は話す。


 十月に横須賀基地に配備された原子力空母「ロナルド・レーガン」は動力として加圧水型原子炉二基を搭載。熱出力は二基の合計で百二十万キロワットと想定され、福島第一原発1号機(同百三十八万キロワット)に近い。

以上引用 以下全文は
tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112202000115.html



こりゃ、大問題だぞ。

十月に横須賀基地に配備された原子力空母「ロナルド・レーガン」は動力として加圧水型原子炉二基を搭載。熱出力は二基の合計で百二十万キロワットと想定され、福島第一原発1号機(同百三十八万キロワット)に近い。

こんなにでかいのか!!驚愕

直ぐ側に、フクイチがあるのと同じじゃないか。

避難地域見直すに決まってるだろ。
まじ、ヤバいぞ。


ちなみに、吉祥寺と横須賀海軍基地の直線距離ってどれくらいだ??


神奈川県横須賀市本町1丁目23 の座標(WGS84) 
緯度: 35.283116 経度: 139.666632
地図中央値(WGS84) 緯度: 35度16分59.218秒(35.283116) 経度: 139度39分59.874秒(139.666632)

吉祥寺駅の緯度/経度
(緯度)35°42′11.23" (経度)139°34′47.15"

計算してみると
http://cassiopeia.a.la9.jp/grs/grs.htm

48.04km


うわ!!! 48キロしかないじゃん。

50キロ圏内だ@@

こりゃ、本気でマズい。

48キロといえば、福島第一原発でいうと、飯館村とかいわき市のあたりだぞ。。

事故当時どんなだったけ??


あ、これか。

経済産業省のデータで、2011 3/15の福島第一原発からの距離38kmと距離46kmで 葉物野菜100万ベクレル超えしているんですけど。。
これ、今の基準値の1万倍超えてます

2011 3/15 17:58
福島第一原発からの距離38km
葉もの野菜
I-131 1,230,000 Bq/kg
cs137 109,000 Bq/kg

2011 3/15 18:21
葉もの野菜
福島第一原発からの距離46km
I-131 1,190,000 Bq/kg
cs137 169,000 Bq/kg

http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/10/19/7015122


アジアやユーラシアや太平洋の国々とも仲良くするから、原子力空母「ロナルド・レーガン」は、まじアメリカへ帰れよ。

高速増殖炉『もんじゅ』に対する疑問2015/11/05 22:42


高速増殖炉『もんじゅ』が問題になっているようですが

以下引用

もんじゅ廃炉へ現実味 核燃料サイクル計画破綻

高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉が現実味を帯びてきた。原子力規制委員会は点検漏れ問題で文部科学省に対し、信頼できる運営主体を探すか、安全対策を抜本的に改善するかを勧告する。どちらかを実現しないと、廃炉は避けられない。もんじゅは国が推進してきた核燃料サイクル計画の中核的な存在。なくなれば、十兆円をつぎ込んできた計画は名実ともに破綻する

中略

二十年以上も前に造られ、稼働期間はわずか二百五十日


中略

核燃サイクルは、一般的な原発系と高速炉系の二系統で、使用済み核燃料を再利用する計画。十兆円が投じられてきたが、どちらの循環も回るめどはない。原発で核燃料をMOX燃料として再利用するプルサーマルは、海外で製造した燃料を使って一部始まったが、使用済みMOXをどうするのかは白紙

以上引用
tokyo-np.co.jp/s/article/2015110590070005.html



もんじゅ運営主体見直しを勧告 原子力規制委、文科相に 「原子力機構は運営不適当」
http://fukunawa.com/fukui/5642.html


原子力機構に代わる組織探しは困難 もんじゅ動かないまま瀬戸際
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00010002-fukui-l18


以下筆者

高速増殖炉『もんじゅ』に対する疑問

なぜ高速増殖炉『もんじゅ』が、2度の非自民党政権の時に稼働したのか?
そして、直ぐにぶっ壊れたのか??

なぜ、高速増殖炉『もんじゅ』の稼働をきっかけに、即座の政権の交代が起きたのか?

なぜ、高速増殖炉『もんじゅ』を動かした2度とも1年以内に大地震が起きたのか?(117阪神淡路大震災と311)


高速増殖炉『もんじゅ』って何なの??

日米安保における日本自爆装置とか??

川内原発2号機フル稼働 ベルギーの原発で火災 シリア情勢2015/11/01 23:00

川内原発2号機、フル稼働だそうです。
jp.sputniknews.com/politics/20151031/1104738.html#ixzz3qFO5rZL2


ほんと、止めろよ。


こんなニュースも

ベルギーの原発で火災:放射能汚染の危険性はなし
2015年11月01日 20:55
ベルギーのドエル原発で11月1日にかけての深夜、火災が発生した。ベルギーの電力会社Electrobelが発表した。

Electrobelによると、負傷者、また放射能汚染の危険性はないという。

火災が発生したのはモスクワ時間で11月1日午前3時頃。原発の変圧器が爆発し、小さな火災が発生した。なお火災は1時間以内に鎮火された。タス通信が伝えた。
jp.sputniknews.com/incidents/20151101/1108384.html#ixzz3qFOCqIvB

最近、原発事故、本当に多いです。
もう、危険物以外の何者でもない。


こんなニュースも
八方ふさがり防衛省 「辺野古移設」絶対無理なこれだけの理由
nikkan-gendai.com/articles/view/news/168251


さて、シリア情勢ですが

米政府はシリアへ特殊部隊を侵攻させると公言したが、すでに西側諸国などの特殊部隊が活動中
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201510310000/

シリアを泥沼化させる作戦なのか?特殊部隊引き上げのための特殊部隊なのか?それが問題ですよね。

そういえば、ソ連をアフガニスタン戦争の泥沼に嵌めたおっさん居たよな。アルカイダ育てた連中。

そうならないように、気をつけないといけませんよね。

ただ、今回は、シリア難民の件があり、シオニストネオコン以外は、シリア戦争の泥沼化に反対していく可能性があります。


国連の潘基文事務総長もシリア大統領をどうするか決めるのはシリア人だと語り、米の姿勢を批判
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201511010000/


こんなニュースも

世論調査:フランス国民、シリア大統領退陣に反対
仏紙「ル・フィガロ」読者の過半数がシリアのアサド大統領の退陣に反対の立場だ。2万1000人を対象とする同紙の世論調査で分かった。

「諸大国はバシャル・アサド氏の退陣を要求するべきか」との問いに、72%が「反対」と答えた。
jp.sputniknews.com/politics/20151031/1104738.html


仏独を始めとした欧州主要国の世論は、アサド大統領をそのままにして、テロリスト達を排除したら普通に選挙されれば良いという方向に動いているようですね。

不正選挙防止のために国連の選挙監視が入れば良いと思います。


元々ロシアが言っていたのは、そういうことですから。
これは、民主主義ですよ。
元々シリアの有権者が選んだ大統領がアサドなのですから。

それに反対するのは、反民主主義なのです。

米国やシオニストネオコンは、『民主化』を叫びながら、反民主主義を押し付けているのです。

シリアの反政府武装勢力であるテロリストやアルカイダが、民主主義勢力なんですか??
そんなわけないでしょう。


それを報道せずに、『民主主義』を語る、この国のマスゴミって何だ??

で、シリアの民主主義の側についた仏独のエアバスが、ロシア人を乗せてエジプトで落ちるのでしょう。

本当に許しがたいよな、テロリスト。

中村時広愛媛県知事が、伊方原発再稼働に同意だそうです2015/10/27 21:47

中村時広愛媛県知事が、伊方原発再稼働に同意だそうです。

以下引用


四国電力伊方原子力発電所3号機について、愛媛県の中村知事は26日午前、再稼働に同意することを四国電力の佐伯勇人社長に伝えました。地元の伊方町も再稼働に同意し、原発の新しい規制基準の下で再稼働に県と立地自治体が同意したのは、川内原発のある鹿児島県に続いて2か所目です。

以上引用 以下前文は
3.nhk.or.jp/news/html/20151026/k10010282601000.html


伊方原発についての問題は、伊方原発をとめる会の『知事宛に8項目の公開質問書』に簡潔にまとめてありますので、引用します。


以下引用


知事宛に8項目の公開質問書!
2015年10月23日
愛媛県知事 中村時広 樣
伊方原発をとめる会
事務局長 草薙順一

公開質問書

報道によると、昨日、山下伊方町長が伊方原発の再稼働に同意する旨を知事に報告し、知事もまた「近日中に最終判断をする」旨発言されたとのことです。
福島原発事故は収束にほど遠く、今なお10万人をはるかに超える方々が不自由な避難生活を強いられています。県民のいのちと暮らしに重大な影響を与える問題について、知事がどのような認識で対処しようとしているのか、以下8点を質問いたします。
ご多忙とは存じますが、回答を10月30日(金)までにお願いいたします。


質問事項
(1) 航空機の直接衝突への対策や炉心溶融の際の受け皿(コアキャッチャー)などの欧米ではスタンダードな基準さえも求めない新規制基準が「世界で最高レベルの厳しい規制」なのでしょうか? 知事はどのように認識していますか?

(2) 原子力規制委員会の田中俊一委員長は新規制基準に適合しても「安全とは申し上げられない」と語っていました。知事は「適合」によって安全が保障されたとお考えでしょうか?

(3) 伊方原発の沖「5~8キロ」(裁判での電力側資料に示された表現)に中央構造線活断層帯があり、震源に近すぎるため制御棒の挿入が間に合わない危険性が指摘され、その際の被害の甚大性が心配されています。知事は間に合うと考えますか?

(4) 2000ガルを超える地震動に襲われる危険性が指摘されています。県のパンフレットには「概ね1000ガルの揺れに対する耐震性が確保されることを確認」とありますが、2000ガルを超える地震動に襲われた場合、明らかに破壊が起こるのではありませんか? 知事は、1000ガルを遥かに超える地震は来ないとお考えですか?また、そうした巨大地震にも耐えられるとお考えですか?

(5) 地震災害・津波災害・原発災害による放射性物質放出という複合災害の場合、道路崩壊や橋の落下等の可能性もある中、住民は放射能をさけて三崎港の一次集結所に集まれるのでしょうか? 三崎港も一次集結所も津波のために使用不可となる可能性が大きいと思われますが、住民はどのようにして被ばくを避け避難するのでしょうか?

(6) 福島原発事故では「使用済核燃料」の危険性が明らかになりました。処分先も見当たらない使用済核燃料を、これ以上増やさないようにすべきではありませんか?

(7) 知事は「覚悟と責任」と語っていますが、福島原発事故で被災者に対し国の「責任」が果たされたと考えますか? 伊方で事故が起こった場合、知事ご自身はどう責任がとれますか?

(8) 再稼働を認めない方向にこそ「覚悟」をもってすすめば、福島のような事故を絶対に繰り返さない道を確かにし、人間を放射能で傷めない道に貢献できるとはお考えになりませんか?


※ (3)は、制御棒の挿入が間に合わないと危惧する岡村眞(高知大総合研究センター特任教授)らの指摘がある。「5~8キロ」は被告(四国電力)側資料乙C2、乙C3(2号炉、3号炉の設置変更許可書)から。

※ (4)で「2000ガルを超える」としたのは、伊方原発の基準地震動策定にも使われた2004年北海道留萌支庁南部地震について、モーメントマグニチュード5.7から6.5以上に換算し、平均像から既往最大への考慮も含めると2,000ガルどころか、3,000ガルを超えるとの指摘があること。また、国内最大で4022ガルが記録されており解放基盤面で見ても2000ガルを超えると指摘されていること。新潟の柏崎刈羽原発の基準地震動は2000ガルを超えて設定されていることなどから。

以上引用
http://www.ikata-tomeru.jp/?page_id=1529

そういうことですね。
基準地震動だけとってみても、こりゃ危険です。


以下引用


四電、伊方原発基準地震動650ガルに引き上げ2014年09月13日(土)

 四国電力は12日、原子力規制委員会の審査会合で、伊方原発(愛媛県伊方町)の敷地前面の中央構造線断層帯を震源とする地震の揺れで耐震設計の目安となる想定(基準地震動)を570ガルから650ガルに引き上げることを明らかにした。
 基準地震動は伊方3号機の安全審査で最大の焦点となっている。規制委側は四電に対し、他の手法も使って計算するなど設定の信頼性をより向上させるよう求めた。
 四電は昨年7月、中央構造線断層帯を震源と想定した570ガルを基準地震動として安全審査を申請。今年5月の審査会合では、「震源を特定しない地震動」として620ガルへの引き上げを報告したが、規制委側は了承していなかった。

以上引用
ehime-np.co.jp/news/local/20140913/news20140913054.html

この570ガルから650ガルに引き上げるのが、実質的に1000ガルに耐えられるとしたとのこと。


ちなみに、
2007年7月16日のマグニチュード6.8の新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発3号機タービン建屋1階で2058ガル(想定834gal)、地下3階で581ガル(想定239gal)、3号機原子炉建屋基礎で384ガル(想定193gal)を記録しています。


たったのM6.8の地震でですよ。
想定の3倍以上の揺れ

じゃあ、M7以上の直下型地震起きたら、どうなるんですか??

明らかに想定が低過ぎます。
それだけとっても、明らかに無理。


以下引用

知事に13万1455筆提出「再稼働やめ、公開討論会を」 2015年10月7日
10月5日、愛媛県知事に対し13万筆を超える署名を提出しました。署名は知事に、①再稼働を認めないこと、②住民の声を聴き、原発問題の本質を深める「公開討論会」を開催すること―の2点を求めるものです。北海道から沖縄まで各地から署名をよせていただきました。封書で次々届く署名に、皆さんの熱い思いが伝わってきました。ありがとうございました。
13万余の署名のうち、88%にあたる11万5,790は、四国4県(愛媛、香川、徳島、高知)と大分、山口、広島、岡山の8県から寄せられたものです。伊方原発を取り巻く8県の住民の思いがたいへん強いことを示す結果となりました。

以上引用
http://www.ikata-tomeru.jp/?p=3367


民意は、明らかに原発再稼働反対です。

まともな国は、まともな食料から作られるのです。 そのためには、原発もTPPも必要無いのです2015/10/20 21:28

東京新聞にこのような社説が出ていました。

以下一部引用

問いかけるTPP 目指すべき日本の姿は

前略

十三日、ラスベガスで行われた米大統領選の民主党候補によるテレビ討論。サンダース上院議員は「わずか0・1%が富を独占する国は不道徳だ」と米国の現状を批判した。貧富の格差拡大を許容するかのような米国が主導するTPPは何をもたらすのか。食の安全から医療制度、農業まで国内に広がる懸念の根っこはそこにありそうだ。

 私たちはTPP交渉について、命や暮らしに影響する分野で国民が抱く不安を解消できなければ、合意に反対せざるをえないとしてきた。また、自由な競争は敗者を生むこと、TPPのような地域協定は容易にブロック化、保護主義に転じる危険性があると指摘してきた。

 経済統合の先達には関税も国境も取り払い、通貨も統合した欧州連合(EU)がある。その推進力は経済的な利益よりも、欧州の地で数千万人が命を失った二度の大戦の悲劇を繰り返すまいという揺るぎない決意にある。

 戦後の日本も「二度と悲惨な戦争を起こさない平和で平等な世の中をつくりたい」という決意で歩んできた。何のためのTPPなのか、誰のための豊かさなのか。目指すべき社会の姿と日本の役割を忘れてはいけない。 

以上引用 以下全文は
tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015101902000133.html


TPPは、火付け強盗の米国戦争屋が、太平洋版NATOを作ろうとしている側面もあるんですよね。
日本に、米国が仕掛ける世界支配のための戦争に、米国の代わりに従軍しろっていう。

憲法に書かれている平和の構築と正反対です。


それに、TPPは、日本が育てたアジアの成長を無視してNAFTAプラスアルファの米国の子分の囲い込み連合なわけで、完全な負け戦です。
何の得も無い。


以下、日刊ゲンダイに詳しく出ています。

TPP交渉に首藤信彦氏「日本はイカサマ麻雀にハメられた」
nikkan-gendai.com/articles/view/news/166322


安全保障を口実にして、要求飲まされているし、TPPの平行協議で完全にやられているわけですよね。


で、こんなニュースも


以下引用

農水省、TPPに備え新制度検討 輸出促進へ農家から拠出金 2015/10/18 22:50

 農林水産省は18日、農家から拠出金を集め農産物の国内消費拡大や輸出促進に充てる新制度を導入する検討に入った。環太平洋連携協定(TPP)の発効で外国産の安い農産物の輸入が増えることに備え、国内農家の収益を拡大し経営安定につなげる狙いがある。
 農家には新たな負担が生じる。拠出金の規模などにもよるが制度に「反対の声が高まる可能性もある」(農水省幹部)とみられ、具体的な制度設計はこれから本格化させる。
 森山裕農相は18日午前のNHK番組で拠出金制度の検討を始める考えを表明し「米国で導入されているチェックオフみたいな(消費拡大への生産者負担の)制度だ」と述べた。
以上引用
topics.or.jp/worldNews/worldEconomy/2015/10/2015101801001409.html


農家に補助金出すどころか、農家が負担金出せだと。

とち狂ってますよね。


普通の国は、農業や漁業は、無茶苦茶保護してますよ。当たり前です。
「食」は国の生命線なんだから当然なのです。
食料安全保障=安全保障なのです。


それを、原発ぶっ壊れて放射能だだ漏れになったのにも関わらず、チェルノブイリ基準で強制避難区域の地区で農業や漁業を行い、『食べて応援』だの、安全だの言ってる始末。

あげくに、TPPで完全破壊。


さらに、311津波地震作戦で原発ぶっ壊しておいてから助けに来た空母ロナルドレーガンに乗って、不正選挙偽首相がはしゃいでいるわけで、一体全体どういう国なんですか、この国は??


空母ロナルドレーガンは、お前のトモダチだったのか・・



まともな国は、まともな食料から作られるのです。
そのためには、原発もTPPも必要無いのです。

高浜3、4号にMOX燃料装荷へ関西電力が方針・ボランティアという名前の徴兵制2015/10/18 21:54

こんな重要なニュースが埋もれておりました。


高浜3、4号にMOX燃料装荷へ 再稼働時、関西電力が方針
(2015年10月12日午前7時20分)

以下引用

 関西電力は高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働時に、原子炉でプルトニウムを燃やす「プルサーマル発電」に使うプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を装荷する方針を固めたことが11日までに分かった。4号機の再稼働前の最終手続きとなる使用前検査の申請を近く行うが、検査期間中にMOX燃料の検査も受ける方向で調整している。

 関電は2基の新規制基準に基づく安全審査でプルサーマル発電を考慮した申請を行い、原子力規制委員会もそれを踏まえた審査合格を決めた。ただ関電は東京電力福島第1原発事故後、MOX燃料の新燃料を搬入した際も、実際にいつ使用するかは「未定」としてきた。

 高浜3、4号機では現在、MOX燃料の新燃料24体(3号機用20体、4号機用4体)、3号機で一度燃やした燃料8体を使用済み燃料プールに保管。プルサーマル発電の実績がない4号機は、原子炉に装荷する前に新燃料の使用前検査が必要となっている。

 国が使用済み燃料を再処理してプルトニウムなどを利用する核燃料サイクル政策を堅持する中、関電はウランの有効利用や余剰プルトニウムを持たない観点から、再稼働時にプルサーマル発電を進めたい考えとみられる。

 2基のプルサーマル計画は、1999年に県と高浜町が事前了解した後、MOX燃料の検査データねつ造や美浜3号機の死傷事故などで中断。関電は2010年12月に3号機でMOX燃料を初めて装荷し、定期検査に入る12年2月まで国内4例目となるプルサーマル発電を行っていた。

 新基準に事実上合格した原発の中では、四国電力伊方3号機(愛媛県伊方町)もプルサーマル発電での再稼働を目指している。

 高浜3、4号機は安全審査に合格したものの、運転差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定をめぐる異議審が続いており、再稼働時期は見通せていない。

以上引用
fukuishimbun.co.jp/localnews/npp_restart/81473.html


前にも書きましたが、福井県沖には、311の前震であった3月9日のM7.2地震の震源付近の観測装置を埋め込んだ穴を堀った米国の深海掘削船『ジョイデスリソリューション号』が福井の原発目がけて一直線に穴を掘っておりました。

再稼働は、危険過ぎます。

止めましょう。


こんなニュースも

地元高校生が強制参加? 放射能に汚された福島“6国”清掃活動は美談でいいのか


以下引用 前略

清掃作業は相馬市からいわき市まで国道6号線の約50キロ区間を8地区に分け、分担して歩道やその脇に落ちているゴミを拾う。

休日に早起きしてゴミ拾いをすることは立派な行為。だが、問題はその場所だ。福島原発事故から4年半が経ち、除染作業が進んでいるとはいえ、国道6号線周辺には放射線量が高い場所がまだ残っている。その中には、浪江町や富岡町など第一原発からほど近い場所も含まれている。被曝の心配はないのだろうか。

以上引用 以下前文は

wpb.shueisha.co.jp/2015/10/17/55093/


これ、徴兵制への第一歩という気がしませんか??

ボランティアという名前の徴兵制。