村井嘉浩宮城県知事が女川原発の立ち入り調査へ2011/04/26 14:25



懸念されていた女川原発の安全ですが、ようやく知事等が現地の立ち入り調査を行ったようです。


以下引用

読売新聞

宮城県の村井嘉浩知事は26日午前、東日本大震災で緊急停止した東北電力女川原子力発電所(1〜3号機、宮城県女川町・石巻市)に立ち入り調査に入った。

 知事自ら立ち入りに入るのは異例。調査結果を基に同原発の再稼働の是非について判断する。

 立ち入りは東北電力と県、女川町、石巻市が結ぶ安全協定に基づくもので、被災状況や震災対策を確認するのが目的。亀山紘(ひろし)石巻市長、安住宣孝女川町長らとともに午前10時過ぎに施設に入った。東北電側から設備被害について説明を受けた後、原発建屋に入り、地下の浸水箇所や倒れた重油タンクなどを視察した上で、安全性について東北電側と意見交換する。

以上引用終わり

全文は
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110426-OYT1T00300.htm


ようやく実現したわけですが、
福島第一原発は、事故の翌朝に首相が現地入りしてます。
女川原発の立ち入り調査は、なんと地震から1ヶ月半もの時間がかかっています。

大地震後の原発の実態調査は、一番重要な事の一つなので、出来るだけ早く行うべきです。
当日か、翌日には行っていなくてはならないと思います。



おそらく、女川原発は、1ヶ月半かけて、突貫工事で修復して大丈夫なように見せかけたのでしょう。


福島第一原発事故も、津波の前に配管が壊れていたのではないか?という疑惑があります。


電源だけなら予備電源は、空から運べば何とかなるわけですが、冷却水の配管が壊れていたとしたら、電源が確保されても注水出来なくなるわけです。

そう考えると、今回の事故の経緯は納得出来ますね。もちろんこれは、未確認情報なので何とも言えませんが。


そして、絶対安全とか、耐震性の追求とかを原発推進派の方達は言うわけですが、たとえば、配管の『ネジを緩めておく』なんてことは簡単に出来るわけですよ。



そういったテロに対して、原発というのは、本当に防備することが出来るのでしょうか?


そして、活断層調査とか、地震が起きない場所に設置するとかも言うわけですが、活断層の調査、地質調査、ボーリングなどをすればするほど、人工的に地震を起こすには有利になるわけです。
だとすれば、地質調査をすればするほど、テロの危険は大きくなるのです。



つまり、日本の原発は、安全保証上の矛盾した存在なのです。

ですから、当ブログは、国家安全保障の立場から、原発を止めるべきだと発言します。

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