デザインに何が出来るのか?uemulo munenoli+dan tomimatsuの展示会2011/05/17 20:23

uemulo munenoli 100%cotton made in Italy&Japan 29,400yen(28,000)



先日、当店でも好評なuemulo munenoliシャツシリーズのニューバージョンと、日本の優れたプロダクト工場とdan tomimatsuが組んだジュエリーの展示会があり、行ってきました。

uemulo munenoliの、柔らかい生地に今までの型を落とし込んだニューバージョンのシャツ。
女性陣には、人気が高かったです。
シックでエレガントかつ着やすい感じでした。

柔らかい素材と張りのある素材で、これだけ変わるんですね。



ただ、逆に今までの張りのある素材の良さが、比較してみる事によって明らかになっていったのが、これまた面白かったです。

やはり、張りのある素材でしか成し得ない造形っていうのは、あるんですよね〜


そして、色々な人が着ることによって、今まで見えてきて無い部分が見えてきました。

デザイナーさんやアート関係の友人知人達が、様々着てみたのですが、服の造形・クリエイションの奥深さを体感出来て素晴らしいイベントでした。

服というのは、人が着てみて初めて立体造形になるんです。
そして、それは、人が着ないと分らないのです。

あと、場が素晴らしかったなと思います。
なんというか、皆楽しめたのではないか?と


当店も、こういう場を、また作らなくては!と思いました。




一方、dan tomimatsuのジュエリーですが、これは一応来年デビュー予定らしいのですが、世界で2つしか無い超絶な技術力を持つ工場をデザイナーが支援するカタチで、工場のブランドを世に送り出すプロジェクトとの事。

詳細は、まだ秘密なんですが、お見せ出来るようになりましたらお伝えします。

http://www.dantomimatsu.com/


先日、展示会で伺った、当店で取り扱いしているLovegeの井上さんも、工場とデザイナーが組んだアルパカニットのシリーズを発表していましたし(当店でも秋に入荷予定)、デザイナーと生産する側の新しい関わり方みたいな流れがちょっとずつ起き始めています。


Lovegeのアルパカニットは、工場がマージンを取って生産するのでは無く、工場のマージンは無しにして、売り上げの中から、利益をデザイナーと工場がシェアするカタチを取るそうです。
それで、コストを抑えるので、皆さんにも割安で商品を提供する事が出来ます。


そして、工場も売れることで、利益を大きくすることが出来、デザイナーやブランドと共に成長出来る仕組みです。
デザイナーの側にも負担が少ない。win × win × winの仕組みです。


デザインが何を出来るのか?
それは色々あって、当然のことながら、やりかたは沢山あるのですが、いずれにしてもやはり、デザインというのは、人々の幸せの為、笑顔の為であって欲しいと当ブログ管理人は思います。


誰かを、暴力で傷つけて得られる利益に一体どういう価値があるのだろう?と思います。
そして、それは巧妙な宣伝の影に隠れて、それを私達は知らず知らずのうちに選択していたりするわけです。


でも、それは皆が気付けば、絶対に変えることが出来るはずなのです。

それは、田畑や水源や土壌や海を汚して住めない土地にしてしまう、莫大な犠牲の代わりに得ることが出来る原子力発電による電力や、大量破壊兵器があると嘘ついて他国を爆撃する事によって得る利益についても、また同じであると、当ブログは強く思います。




uemulo munenoliシャツ画像その1
http://ccplus.exblog.jp/14520372/

uemulo munenoliシャツ画像その2
http://ccplus.exblog.jp/14525946/

花のうつろい DAN TOMIMATSU 『veil』
http://ccplus.exblog.jp/10674667

MADE IN 東北JAPAN『 Lovege by nowartt』(ロベージ)の新作入荷
http://ccplus.exblog.jp/14695442/

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