MADE IN 福島!!RYOTA SHIGA 2011-2012AWコレクション受注会 ― 2011/06/07 16:56
contemporary creation+ MADE IN JAPAN FAIR
RYOTA SHIGA 2011-2012AWコレクション受注会
6月7日(火)〜6月12日(日)まで (金曜は休み)
今回紹介するデザイナーは、志賀亮太さん
志賀さんの拠点は福島県いわき市にあります。
今回の大震災では、おばあさんの家の目の前まで津波が達したそうです。
なんとか床下浸水くらいで助かったそうですが、連絡がつかない、停電の状況で、世界観が変わったと言ってました。
志賀さんは、経済産業省のサポートを受けて、ドイツでショーを行ったことがあるそうで、今回の地震では、ドイツの名門紙『シュピーゲル』紙に6ページに渡って特集されています。
http://www.apalog.com/ryotashiga/img/49/REVSLVNQSUVHRUwtMmdpZqrJ.gif
http://www.apalog.com/ryotashiga/img/49/REVSU1BJRUdFTC0zR2E.gif
http://www.apalog.com/ryotashiga/img/49/REVSU1BJRUdFTC00SGI.gif
津波、地震、原発の放射能漏れ事故、そしてその中で生まれるファッションのコントラスト。
昨日、ドイツは、2022年に原発を全廃することを決定しました。
イタリア、ドイツと、第二次世界大戦の敗戦国は、核を放棄する決断を下しています。
一方、ファッションの日本代表として経済産業省のサポートを受けた志賀さんは、経済産業省が推進した原発によって被災するという皮肉な運命に見舞われました。
日本では、相変わらず、脱原発派を追い落とすための政治闘争などが行われているようです。
現地の人々の暮らしも考えずに。。
未曾有の事態。
それでも、志賀さんは、福島を拠点にしてファッションを作りたいと考えているそうです。
来期、実質的な日本でのデビューコレクションも、そのほとんどを福島生産で行うそうです。
そんな中、当店では来期、何点かワンピースを発注したのですが、見せていただいた商品の中で、毛皮がスゴいと思いました。
ただ、毛皮というものは、いくら良くても、さすがに発注するだけの資金力も、確実な売り上げも期待出来ないので、今回、志賀さんに商品を御借りして、受注会を行うことにしました。
あえて、当店では、今回、一番ラグジュアリーな『毛皮』の受注会をやります。
この状況下で、ファッションに関する賛否両論があると思います。
でも、世界に通用するファッションが、こういう状況下で生まれてくる不思議を、私達はもっと注目して良いと思います。
ファッションとは何か?それはとても難しい質問です。
でも、ファッションには様々な答えがあります。
正解は一つではありません。
当ブログは、様々な答えがあるからこそ、様々な可能性があるからこそ、ファッションというものを土台に活動を行っています。
原発を使った便利な生活。東北を都合の良いように利用して汚いものを押し付けて、生活の利便性を追求してきた私達の暮らし。
それを、当ブログはもう一回考え直したいと思います。
志賀さんは、同じ福島出身の上榁むねのりさんとは、ミラノでアントニオ・ベラルディのアシスタントをしていた時に、会ったことがあるそうです。
uemulo munenoliシャツ画像その2
http://ccplus.exblog.jp/14525946/
uemulo munenoliシャツ画像その1
http://ccplus.exblog.jp/14520372/
上榁さんもそうですが、当ブログ管理人も、母方の祖母の実家が福島ということで、今回の事態に関しては、相当な感心を持っております。
「MADE IN FUKUSHIMA」の実力を世界に見せてやる」と密かに思ってます。
志賀さんがアントワープ時代に制作を共にした、中里唯馬さんも、実は当ブログ管理人は知り合いです。
色々な場所で、色々な人が動き始めています。
サッカー日本代表を応援するみたいに、ファッションの日本代表を応援していただけると、我々も大変嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
http://ryotashiga.com/
http://www.apalog.com/ryotashiga/
contemporary creation+
http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/
武蔵野市吉祥寺本町2-31-2-101
tel 0422-20-8101 open=12:30〜21:00 月+金=休 (祝日の場合は営業)
RYOTA SHIGA 2011-2012AWコレクション受注会
6月7日(火)〜6月12日(日)まで (金曜は休み)
今回紹介するデザイナーは、志賀亮太さん
志賀さんの拠点は福島県いわき市にあります。
今回の大震災では、おばあさんの家の目の前まで津波が達したそうです。
なんとか床下浸水くらいで助かったそうですが、連絡がつかない、停電の状況で、世界観が変わったと言ってました。
志賀さんは、経済産業省のサポートを受けて、ドイツでショーを行ったことがあるそうで、今回の地震では、ドイツの名門紙『シュピーゲル』紙に6ページに渡って特集されています。
http://www.apalog.com/ryotashiga/img/49/REVSLVNQSUVHRUwtMmdpZqrJ.gif
http://www.apalog.com/ryotashiga/img/49/REVSU1BJRUdFTC0zR2E.gif
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津波、地震、原発の放射能漏れ事故、そしてその中で生まれるファッションのコントラスト。
昨日、ドイツは、2022年に原発を全廃することを決定しました。
イタリア、ドイツと、第二次世界大戦の敗戦国は、核を放棄する決断を下しています。
一方、ファッションの日本代表として経済産業省のサポートを受けた志賀さんは、経済産業省が推進した原発によって被災するという皮肉な運命に見舞われました。
日本では、相変わらず、脱原発派を追い落とすための政治闘争などが行われているようです。
現地の人々の暮らしも考えずに。。
未曾有の事態。
それでも、志賀さんは、福島を拠点にしてファッションを作りたいと考えているそうです。
来期、実質的な日本でのデビューコレクションも、そのほとんどを福島生産で行うそうです。
そんな中、当店では来期、何点かワンピースを発注したのですが、見せていただいた商品の中で、毛皮がスゴいと思いました。
ただ、毛皮というものは、いくら良くても、さすがに発注するだけの資金力も、確実な売り上げも期待出来ないので、今回、志賀さんに商品を御借りして、受注会を行うことにしました。
あえて、当店では、今回、一番ラグジュアリーな『毛皮』の受注会をやります。
この状況下で、ファッションに関する賛否両論があると思います。
でも、世界に通用するファッションが、こういう状況下で生まれてくる不思議を、私達はもっと注目して良いと思います。
ファッションとは何か?それはとても難しい質問です。
でも、ファッションには様々な答えがあります。
正解は一つではありません。
当ブログは、様々な答えがあるからこそ、様々な可能性があるからこそ、ファッションというものを土台に活動を行っています。
原発を使った便利な生活。東北を都合の良いように利用して汚いものを押し付けて、生活の利便性を追求してきた私達の暮らし。
それを、当ブログはもう一回考え直したいと思います。
志賀さんは、同じ福島出身の上榁むねのりさんとは、ミラノでアントニオ・ベラルディのアシスタントをしていた時に、会ったことがあるそうです。
uemulo munenoliシャツ画像その2
http://ccplus.exblog.jp/14525946/
uemulo munenoliシャツ画像その1
http://ccplus.exblog.jp/14520372/
上榁さんもそうですが、当ブログ管理人も、母方の祖母の実家が福島ということで、今回の事態に関しては、相当な感心を持っております。
「MADE IN FUKUSHIMA」の実力を世界に見せてやる」と密かに思ってます。
志賀さんがアントワープ時代に制作を共にした、中里唯馬さんも、実は当ブログ管理人は知り合いです。
色々な場所で、色々な人が動き始めています。
サッカー日本代表を応援するみたいに、ファッションの日本代表を応援していただけると、我々も大変嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
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http://www.apalog.com/ryotashiga/
contemporary creation+
http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/
武蔵野市吉祥寺本町2-31-2-101
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