中国とインドは、中央銀行が金(ゴールド)を持っていなくても、ものすごい金額(毎年1000トン)を今、集めている2014/04/08 21:34


現在起きているのは、金(および基軸通貨)を巡る闘いだと思っているわけですが



2013年12月時点での中央銀行の金保有量の上位20ヶ国は以下のとおり。(括弧内は外貨準備に占める金の割合)

1:米国 8,133.5(70%)
2:ドイツ 3,387.1(66%)
3:IMF 2,814.0(-)
4:イタリア 2,451.8(65%)
5:フランス 2,435.4(65%)
6:中国 1,054.1(1%)
7:スイス 1,040.1(8%)
8:ロシア 1,035.2(8%)
9:日本 765.2(2%)
10:オランダ 612.5(51%)
11:インド 557.7(7%)
12:トルコ 519.7(15%)
13:ECB 502.1(26%)
14:台湾 423.6(4%)
15:ポルトガル 382.5(84%)
16:ベネズエラ 367.6(72%)
17:サウジアラビア 322.9(2%)
18:英国 310.3(12%)
19:レバノン 286.8(23%)
20:スペイン 281.6(23%)

引用
lets-gold.net/chart_gallery/chart_gold_demand2.php



ドイツ+フランス+イタリア=8274.3

米国 8,133.5

非常に微妙な争いなのが分かります。


で、ドイツが、米国とフランスの金返還しろと言ったわけですね。
2020年までに674トン



英国がやけに少ないよね。
ドイツの十分の一だ。
理由が知りたいですね。



日本は、外貨準備のうちの、わずか2%
中国は1%
スイスも意外と低いですね。




で、もう一つ、こんな数字が

以下引用


ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2013年の金需要レポートによると、国別の金消費需要(宝飾と金現物投資)で、中国が前年の806.8トンから1,065.8トンへ32.1%増加し、世界一の金消費大国となっています。2012年まで1位だったインドは974.8トンと12.8%の増加にとどまり2位に。世界に占める割合は中国の27.6%とインドの25.2%で52.8%と過半数を占めます。
以下、トップ10の順位と国名、消費量(全体比率)、前年比増減率。


1位:中国 1,065.8トン(27.6%) +32.1%
2位:インド 974.8トン(25.2%) +12.8%
3位:米国 190.3(4.9%) +17.6%
4位:トルコ 175.2(4.5%) +60.0%
5位:タイ 140.1(3.6%) +72.7%
6位:ドイツ 121.0(3.1%) +10.3%
7位:ベトナム 92.2(2.4%) +20.1%
8位:UAE 77.1(2.0%) +24.2%
9位:ロシア 73.3(1.9%) +5.3%
10位:サウジアラビア 72.2(1.9%) +13.9%


以上引用
lets-gold.net/chart_gallery/chart_gold_demand2.php




中国とインドは、中央銀行が金を持っていなくても、ものすごい金額(毎年1000トン)を今、集めているということが分かります。


これが、どうなるか?というのは、今後の一つのポイントでしょうね。



では、なんで日本は集めてないの??となりますが

日本の金保有は、都市鉱山(使用済み電化製品)で約6000トンあるそうです。

他は明らかになっていない。


まあ、そのあたりが。。311とか。。いろいろ関係あるのかなというのが、当ブログの考察ですが。。