本当にファシズムや人種差別主義と闘うなら、アメリカの歴史を知るべきでしょう2017/08/17 22:09


またまたメディアが、ヒラリークリントンとジョージソロスと仲間達の作戦を支援しているようですが。。

以下引用

トランプ大統領 衝突事件「双方に非」…差別主義を擁護か
mainichi.jp/articles/20170816/k00/00e/030/239000c
毎日新聞2017年8月16日 11時40分(最終更新 8月16日 11時40分)

トランプ米大統領は15日、南部バージニア州で発生した白人至上主義者らと反対派が衝突した事件に関し「一方に悪い人間がいたが、もう片方には非常に暴力的な集団もいた。誰も口にしたくないことだが私は言う」と言及し、「双方に非がある」との見解を示した。事件発生直後に続く差別主義者擁護ともとれる発言で、各界からの反発は必至だ。

 ニューヨークのトランプタワーでインフラ整備に関する発表に臨んだ後、記者団の質問に答えた。

 トランプ氏は極右思想オルト・ライトを念頭に「(デモ活動の)許可もなく突っ込んできたオルト・レフトはどうなのか」などと繰り返した。反対派の中には武器を持ち込んだり、暴力を使ったりした参加者もいたことを指摘したものだが、トランプ氏はネオナチ側の参加者には「非常に良い人々もいた」とも語った。

 事件の発端となった、南北戦争で奴隷制を支持する南部連合を率いたリー将軍の銅像撤去計画については「銅像が置かれた自治体などの判断だ」とする一方、「奴隷所有者だったワシントンやジェファーソンの銅像も撤去するのか」と、建国の父とされる大統領の名を列挙し疑問を呈した。

 米メディアによると、ホワイトハウスは大統領による質疑を予定しておらず、トランプ氏の答弁は用意されたものではなかった。トランプ氏の発言を受けて、秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)の元最高指導者、デービッド・デューク氏はツイッターに「大統領の正直さと勇気に感謝する」と投稿した。

 トランプ氏は事件発生当日の12日、声明で白人至上主義やネオナチ、KKKを明確に否定しなかったことで厳しい批判を浴び、14日により厳しい声明の発表に追い込まれている。

以上引用

KKKのアンチをやっていたANTIFA(アンチファ)も、ジョージソロスと仲間達が資金出してるわけでしょ。

アンチファシズムというなら、少なくともネオナチを支援してウクライナのクーデター仕掛けたヒラリークリントンと仲間達を批判してなきゃ、お話になりません。

シリアやリビアを無茶苦茶にしたネオコン・ネオリベ連中に反対してなくちゃ、お話になりません。


『事件の発端となった、南北戦争で奴隷制を支持する南部連合を率いたリー将軍の銅像撤去計画については「銅像が置かれた自治体などの判断だ」とする一方、「奴隷所有者だったワシントンやジェファーソンの銅像も撤去するのか」と、建国の父とされる大統領の名を列挙し疑問を呈した。 』

これは、至極当然の発言だと思いますけど。


アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンも、アメリカ独立宣言を書いたトマス・ジェファーソン(第三代アメリカ大統領)も、共に奴隷を実際に所持していましたし、白人至上主義者でした。
というか、アメリカは元々そういう国です。

アメリカ先住民が抵抗出来なくなるまで殲滅させられた1800年代後半までの間で、明確に自分たちの権利と同じものをアメリカ先住民に対して認めていたのは、筆者が勉強した限りでは、ごく一部のクエーカー教徒達だけです。

東京大空襲(東京ホロコースト)の日に考えるアメリカの歴史 ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/03/10/8044852

詳しくは過去記事をどうぞ

アヘンタバコによる土地収奪方法を編み出したのが、ジョージワシントンの先祖(曾祖父)だったので、アメリカ合衆国の初代大統領は、ジョージワシントンなのではないか?
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/02/21/8024745

アメリカ独立戦争当時の陸軍長官が、我々の植民は、先住民の絶滅作戦だったと書いている
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/03/01/8035574

奴隷制や人種差別に本気で反対するなら、当然のことながら、アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンの銅像も、アメリカ独立宣言を書いたトマス・ジェファーソン(第三代アメリカ大統領)の銅像も撤去すべきなのではないでしょうか。



日本のメディアは、アメリカの南軍=悪、北軍=善だから、南軍の指揮官の銅像を引き倒すのは正しいという方向に持っていこうとしているみたいですが、前から書いているように、
北軍のリンカーンは、「人民による人民のための政治」を掲げていましたが、彼が掲げた『人民の定義』の中には、アメリカに元から住んでいた先住民=モンゴロイドは入っていませんでした。

このため、彼の「人民による人民のための政治」のための南北戦争によって、アメリカに元から住んでいた人々は、住む土地を奪われ、その生活の糧を奪われ、その命をも奪われ、もはや抵抗すら出来ないまでに追い込まれています。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/03/10/8044852

先住民を居留地に追いやったのは、先住民が住んでいた場所に金銀や石油など資源が沢山あったためです。
それらを奪うために南北戦争があったのです。


アメリカの南北戦争によって、アメリカ先住民は居留地に追いやられ滅ぼされ、入植者達やアメリカ背後の株式会社や金融資本は、アメリカを占領したわけです。

奴隷解放というのは、入植者達が先住民を駆逐し、資源や土地や財産を自分達のものとした上で、その植民地を更に海外へ広げるために、奴隷を国民にして戦争を行う兵隊として利用するために奴隷解放したのです。

以降、同化させられた先住民や黒人達は、米国の世界支配戦争のためにこき使われていくのです。


同時期には、極東アジアでこんなこともありました。


以下引用 過去記事

アメリカ陸軍仕込みの日本クリスチャンが『国家主義者』になって、自分の国ではないはずの朝鮮併合しに行ってキリスト教化しようとして、それに反発して朝鮮クリスチャンが朝鮮独立運動してるぞ。
しかも、米陸軍仕込みのクリスチャンなのに神社参拝強要って。。
日本=神社を朝鮮半島クリスチャンの敵にするために仕込んだのか。

典型的な、分断統治だな。

敵味方に米軍の細胞を送り込んで闘わせる。
徹底的に先住民を悪者にし、自分たちを有利にする。
資産や財産を奪い、奴隷にする。
移民がアメリカ上陸以来の伝統的手法というわけです。

http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/05/24/


事実上、米軍がアメリカ先住民の抵抗を抑え込んだ1890年には、数百万から数千万居たはずの北米の先住民は25万人にまで減らされてしまったのです。

その状況下で、世界征服に向けて動き出したのが、アメリカのマニフェストデスティニーです。

それと時を同じくしてユーラシア大陸東側での戦闘が激化していくわけですから。

たぶん、この歴史を見つめないと見えてこないことが沢山あると思います。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/02/09/8014082

以下は

人工芝運動のシールズが8月15日の終戦記念日に解散したそうですが ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/08/17/8154037


人工芝運動というのは、NED全米民主主義基金とか、USAIDアメリカ合衆国国際開発庁が援助している『草の根運動を潰すための米国製革命風運動』のことです。


シールズ『SEALDS』は、『ネイビーシールズ=NAVY SEALS=アメリカ海軍特殊部隊』と瓜二つ

SASPLっていうのもありましたが、こちらも、『特殊空挺部隊(とくしゅくうていぶたい)、略称SAS (Special Air Service) は、イギリス陸軍の特殊部隊である。』そっくりです。


SADLSっていうのもあって、こちらは、サドルバック教会。つまり、オバマ大統領のアメリカ合衆国大統領就任式で開会の祈祷を務めたリック・ウォレン牧師の所属教会の名前が付いてますね。


サドルバック教会=南部バプテスト連盟

主な人物

ビリー・グラハム(国際的な福音主義宣教師、テレビ伝道師) =ブッシュを改心させてイラク戦争に導き異教徒を大量破壊兵器を用いて殲滅せよと演説していた

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(牧師、アフリカ系アメリカ人公民権運動指導者)

ジミー・カーター(アメリカ合衆国第39代大統領) =ソ連を倒すためにアフガニスタンのムジャヒディン(アルカイダ)に麻薬と武器を与えて育てる作戦を行った大統領。その作戦を立案したのが、オバマ大統領のブレーンだったブレジンスキー

ビル・クリントン(アメリカ合衆国第42代大統領) =妻はネオナチやテロリスト支援して内戦引き起こしたヒラリークリントン

リック・ウォレン(バプテスト派サドルバック教会牧師、2009年1月20日、バラク・オバマのアメリカ合衆国大統領就任式で開会の祈祷を務めた。)

中略


そもそも論なんですよね。

911から世界征服を始めた支持母体が、南部バプテスト連盟という話なわけで

そして、「奴隷解放に反対して分離した」と書かれてますけど。


「南部バプテスト連盟は、アングロサクソン人種の独断的優越感にもとづき、アメリカ人が世界救済のための独自な資格を与えられているという神話に同意し、是認」
と書かれてますよね。

マーティン・ルーサー・キングみたいな人も居るので、リベラルと思われがちですけど、これ、元々は、ベトナム戦争に黒人を従軍させるために公民権運動仕掛けてたようです。

公民権与えるから戦争に行けという理論。

で、マーティン・ルーサー・キング氏が、反戦になったので暗殺されたということらしい。


歴史上、アメリカという国は、突出して異常な国だといえます。
その歴史において93%戦争しているのです。
こんな国は、他には無いでしょう。


民主主義を掲げながら、不正選挙をして「お前らが選んだのが悪い」と言って、勝手な法律を作り、なおかつ不正選挙による偽民主主義を押し付けるために、テロリストや反政府勢力を育て、それを理由に他国を爆撃し、侵略してるわけですから、こういう国をなんとかしない限り、世界に平和は訪れないでしょう。というのが、最近の世界情勢を理解してきた人々の共通理解だと思います。

それを理解した人々には、アメリカに占領されたり爆撃されたりした国々の人々だけではなく、一般のアメリカ人も含まれます。
私達植民地の人間も含まれます。

よく考えていただきたいものです。


本当にファシズムや人種差別主義と闘うなら、こうした歴史を当然知る必要があります。

そして、アメリカとその仲間達による植民地主義のための戦争に反対する必要があります。

コメント

_ sugoi ― 2017/08/17 22:33

すばらしい
よく研究されてるとおもいます
めっちゃ勉強になります

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