日欧EPA1100ページ以上の協定文および付属書。日本政府は約50ページの「ファクトシート」を公開したのみ2018/07/14 19:19

内田聖子さんツイッターより引用

内田聖子/Shoko Uchida
@uchidashoko
7月12日
7月9日から11日まで、ベルギーのブリュッセルにて日EU投資交渉会合が開催された。日EU経済連携協定にて日本は投資章にISDSの導入を主張、しかしEU側がこれに反対したため結論が出ずに協定とは切り離して紛争メカニズムを議論することになった。その持ち越しの交渉が今回の投資交渉となる。

安倍首相のブリュッセル訪問は中止となっため署名式は来週17日に延期されました。しかしこの段階になっても日本政府は協定の概要を記載した50ページほどの「ファクトシート」しか公開しておらず、協定文は1ページも公開していません。一方、欧州委員会は昨年12月より協定文を公開しています。

日本政府の貿易交渉に関する情報開示は、TPPの時よりも後退しています。TPP協定は署名式の約2週間前に協定文の日本語仮訳が公開されました(それでも英語版の協定文公開から約2か月半後でしたが)。しかし日EU協定では、署名式の1週間前になっても公開されていません(本来は昨日が署名式)。

特設ウェブサイト「日EU経済連携協定の全体像と問題点」(PARC、責任編集:内田聖子)を本日付で公開します。まずは部分的にですが協定文の仮訳を公開しています。ぜひご覧ください。 jefta.strikingly.com

日欧EPA、17日に署名式 TPP11首席会合は18日から

最終合意をした2017年12月、欧州委員会は協定文をウェブサイトに公開し始めました。
2018年7月時点で、1100ページ以上の協定文および付属書が公開されています。
しかし日本政府は約50ページの「ファクトシート」を公開したのみで、協定文はまったく公開していません。
jefta.strikingly.com

以上引用

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