下北沖・三陸沖だけでなく、銚子沖と、伊豆七島海域でも平年に比べて海水温が高くなっているようです2015/05/07 20:51

どうも、下北沖・三陸沖だけでなく、銚子沖と、伊豆七島海域でも平年に比べて海水温が高くなっているようです。

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/2015cal/anomaly/anomaly.html



これ、深海掘削船ジョイデスリソユーション号の掘削海域(伊豆)

深海掘削船ちきゅう号の掘削海域(下北・三陸沖)

それから、日本唯一の危機管理専門大学である千葉科学大学の目の前のいつもの地震の海域と一致してますよね。


以下の海域です。

以下引用
深海掘削船ジョイデスリソユーション号の深海掘削

EXP350

航海予定期間
2014年3月30日~2014年5月30日

掘削船
JOIDES Resolution

乗船/下船地
Keelung(台湾)/横浜
j-desc.org/modules/tinyd2/rewrite/expeditions/IBM_reararc.html


EXP352
航海予定期間
2014年7月30日~2014年9月29日

掘削船
JOIDES Resolution

乗船/下船地
横浜/Keelung(台湾)
j-desc.org/modules/tinyd2/rewrite/expeditions/IBM_forerarc.html



以下深海掘削船ちきゅう号


EXP337
航海予定期間
2012年7月25日~9月30日

掘削船
地球深部探査船「ちきゅう」(CDEX)

科学目的
下北半島東方沖において海底下2000mを超えるライザー掘削を行い、海底下深部に埋没した未成熟の石炭層に関連する炭化水素循環システムと微生物学的・地球化学的プロセスを調査する。調査項目の具体的な例として、以下の科学目標の達成を目指す:
海底下深部の生命活動が海洋底の炭化水素循環にどのような役割を果たしているか?
海底下深部に埋没した褐炭層の熟成プロセスは、地下生命圏を支えるエネルギーや栄養基質の源となるか?
海底堆積物中の炭化水素の移動や特性の変化は、地下生命圏の生物量、多様性、代謝機能や活性とどのような関連性があるか?
この地域の熱起源、および生物活動起源の有機化合物の生産量はどのくらいか?そして海底下の炭素貯留量にどれだけ貢献しているか

実施計画
2006年に行われた地球深部探査船「ちきゅう」の慣熟航海期間中に、海底下511 mまで試験掘削されたC9001孔を、ライザー掘削でさらに2200m以上掘進する。647-2200 mの区間で約30箇所のコアを採取する。炭層や不整合面などの科学的重要性の高い地層では、コア回収率を改善する目的で、石油業界でよく 用いられる大口径コアを使用する。ライザー掘削時に生じるカッティングスと泥水ガスも連続的な船上科学分析に用いられる。ワイヤライン検層は通常の物性測定や孔壁画像の取得に加え、地層流体の採取と現場化学分析を行う。
本航海は、JSPSによる最先端研究基盤事業の交付金の一部を用いて実施される。

以上引用
j-desc.org/modules/tinyd2/rewrite/expeditions/shimokita_coal_bio.html




航海期間
2012年4月1日~5月24日

掘削船
地球深部探査船「ちきゅう」
航海概要
本航海では、水深約7,000mの海底をおよそ1,000m掘削することにより、東北地方太平洋沖地震を引き起こした断層帯のコア試料やLWDデータを取得し、CORKタイプの観測装置を設置する。
j-desc.org/modules/tinyd2/rewrite/expeditions/JFAST.html



地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第343次研究航海「東北地方太平洋沖地震調査掘削」について
海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)(※1) の一環として、第343次研究航海「東北地方太平洋沖地震調査掘削」を平成24年4月1日より実施しておりましたが、5月24日に研究航海を終了しましたので、ご報告します。

1.調査事項
本研究航海では、東北地方太平洋沖地震の巨大地震と津波を引き起こしたプレート境界断層の摩擦特性の解明を目的とし、これまでの調査研究から海底面が非常に大きく変動したと推定されている宮城県牡鹿半島東方沖の海域(図1)において、海底からプレート境界に到達する海底下850.5mまでの掘削同時検層(※2)を行い、地層の物性データを取得するとともに、海底下648m~844.5mの区間で、断層を含む地質試料を採取しました(図2)。
一方、プレート境界断層の摩擦熱を計測するために掘削孔内に設置予定であった温度計については、同作業に不可欠な水中テレビカメラシステム(※3)のケーブルに不具合が生じたため、設置を今夏に延期することにしました(平成24年5月17日既報)。



【図1】掘削地点の海底地形図
宮城県牡鹿半島東方沖約200km沖合の海域。
水深6889.5メートル、海底下850.5メートル付近のプレート境界断層まで掘削
jamstec.go.jp/j/about/press_release/20120525_2/


以上引用


というわけで、また何かやっているのかもしれませんが、こういう見方も出来ますというもう一例も。


表面水温図
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/2015cal/temp_color/temp_color.html

表面水温海流合成図
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/2015cal/tc/tc.html


黒潮の蛇行とも一致していますね。


「関東・東海海況速報」
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/2015cal/anomaly/anomaly.html


ただ、黒潮の外側にも暖かい海域があるような。。


以上メモでした。


いずれにしても、潜水艦その他に厳重注意でよろしくお願いします。


まあ、昨年の桜花賞馬『ハープスター(父ディープインパクト)』は引退だそうですが。

繋靭帯損傷に加え種子骨靭帯炎も併発のため
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150507-00000002-kiba-horse

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