不正選挙偽内閣が、明らかな憲法違反の『集団的自衛権』を持つとかなんとか言ってますが、リテラのこの記事を日本人全員読んだ方が良いと思います2015/03/21 19:10

不正選挙偽内閣が、明らかな憲法違反の『集団的自衛権』を持つとかなんとか言ってますが、リテラのこの記事を日本人全員読んだ方が良いと思います。


このインタビューの柳澤協二氏は、2004年4月から約5年半、小泉→安倍→麻生と3代の政権に渡って危機管理・安全保障担当の内閣官房副長官補として官邸の参謀役を務めた元防衛官僚。
この間に自衛隊のインド洋海上補給支援活動やイラク派遣などの立案にも携わった、いわば日米安保の側に立っていた人です。

その柳澤氏が、現実的な軍事の視点から、現在の集団的自衛権問題が、全くのナンセンスであると指摘しています。非常に鋭い分析ですので、是非読んでみてください。

以下分かり易いように、要点を抜粋してまとめておきますが、全文はリンク先をご覧下さい。


防衛官僚出身、安倍官邸の元参謀役が首相の無知を批判! 集団的自衛権はコスパが悪い
http://lite-ra.com/2015/03/post-949.html

要点まとめ

*集団的自衛権が必要な根拠として、同盟国であるアメリカと中国の間で軍事衝突が起きたとき、中国に奇襲された米軍の艦艇を自衛隊が守らなくていいのかという主張があるが、そのためにいったいどれくらいの兵力が必要なのかの議論がまったくない。

柳澤氏の分析
・現状の4個護衛隊群では全然足りず、最低あと2個護衛隊群が必要となり、西太平洋までの距離の長さを考えれば、ミサイルや弾薬の備蓄もいまの数倍に増やさなければならない
・アメリカの船を守るために自衛隊を出したら肝心の日本の防衛が手薄になり、その分の補強も必要になる。
・財政的裏づけに関する話がいっさいない。
・備蓄増が必要な迎撃ミサイルだけでも1発数千万円もする。


*米国に向け我が国上空を横切る弾道ミサイルの迎撃のために必要という理論への反論

柳澤氏の分析
・物理的に不可能。そのために、いつのまにか話はグアムやハワイに向かうミサイルにすり替わった。
・ミサイル対処可能なイージス艦を使えば技術的に撃ち落とすことは不可能ではない。
・ただし、このイージス艦は日本には6隻しかなく、アメリカには30隻以上もある。
・北朝鮮がグアムやハワイにミサイルを撃ち込む事態になったら、日本のイージス艦をグアムやハワイの近海に持っていくより、日本の船は日本の防衛に使って、グアム、ハワイはアメリカが自分で守るほうが自然。
・アメリカは米軍の艦船を「日本に守ってもらう」などということはまったく想定していない。
・日米の軍事力には大きな「差」があり、当然、アメリカのほうが上。
・同盟国としての日本が求められる最重要事項は、「日本」を日本自身が守るということだけ。
・自国の国土を守るという点においては、専守防衛を旨としてきた自衛隊は世界でも屈指の能力を備えている。




官邸の安保担当も務めた防衛省元幹部が証言!「集団的自衛権は安倍首相の個人的願望だ」
http://lite-ra.com/2015/03/post-958.html

*世界最大の軍事力を持つ覇権国家アメリカと、新興覇権国としてのポジションを虎視眈々と狙う中国の間に挟まれ、日本が果たすべき役割は何なのか?

柳澤氏の分析
・アメリカ、中国にできないことをやれば良い。
・戦後の日本はアジア諸国の経済成長に貢献し、武器輸出を行わない国として軍縮に先導的な役割も果たしてきた。
・民間企業においても現地ワーカーを育て経営のノウハウまで与える日本的手法は、日本の誇るべきブランドとして育ってきた。
・国際平和協力でも、日本は武器を使わずに現地の要望に配慮した独自の活動を展開し、成功を収めた。
・その経験から、日本の防衛にとって集団的自衛権はまったく必要なく、むしろ有害無益なもの。


以上

全くもって、リアルな軍事的分析であって、お花畑な偽首相や偽右翼に聞かせたい話である。

というわけで、リアルな軍事の世界では、日米安保の立場に立っても、『集団的自衛権』は、全く必要ないのである。

日本が今、しなければならないのは、『集団的自衛権』の制定ではなく、国際社会と共に、米国戦争屋シオニストネオコン達が引き起こしている第三次世界大戦を止めることである。

そして、過去を反省し、世界の国々と友好関係を築くことである。

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