朝鮮半島あれこれ2017/05/15 22:13

韓国大統領選挙で野党が勝ち、朝鮮戦争詐欺終了かと思いましたが、まだあれこれ起きているようです。


以下櫻井ジャーナルさんより引用

2017.05.14
東アジアの軍事的な緊張を緩和させる動きに弾道ミサイルが冷水、ホワイトハウスでは好戦派が攻勢

5月14日午前5時半頃、朝鮮は同国の西岸から弾道ミサイル1発を発射したと伝えられている。韓国ではアメリカの好戦的な政策に抵抗している文在寅が新大統領に就任、13日にはノルウェーから朝鮮へ戻る途中の崔善姫北米局長が北京で記者のインタビューに応じ、条件が整えばアメリカ政府と話し合う用意があると語っていた。その軍事的な緊張を緩和させる動きを1発の弾道ミサイルが壊したと言える。ネオコンを含むアメリカの好戦派にとって好都合な行為。例によって、絶妙のタイミングだ。

話し合いの方向へ進む動きが出てくると強力なブレーキがかかるのはいつものこと。例えば、今年3月1日から2日にかけて崔善姫はニューヨークで元アメリカ政府高官と会談する予定になっていたのだが、アメリカの国務省がビザの発行を拒否したことでキャンセルされている。朝鮮だけでなく、アメリカにも東アジアの軍事的な緊張を緩和させたくない人びとが政府内にいるということだろう。勿論、安倍晋三政権もその好戦的陣営に属している。

そう言えば、キエフでネオ・ナチを使ったクーデターが進行中だった2014年2月4日、ビクトリア・ヌランド国務次官補(当時)がジェオフリー・パイアット駐ウクライナ米国大使と「次期政権」の閣僚人事を電話で話し合っている音声がインターネット上にアップロードされた。その中で、政府と反政府派との衝突を話し合いで解決しようとしていたEUに対し、ヌランドは「くそくらえ(F*ck the EU)」と口にしていた。

ネオコンの基本スタンスは「脅して屈服させる」。アメリカは何をしでかすかわからない国だと思わせれば自分たちが望む方向へ世界を導けるとリチャード・ニクソンは考え、イスラエルのモシェ・ダヤン将軍はイスラエルも狂犬のようにならなければならないと語ったそうだが、そういうことだ。

そうした考え方をする勢力に属しているひとりがヒラリー・クリントンであり、それを批判して大統領に選ばれたのがドナルド・トランプ。ところがトランプはロシアとの関係修復を主張、国家安全保障補佐官だったマイケル・フリン中将を解任し、クリントンの人脈の属すH. R. マクマスターに交代させた。クリントンは戦争ビジネス、金融資本、ネオコンなどを後ろ盾にしている。

そのクリントンの暗部に触れる電子メールの問題が昨年、話題になった。中東や北アフリカにおけるアル・カイダ系武装集団を使った秘密工作、リン・フォスター・ド・ロスチャイルドやジョージ・ソロスとの関係はすでに浮上している。

ところが、FBIのジェームズ・コミー長官は電子メールについて、クリントンが機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があることを認めたうえで、司法省に対して彼女の不起訴を7月5日に決めている。不起訴の理由について、証拠となる万2000件近い電子メールが削除されていたことが挙げられていたが、電子情報機関のNSAは全てのメールを記録しているので、FBIがその気になれば捜査は可能だった。

この決定から3カ月後、10月28日にコミー長官は7月の決定を翻してしまう。クリントンの電子メールに関する捜査を再開したと連邦議会に通知したというのだ。クリントンの側近中の側近として知られているフーマ・アベディンの元夫、アンソニー・ウィーナーが所有するパソコンから数万件に及ぶアベディン当ての電子メールが発見され、それが問題になっているという。

この決定も翻されるのだが、ここにきて問題になっているのはコミー解任後の人事。長官代理になったのは副長官のアンドリュー・マッカビ。妻のジルは2015年3月にバージニア州上院議員選挙への出馬を表明、67万5000ドル以上をクリントンと親しいテリー・マコーリフなどから受け取っていたというのだ。2015年当時、アンドリューはFBIのワシントンDC担当で、クリントンの電子メール捜査を指揮する立場にあった。コミー長官を解任してマッカビを長官代理にする決定はドナルド・トランプでなく、ロッド・ロゼンスタイン司法副長官が行ったと伝えられている。


ロゼンスタインの書いたコミー解任案はクリントンと緊密な関係にある人物をFBIのトップに据え、トランプ大統領を「ロシア話」で攻撃する材料を有力メディアに提供した。この「ロシア話」に関する証拠、根拠は提示されていない。相変わらず偽報道だ。朝鮮のミサイルにしろ、FBI長官の解任にしろ、アメリカ支配層の内部における抗争が影響しているのだろう。

以上引用
plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705140001/


FBI長官の解任を受けて米メディアが類似性を宣伝するウォーターゲート事件は世界を戦争へ導いた
plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201705120000/


なんか、ややこしい事態になっているみたいです。
どうなるんですかね?


こんな情報も

アメリカFBIの前長官が、ロシアとトランプ陣営の関係について証言する意向あり
parstoday.com/ja/news/world-i30162


とにかく、トランプ解任されると、ペンスが大統領になり最悪の方向になるわけで、それはネオコンが望んでいること。
TPP&世界征服戦争復活路線だろ。
第三次世界大戦路線っす。そりゃ、あかん。


で、こんな情報も

以下スプートニク

北朝鮮は日本時間の14日午前5時28分ごろ、北西部亀城付近から東北東方向に弾道ミサイル1発を発射した。菅官房長官は西岸から弾道ミサイルを発射したことを受けて記者会見を行った。弾道ミサイルはおよそ30分間、約800キロ飛行し、日本海に落下した。共同通信が報じた。


菅官房長官は午前8時すぎの記者会見で「北朝鮮は本日5時28分ごろ、北朝鮮西岸のクソン付近から1発の弾道ミサイルを東北東方向に発射したと判断される。発射された弾道ミサイルは約30分間、約800キロ飛び、朝鮮半島東およそ400キロメートルの日本海上に落下したものと推定される。落下したのは排他的経済水域内ではないものと推定している」と語った。
米太平洋軍は北朝鮮が発射したミサイルについて、種類を分析中とした上で大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではないとの発表した。飛行の特徴がICBMと「一致しない」と指摘、米本土には脅威を与えなかったとした。

以上引用
jp.sputniknews.com/incidents/201705143634276/

ICBMじゃ無いと米軍は言ってるそうです。


以下、ロシアの見解

ロシア国防省は、ロシアの早期警戒システムが北朝鮮領土からの弾道ミサイル発射を感知、発射はロシアへの危険性を一切もたらさなかったと発表した。

スプートニク日本

発表には、「ロシアの早期警戒システムがモスクワ時間13日23時30分、北朝鮮領土からの弾道ミサイル発射を感知した」とある。

同省によると、ミサイルはロシア国境から遠く離れて行く方向に飛んでいった。

ロシアの早期警戒システムはロシア領土から500キロほど離れた地点にミサイルが落下するまで追跡した。

発表には、「当ミサイル発射はロシア連邦に一切の危険性をもたらさなかった。ロシアの早期警戒システムと当直防空部隊は計画通りに任務についている。」

以上引用
jp.sputniknews.com/russia/201705143635293/

さらにこんな情報

北朝鮮、中距離弾道ミサイル発射に成功=韓国メディア
2017年05月15日 07:29
聯合ニュースは北朝鮮の朝鮮中央通信を基に15日未明、北朝鮮に前日の中距離弾道ミサイルの「火星12」の発射実験に成功したと伝えた。

北朝鮮の朝鮮中央通信によると、発射したロケットは予定された飛行軌道に従い、高度2111.5キロまで上昇、787キロの先の公海上に設定した目標水域を正確に打撃した。
先のロシア国防省に発表されたレポートによると、14日(地元日付)に発射されたミサイルはロシア国境から遠く離れて行く方向に飛び、ロシア領土から500キロほど離れた地点にミサイルが落下したとしている。同発表には、「当ミサイル発射はロシア連邦に一切の危険性をもたらさなかった。ロシアの早期警戒システムと当直防空部隊は計画通りに任務についている。」

以上引用
jp.sputniknews.com/incidents/201705153636016/

ICBMじゃなくて中距離弾道ミサイルの発射実験のようです。



現在、中国で一路一帯会議が開かれており、たしか北朝鮮の代表も参加していたような気がするが、なんでこの段階でミサイル発射??

やはり北朝鮮内部も揉めているのか?

とにかく、平和の方向に動くと邪魔する奴が居るのは確か。

だから、いまだに停戦中で終戦していないわけですが。

もういい加減、朝鮮戦争詐欺止めればいいのに。


日米韓が北朝鮮の国家承認すれば、朝鮮戦争詐欺は終了です。
現在、北朝鮮は世界166カ国が承認しており、北朝鮮が孤立しているというのは嘘ですね。


朝鮮半島統一とか何とは、その後で考えれば良いこと(簡単にはいかない事情が様々あるだろうけど)で、とりあえず、戦争終了すれば良いのに。

トランプも、「しかるべきときが来れば話し合う用意がある」と言ってるわけで。


以下スプートニク

ロシアは北朝鮮によるもの含め、核保有国プールの拡大には断固反対=プーチン大統領
政治
2017年05月15日 18:44(アップデート 2017年05月15日 20:16) 短縮 URL2621131
プーチン大統領は中国訪問後の記者会見で、ロシアが北朝鮮によるもの含め、核クラブ拡大には断固反対であると述べた。

北朝鮮が14日に発射したミサイルは核弾頭も搭載可能 メディア
プーチン大統領は、「我々の立場は我々のパートナーにも、世界でも、特に北朝鮮でもよく知られている。我々は反対で、それを反生産的で有害、危険だと見なしている」と述べた。
今回の発射はロシアに直接の脅威をもたらさなかったが、「しかしこれはもちろん、紛争の進展を誘発し、そこに良いことは何もない」との見解をプーチン大統領は示した。

プーチン大統領は、ロシアが核実験もミサイル実験も容認できないと見ていると強く主張し、次のように述べた。

「朝鮮人民共和国との対話に戻り、北朝鮮を脅かすことを止め、これら問題の平和的解決方法を見つける必要がある。それは可能か否か?可能だと私は考える。」

先に、聯合ニュースは北朝鮮の朝鮮中央通信を基に15日未明、北朝鮮に前日の中距離弾道ミサイルの「火星12」の発射実験に成功したと伝えた。
jp.sputniknews.com/politics/201705153637157/


もう、核兵器とか時代遅れだし。

核兵器あるから強いっていうものでもないだろう。


様々な科学技術の発達で時代が変わったわけで、今までのやり方では通用しない方向に向かっているのではないかと。

結局、対立して戦争しないような方向に持っていくしかないわけで、『俺たちのやり方しか許さない』ではなく、互いの利益を尊重しつつウイン×ウインに持っていく方法論みたいなものが求められていると思います。

そういう意味で、今までは、アメリカと仲間達が、『気に入らない連中は全て叩き潰す』だったが、これからは、まず国際会議で交渉みたいな流れに変わってきているのではないかと思う今日この頃です。

プーチンの国連演説あたりから、そういう流れになってきてますよね。

ネオコン戦争屋は、まだまだ沢山居るとはいえということですが。