サッカー日本代表ハリルジャパン ベルギー戦分析2017/11/17 23:31

サッカー日本代表ハリルジャパン ベルギー戦分析

今回、ブラジル戦を踏まえて、守備の訂正をしたわけですけど、概ね出来てましたよね。交代カードを切るまでは。
そのあたりは、ポジティブに考えて良いと思います。
最低、これくらい守備しないと、このレベルでは闘えないのは明らかです。

失点シーンは、吉田が簡単に交わされ過ぎなのも問題ですが、途中交代で入った久保と森岡の守備が軽かったなと。

ほとんど守備になってなかったんですよね。最低、久保が当たりにいって、森岡が奪いに行く、あるいは、それでもダメなら吉田が行くというレベルの守備が必要なのです。

そのあたり、やっているリーグの強度みたいなものもありますし、元々久保はセンターフォワードだから仕方ない部分もあるのですが、現時点では、守備の能力は浅野の方が上でしょう。

その浅野にしても、どうしても守備に追われているとスピードが落ちてくるわけで、それをどうするか?というのも、これから考えなくてはならない問題でしょう。

ブラジル戦の時、ドゥンガが「日本は意外性が全く無いから怖く無い」と言ってましたが、本当に強い相手には、「こいつ反則だろ!と思うほど突出した何かが必要だと思います。
パワーにしろ、高さにしろ、スピードにしろ、テクニックにしろ。

日本で一番可能性が高いのは、やはりスピードなわけですから、そこは追求して欲しいなと思います。

サッカー選手のスピードランキングでアーセナルのウォルコットが7位くらいでしたが、実は吉田麻の最高速はウォルコットと同じですし、長友はウォルコットに楽々と対応していましたから、もっと速いのではないか。
そして長友より速い選手も沢山居るはずです。

浅野は、正直、ドイツでの当たりの強さに対応するためか、以前ほどスピードを感じなくなっています。

今度日本に帰ってくることがあったら、陸上の優秀なコーチに見てみらうと良いかもしれません。もっと速くなるはずです。

そして、スピードがある場合、シュート打ったりする時に7割くらいの力加減にすると、上手くコントロール出来るみたいですので、そのあたりも、きちんとトレーニング積んで欲しいです。


強い相手にスピードスターは、最低2人は欲しいわけです。前半から行く奴と後半から行く奴の2人。

次の東アジア選手権は、是非Jリーグのスピードスターの招集をお願いしたいです。


それから、大迫の1トップですが、ブラジル戦で大迫ですらボールが収まり切らなかったという問題がありました。
この試合はまだ良かったですが、やはり、ポストプレーヤーが大迫だけなので、徹底的にマークされるという問題があります。

なので、前線に2人、ボールを収められる選手が必要だと思います。

それと、むしろ、浅野が1トップで大迫が右サイドでも良いのかなという気もします。
その方が両方活きるのかもしれない。

浅野のスピードと、大迫のポストプレーと、裏への抜け出し、組み立てなど。

浅野は、クロス上げるより、点で合わせた方が得点取りそうなんですよね。

で、インサイドハーフに本田とかね。本田は守備出来ますよ。フィジカル強いしスタミナも十分。

長澤は、初代表で強敵相手にしては、よく頑張ったと思います。
ドイツリーグの経験が活きたのかもしれません。


原口は、この試合に関しては頑張っていたと思います。


アンカーで出場した山口蛍は、センターバックの適正があるのかもしれません。
いざという時のケアが出来ていました。
カウンター対策としては、かなり有効かなと思います。

高さが不安ですが、オーストラリア戦にしても、ベルギー戦にしても、アンカー山口蛍で、いけてたので、どうなんでしょうか?
放り込まれると不安はありますけど。。

そのあたり、東アジア選手権は、センターバック可能なアンカーのテストというのを是非やっていただきたいと思います。

それと、山口蛍が再三やっている横方向の緩いパスに関しては、本当にダメです。
あれ、本番でやったら、確実に失点します。

おそらく、セレッソユースの時から、横に上手い扇原が居たので、横にちょっとパスするのが、くせになっているのだと思いますが。。
あれは、絶対に直さないとマズいです。


井出口は、段々セットプレーのキックが合うようになってきたんですよね。
日々進化してますので、もっと進化して欲しいですね。


そして、ここ2試合の槙野に関しては、非常に成長した跡が見られたと思います。
大きくワールドカップに近づいたかなと。サイドバックも出来ますし。

酒井が2試合とも良かったのは、芝の状態に慣れているというのも大きかったと思います。(フランスリーグアンの選手なので)


あと、ベルギー戦で一番活躍しそうなのは、小柄でクイックなドリブラー、つまり乾だったわけですが、わざと出場時間を短くしたんじゃないかなと。

本気で勝ちに行くなら乾がジョーカーなはずですが、久保や森岡のテストを優先させた。

本番はあくまでもワールドカップなわけなので、全部手のうちをさらす必要はありません。

あくまでも、テスト

そう考えると、0−1くらいで負けておくのが、一番良いかなと。
あまり強豪相手に手の内すべてさらして強かったりすると、徹底的に警戒されて分析されて対策されてしまうわけです。

組み合わせが決まってから半年後というのが、ワールドカップの特徴なわけでして、対戦相手が決まってから、戦術や選手選考などは行われると思います。


戦術など、詳しい分析は、ライカールトさんの分析が一番分かりやすいので、そちらをどうぞ
number.bunshun.jp/articles/-/829317



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