「TPPを推進する米国企業連合」の議員への「多額の寄付キャンペーン」の実態2015/05/30 19:53


内田聖子さんツイッターに重要な情報が出てますので引用します。

以下引用

内田聖子/Shoko Uchida ‏@uchidashoko 5月28日

外交交渉であるはずのTPP交渉。しかし実はそこにも大企業や各国政府からの莫大な「カネ」で動いている。日本政府は「情報収集」の名目でワシントンのロビイストに年間1億以上のカネを支払い、そのカネでロビイストたちは米国議員たちに様々な働きかけを行っている。

一方、米国大企業もTPA法案可決のため巨額を国会議員に注ぐ。共和党議員は平均200万円をTPP推進大企業群から献金として受け取っている。民主党議員でさえ平均20万円強(ガーディアン調べ)。こうしたグロテスクな応酬の中で私たちの暮らしや命のことなどはもちろん一顧だにされていない。


「TPPを推進する米国企業連合」に属する企業は2015年1月から3月までの間に米国の上院議員向けの「多額の寄付キャンペーン」を行なった。この期間はTPA法案提出の時期をめぐり緊迫した時期であり、まさに米国議会でTPAへの賛成・反対の議論が巻き起こっていた時期である。


「TPPを推進する米国企業連合」が上院議員全体に寄付した総額約114万8000ドル(約1億3780万円)のうち、平均して1万7000ドル(約212万円)が、TPA法案に「賛成」した65人の上院議員の手に渡っている。


興味深いのは民主党議員。写真は最終的にTPA法案賛成の民主党議員。米国TPP反対運動からは「恥さらし14人衆」と批判されている。このうちベネット、マレイ、ワイデンの3人はTPP推進企業から合計1270万円もの寄付を受け取っている。


「TPA法案に賛成した"恥さらし民主党議員"」の一人、コロラド州のベネット議員は、前述の「TPPに推進する米国企業連合」による2015年1月~3月までの「TPA法案可決のための寄付キャンペーン」期間中だけでそれら企業から5万3700ドル(約644万円)もの寄付を受け取っている。


共和党ロブ・ポートマン氏は元USTRのTPP推進者。彼も2015年1-3月のTPP推進企業連合の寄付キャンペーン中に14社から約11万9700ドル(約1436万円)受領。内訳はゴールドマン・サックス(7万600ドル)、ファイザー(1万5700ドル)、P&G(1万2900ドル)等。

同じく共和党上院議員ロイ・ブラント氏。モンサントから多額の政治献金をもらい、悪名高き2013年の「モンサント保護法」を提案したことで有名な議員だが、彼もまたこの間にTPP推進企業連合から合計7万7790ドル(約934万円)の献金を受けている(うちモンサントからは1万3500ドル)




アメリカを除く各国は秘密保持契約と情報開示要求との狭間で日本と同じように苦しんでいます。一方アメリカは国会議員にテキストへのアクセスを認めていますが、情報漏えいに対しては、議員資格はく奪という懲罰や禁固懲役に当たる刑事罰まで設定をされています。

アメリカ議員から情報が全く洩れてこないのは、その縛りによるものと思われます。ただしそのアメリカでも、議員に開示がされるのは、ルールのテキストのみ

以上引用
https://twitter.com/uchidashoko

STOP ! TPP !!

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