パリテロを受けて、NATOではなく、EUが初の集団的自衛権の行使表明2015/11/19 17:31

前からそういう噂はあったのだが、NATOじゃなくて、実質上のEU軍が出来たようだ。

以下引用

EU、初の集団的自衛権の行使表明…仏を支援
Uheadlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00050038-yom-int


パリ同時テロを受け、欧州連合(EU)は17日、ブリュッセルで国防相理事会を開き、フランス政府が求めたEU基本条約に基づく集団的自衛権の行使について全会一致で支援を表明した。

 加盟国が武力攻撃を受けた場合、他の加盟国が軍事的手段を含めた支援を行う同条約の条項で初めて発動される。北大西洋条約機構(NATO)と違って軍事同盟ではないため、協力内容は仏政府が加盟国と個別に協議して決める。

 仏政府はイスラム過激派組織「イスラム国」に対するシリアでの空爆強化の方針を示しており、他の加盟国による空爆への参加や、仏軍が西アフリカ地域で行っている国連平和維持活動(PKO)の手助けなどを想定している。


以上引用


オランドの立ち位置が良く分かりませんでしたが、これで話が全部繋がりましたね。


米国戦争屋は、このパリテロを通じてNATOによる集団的自衛権を発動させる予定だったのだと思います。
それで自分たちの利益の方に持っていく予定だった。


こんな記事が出ていました。

以下引用

今後、焦点となるのは、米英仏を中心とするNATO軍の動きだ。

 欧米メディアでは、パリでの同時多発テロをNATO加盟国に対する攻撃とみなし、北大西洋条約5条に明記された「集団的防衛」を発動すべきとの声が広がっている。

 米共和党のリチャード・バー上院議員は15日、NBCの報道番組で「米国はフランスと協調すべきだ」との見解を示したうえで、「5条」を適用して、NATO軍がISを攻撃すべきだとの考えを述べた。

 北大西洋条約「5条」は、「ヨーロッパまたは北アメリカにおける1、2以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する」としている。

 5条は2001年9月11日に発生した米中枢同時多発テロで、1949年のNATO創設以来初めて適用され、NATO軍の作戦行動がアフガニスタンで行われた。まさに「伝家の宝刀」とも言うべき強力な条項だ。

 シリアをめぐっては、内戦終結に向けた外交努力が続いているが、ISの掃討が最優先になるのは明白だ。NATO軍による本格的な空爆が実施される日は遠くない。

以上引用
zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151116/frn1511161900011-n2.htm

で、


CNNで、こんなニュース記事が出てますから。

フランス国旗のフェイスブックはもうやめよう
cnn.co.jp/world/35073700.html


露骨です。作戦が失敗したということなのでしょう。



恐らく、ロシアを通じてフランスは、事前に戦争屋のこのテロ情報を伝えられていて、そのために準備していたのではないかと思われます。

なので、テロの様子がどうもおかしかったのではないか?

このテロは、戦争屋による偽旗なのだけど、それを利用したNATOによる集団安全保障を避けるために、テロを利用してひっくり返したということなのではないか?



直ぐに犯人がブリュッセルに住んでいると特定されるのも妙な話で、米国戦争屋のNATOが飼っていたテロ支援組織情報をリークしているのかもしれません。

ブリュッセルには、NATOの本部がありますから。

同時に、EUの本部もブリュッセルにあるわけで、これは、EUが主体になってNATO軍が飼っていたテロ組織のパージが行われている可能性が高いと思います。


前にも書きましたが、第一次大戦・第二次大戦は、米国のFRBが世界制覇するために仕組まれたものでした。

その中で、欧州が戦場になり、疲弊した結果として米ドル一極支配体制が出来上がったわけです。

以下過去記事


米ドルを印刷する権利を奪った勢力=FRBの勢力は、自分たちが資金提供したソ連とドイツが欧州を巻き込んで闘い、結果的に、それらの勢力を大幅に疲弊・弱体化させ、資金を貸し付けることに成功し、第二次大戦後のドル支配の構造を築いていきます。


戦後、欧州がドル支配を受け入れることになった背景には、米国の援助による欧州復興=このマーシャルプランが上げられます。

マーシャル・プラン(Marshall Plan)は、第二次世界大戦で被災した欧州諸国のために、アメリカ合衆国が推進した復興援助計画。通常は提唱者の国務長官ジョージ・マーシャルの名を冠してこのように呼ぶが、正式名称は欧州復興計画(おうしゅうふっこうけいかく、European Recovery Program, ERP)。wikipedia


その、丁度50年後に、欧州は、ようやく、米ドルの基軸通貨制度を抜け出すための、共通通貨『ユーロ』を生み出すのです。
これは、欧州全体が、FRBの勢力の陰謀のために、互いに殺し合った反省から生まれているのでしょう。


EUには、様々な問題も噴出していますが、今後、二度とこのような殺し合いをしないようにしようという意思が、確かに込められているのです。

もちろん、EUの中の人たちの一部にも、FRBを支配していた悪い人たちも居るにせよ、ということですが。。


そして、その人たちが、リビアやシリアで起きていることの影で蠢いているのも考えなければならないことではあります。


そして現在、新たな通貨を巡る争いが起きてます。
911も311もその過程で起きたものでしょう。


以上引用


『ユダヤ人』は、なぜ殺されたのか??(原爆ホロコーストと『ユダヤ人』大量死の関係とは??)1/2
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/08/21/6953639

『ユダヤ人』は、なぜ殺されたのか??(原爆ホロコーストと『ユダヤ人』大量死の関係とは??)2/2
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/08/22/6954683



で、911からアフガン・イラク戦争というのは、EUが、せっかく自分たちの枠組みを作ったのに、ブッシュ達ネオコン勢力が自作自演のニューヨーク同時多発テロを起こし、NATO軍事同盟を理由に欧州をアフガニスタンやイラク戦争に引き込んだということでもあるのです。


欧州は、イラクと石油をユーロで取引しようとしていたのに、この自作自演のテロからの戦争で、自分たちの利益を奪うための戦争をアメリカと共に始める羽目になったのです。


これが、ドラスティックな変化の発端だったのだと思います。


ウクライナも、ロシアと欧州を仲違いさせるために、米国戦争屋が仕組んだものでした。


おそらく、欧州のトップの人達は、様々な状況から、自分たちの利益や安全が米国戦争屋(シオニストネオコン)に脅かされていることを知って、NATOではなく、EU独自の安全保障を模索したのではないかと思います。


というわけで、これは、米国一極支配が崩れて欧州が独立する第一歩という事かもしれません。


問題は、これからどうなるか?ですね。
注意深く見ていきたいと思います。