選挙管理委員会の人にハッキングによる不正選挙の可能性にどう対処しているのか聞きました2016/07/30 16:24

選挙管理委員会の人に期日前投票の管理について話を伺いました。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/07/29/8142136

のつづきです。


西東京市選挙管理委員会の平井さんに不正選挙対策について話を伺いました。

筆者
「大阪堺市の不正選挙裁判についてはご存知ですか?」

平井氏
「いいえ、知りません」

筆者
「え?知らないんですか!?選挙管理委員会なのに??」

平井氏
「存じ上げません。どういうことですか?」

筆者
「大阪府堺市の自民党の議員さんが、選挙で接戦の末に落ちた際に、計数機が同時に複数台壊れるという事態があり、不審に思った原告が裁判をやりました。
その際に、計数機に対してバックドアやトラップが仕掛けてあり、実際に外部からハッキングされていることが分かりました。ご存知無いのですか?」

平井氏
「そちらは、何でご覧になったのですか?ネットですか?」

筆者
「IWJという独立系のメディアが、原告のインタビュー取って詳しく動画を上げていますよ。」

平井氏
「是非見てみたいと思います。」

筆者
「それでですね。外部からのハッキングによる不正操作に対して、選挙管理委員会として、どのような対策をなされているのか、お伺いしたいのですが。」

平井氏
「まず、計数機という話でしたが、西東京市で使っている計数機は、外部にネットで繋がっておりません。
スイッチを入れて起動し、スイッチを切ると止まるという、ただの計数機です。なので、絶対に外部からハッキングすることは出来ません」

筆者
「それは、平井さんが、実際に計数機の中を開けて確認したのですか?」

平井
「私が開けたわけではありませんが、専門の業者さんにメンテナンスしていただいておりますので、そこでは開けて確認することがあると思います。」

筆者
「では、平井さんが開けて確認したわけでも、選挙の際に開けて確認しているわけでもないのですね?」

平井氏
「選挙の時には、実際に票が通る部分については、開けて確認しています。紙がつまったりしている場合がありますので。」

筆者
「それは、筆者も実際の開票作業を確認して見ました。
西東京市の計数機は、どこの会社のものですか?」

平井氏
「グローリーです。」

筆者
「読み取り機は、どこの会社ですか?」

平井氏
「読み取り機は、ムサシです。」

筆者
「ムサシの読み取り機は、明らかに外部に接続していますよね。パソコンと接続していますし。筆者は、開票所で、何度もデータとにらめっこしている方と画面を目撃していますから。」

平井氏
「無言」

筆者
「最初の投票受付で使っている機械がありますが、あれはどの会社のものですか?」

平井氏
「行政システムという会社のものです。」

筆者
「初めて聞く名前ですね。」

平井氏
「そうですか?このあたりは、ほとんど行政システムさんを使っていると思います。あと、投票用紙を発行している機械はムサシです。」

筆者
「その投票する人を管理するコンピュータにバッックドアやハッキングが行われている可能性に対しては、どう思われますか?」

平井氏
「投票者を管理しているパソコンは、外部に繋いでいないので、不可能だと思います。イントラネットなので」

筆者注 イントラネット(英語: Intranet)とは、インターネット等の技術を用いることで利便性を高め、且つアクセスできる端末を制限する事で安全性を高めた企業内ネットワークの事。

「実は、投票者を管理しているパソコンは、外部に情報を上げていません。外部に報告もしていません。」

筆者
「でも、投票に何人来たとかいうデータありますよね。あれはどうするのですか?」

平井氏
「パソコンのデータを、投票が終了してから、紙に書いて、職員がその紙を持って開票所に行きます。パソコンを触るのは、翌日になってからです。何歳の人の投票率は何パーセントだったなどのデータをだしますので」

筆者
「そうなんですか?二重投票の防止のためにパソコンで管理していると以前伺ったのですが、どのように管理されているのですか?」

平井氏
「基本的に、パソコンの中だけで管理しています。投票に来ていただいた方の情報はパソコンの中にありますが、外部に送ったりはしていません。おしゃるように、二重投票を防止するために、西東京市でいえば、田無庁舎と保谷庁舎の2カ所あるので、間違って両法来たりする方が居るので、それを防止するためにデータはパソコンの中にあります。」


筆者注
「突っ込めなかったが、期日前投票所が2カ所あるなら、2つのパソコンがデータを共有しなければ、二重投票が防げない気がする。データは、どこにも送っていないという発言と矛盾する気がするぞ。イントラネットで2つのパソコンが情報共有しているということじゃないのか?それを、普通は外部に情報を送っていると言う。そのパソコンの中だけではない。
ここで平井氏が外部と言っているのは、おそらくイントラネットの外を外部と言っているのだと思う。筆者からすると、イントラネットは外部である。」

筆者
「期日前投票のデータが入ったパソコンは、誰が管理しているのですか?期日前投票所から投票所までは誰が運ぶのですか?」

平井氏
「パソコンを管理しているのは、選挙管理委員会です。期日前投票所から投票所まで運ぶのは、配送。あ、具体的に言うと市の職員が運びます。
選挙に使用しているパソコンはリースなのです。」

筆者
「リースなんですか?どこの会社から借りているのですか?」

平井氏
「西東京市は、現在はオリックス・レンテックという会社から借りています。他にもフジ(筆者注 言いよどむ)」

筆者
「富士通系の会社フジソフトとかですよね。」

平井氏
「まあ、そんな。。」

以下略


なるほど、そういうことか。

期日前投票でいえば、不正を出来る可能性は、投票管理人(選挙管理委員会が選ぶ一般市民)、選挙管理委員の人
投票箱を管理している市役所の人
投票箱を運ぶ人
それから、選挙管理のソフトを納入している企業、そして、パソコンのリースをしている企業だ。


西東京市の場合、ムサシの読み取り機には、パソコンが接続されていますね。


で、堺市の不正選挙裁判において明らかになったように、納入業者がコンピューターの中にバックドアを仕掛けていて(堺市の裁判では2006年からとなっていた)外部からハッキングして操作していた。

選挙人や投票管理人、立会人や選挙管理委員会のリストも、全て読み取られていた。
ということでしたね、


ということで、選挙管理のソフトウェアの会社と、パソコンをリースした会社を調べる必要性を感じます。

基本、不正選挙をやる側は、期日前投票をいじるだけでなく、2重投票や3重投票も出来るシステムを作ることが出来ますよね。
外部から数字やら何やらをいじれるわけですから。

期日前投票の総数自体を水増しして、その得票を変えている可能性もあります。


最近、期日前投票の投票率がやたら増えていて、なおかつ全体では低投票率という結果になっています。

ここを明らかにする必要性があると思います。

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