政府の調査 原発即時ゼロという意見が80%2012/08/23 20:16


現在、お盆開けの一番暑い時期で、甲子園の決勝が行われる午後、つまり今日というのが、一番電力不足になる日なのですが、全然大丈夫ですね。



東京電力にいたっては、原発ゼロにも関わらず、電力が大丈夫などころか、火力発電所を休ませている余裕です。
8月の電力実績は、全て供給可能電力の90%を下回っています。

http://www.tepco.co.jp/forecast/html/calendar-j.html


原発がなくなると、電力が足りなくなって、文明的な暮らしが出来なくなる。
計画停電で工場が海外に移転する。

原発反対は左翼の陰謀と騒いでいた多くの人達は、今頃なんと言ってるのか知りたいですね。


原発反対デモに、偽左翼や偽右翼を紛れ込ませるのは、権力の常套手段です。


さて、政府のインターネットやファックスによる意見募集の中間集計が出て来て、原発即時ゼロという意見が80%

段階的にゼロという意見が10%



これは、当ブログが思っている民意に限りなく近いですね。
約8割は、原発再稼働に反対です。


対話的なんとかで40%に捏造してますけど、結果は明らかだと思います。


そして30年後には、原発ゼロの方が電気料金が安いというシミュレーションまで飛び出てきました。


もう民意は、どうあがいても明らかなわけですから、あとは、原発関連で働いている人達の就職をなんとかしましょう。

反対反対だけ騒いでいても、ものごとは解決しません。


様々な人達が、こっちの方が良かったと思える解決法、デザイン方法を考えていく必要があると思います。




当ブログは311の起きる前から『ファッション再生計画』というのをやってきたのですが、当ブログには、デザイナーやバイヤーやプレスの人の読者がかなり居ますので、実際に動きがあり、いくつかの美術館で、日本のデザイナーの作品を掘り下げる試みが行われています。
社会全体で日本のデザイナーを取り上げる機会も増えてきたように思います。


ただ、311を経験した現在、『ファッション再生』というだけでは、どうにも足りないのではないか?という事をずっと考えてきました。


つまり、ファッションよりも、もっと奥ゆきがあり、なおかつ広義な『デザイン再生』を行う必要性を感じて来たわけです。



私達の暮らしをもっと豊かにデザインしていくには、どういう仕組みが必要なのか?


どのように安全と快適さと楽しさ、美しさを共存させていくのか?ということが、デザイン的にものすごく問われていると思います。


これから、日本のデザインをどうしていくのか?考えていきたいと思います。


そのため、現在様々な準備作業を行っているところです。


ある程度まとまったら、勉強会みたいなことをやりたいと思います。

日本にも世界にも、素晴らしい考えを持ち、生活を豊かにするためのデザイン方法を考えてきた人は沢山居ます。


そうして、優れた事例から学び、もっと良い解決法を探っていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

コメント

_ かみきり虫がいた ― 2012/08/23 22:29

頼もしいなと、本当に頼もしいなと涙が出ます。私は無力ですが心の奥から応援させていただきます。

_ HiBlank ― 2012/08/24 19:03

>ファッションよりも、もっと奥ゆきがあり、なおかつ広義な『デザイン再生』を行う必要性を感じて来たわけです。
>私達の暮らしをもっと豊かにデザインしていくには、どういう仕組みが必要なのか?
心強い呼びかけですよね。
これまでこの手のものって北欧デザインやドイツ系ツートンの二番煎じ、あるいは都市デザインならば現代アート的な観光主導みたいなところまで行く程度の活動で終わるものが多かったと感じているんですけれど、ccplusさんは森林(都市)再生のときの話のような、地のデザインというか、風土にあった世界観の演出、という視点をきちんと持ってらっしゃるので信頼感がありますね。


はなし変わってですが、こんなことがあったようですので、一応こちらにも。
http://merx.me/archives/26819
>ACTAの危険性を国会議員に知らせようと呼びかけていたブログがアクセス禁止に

_ velvetmorning ― 2012/08/26 17:22

かみきり虫がいた様
これから、利権争いや、超巨大資本による収奪が待ち受けていると思いますが、そうではなく、自分達で出来る上手いやりかたが絶対にあると思います。よろしくおねがいいたします。

_ velvetmorning ― 2012/08/26 17:44

HiBlank様
うちのブログ本体は、ログイン出来なくなってますね。

実家が植木屋なので、考え方が植木屋的なのだと思います。
どのような種類の木がどのように生えているか?によって、世界は明らかに異なることを経験的に理解してるのです。なので、防災や景観を両方考えると、まず風土と植生を意識します。

欧州の街つくりもに影響されたのですが、そこが魅力的なのは、結局、土地の風土に合わせた土地の素材を使った街を守ったからだと思います。

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