全国民必見な原発の話。泉田裕彦新潟県知事インタビュー2013/09/10 16:35


岩上さんのところで、泉田裕彦新潟県知事インタビューやってます。

これ、全日本人が見た方が良いと思います。



2013/09/07 「福島ではどこが問題だったのか、社会的な意思決定、制度の問題も明らかにした上で改善しないと、我々人類の子孫は生存の危機に直面する」 ~岩上安身による泉田裕彦新潟県知事インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/100574

以下引用

新潟県柏崎刈羽原発の再稼働問題で、東京電力の安全審査申請について了解しない方針を貫き、その発言が関心を集めている泉田裕彦新潟県知事へ7日、岩上安身がインタビューを行い、福島第一原発事故を始め、2007年の新潟県中越沖地震の際の対応や、原子力行政のあり方について、詳しくお話をうかがった。


 2007年の中越沖地震では、最大1.5メートルが地盤沈下し、これにより変圧器がショートして火災事故が起きた。事故の教訓から、泉田知事は「建屋とフィルターベントの施設を一体化させてほしい」と要請しているが、これに関して規制委員会からの説明はないままだという。また、地震の影響でホットラインがつながらなくなったことを受け、周囲に止められながらも「ここで黙ったら人類に対する犯罪だと思った」として免震重要棟を作り、3.11の半年前には福島にもできたことで、最悪の事態を免れたことを吐露。「もしその時に作っていなかったら、東京には人が住めなくなっていたかもしれない」と語った。

 福島第一原発事故の本質について、泉田知事は、「津波、電源喪失はきっかけでしかない。(本質は)冷却機能の喪失」だとし、「止める、冷やす、閉じ込める、これが本質論」だと解説。これに関連して、アメリカでは原発事故が起きた際、軍が2時間で駆けつけて冷却を行う体制が整っていると指摘した。しかし、これに対して日本の規制基準は、「原発の性能基準だけになっている。いざ、事故が起きた時に対応する仕組みがない」と、規制基準が安全性を高めるための基準になっていないことを批判。「事故が起きたらどうするのかを全く決めないで『安全だ』と言う状況で、(東電が)責任を果たせるのか極めて疑問」だと不信感をあらわにした。


原子力規制委員会設置法4条2項には、「関係行政機関の長に対し、原子力利用における安全の確保に関する事項について勧告し」とあることから、泉田知事は「規制委員会は政府に勧告できる。なぜ事故が起きたのかを追求するのは規制委員会のはず。田中委員長にはちゃんと答えてもらいたい。答えないのは原子力ムラとつながっているからでは」と疑念を示した。加えて、「原因が何だったか分からない。みんな悪かったねでは済まない。メルトダウンについて、誰が嘘をつけと言ったのか、東電は説明する必要がある」と語気を強め、「誰も責任を取らない、真実も言わない、原因もうやむや。日本の制度自体を見直し、刑事罰を問うて積極的にやっていくことも必要ではないか。福島では何があったのか、どこが問題だったのか、社会的な意思決定、制度の問題も明らかにした上で改善しないと、我々人類の子孫は生存の危機に直面する」と警鐘を鳴らした。

 泉田知事はさらに、安全対策をする重要な根拠として、「日本のプラントを(海外に)輸出して事故が起きたときに、日本が補償する仕組みになっている。使用済み核燃料もどうするのか、これからは引き取ることが前提の契約になるはず」と指摘し、「後世にツケが残ることになる。目の前の電気料金のことが心配なら破綻処理すればいい」と主張した。

以上引用 全文とビデオは
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/100574


RT @iwakamiyasumi
泉田知事、インタビューのあと、
「ここまで言ったら危ないかも」と呟いた。
「消されたり、自殺したり。
 でも、僕は自殺しませんから。遺書が残っていても、自殺ではない。
 もし僕が自殺なんてことになったら、絶対に違うので調べてください」
と言われた。そんな物騒なことにならないことを心から祈る。
posted at 23:25:26



以下引用

2013年9月5日 田中龍作ジャーナル | 【新潟報告】 「第2の佐藤栄佐久氏になると思ったことは?」 泉田知事「ありますね」
http://tanakaryusaku.jp/2013/09/0007840

「再稼働に反対していると、第2の佐藤栄佐久氏になるのではないか、と思ったりしないか?」
きょう新潟県庁で持たれたフリーランスを含めたメディア懇談会で、筆者は泉田知事に質問した。
「ありますね」。知事は間髪を入れず答えた。
「車で後を付けられた時は気持ちが悪かった」と振り返った。


東電福島原発のプルサーマル計画に反対していた佐藤栄佐久前福島県知事は、
実弟が営む縫製会社の土地取引に絡んで収賄罪で逮捕、起訴された。
収賄金額がゼロ円という不思議な汚職だった。
国策捜査でもあった。
 
泉田知事は御多分にもれず原発推進勢力からネガティブキャンペーンを浴びている。
経産省時代の同僚だった古賀茂明氏は
「経産省や規制庁の役人が『泉田変人説』を流布している。デマだ」
と週刊誌上で明かした。
原発推進派のジャーナリストたちが
この「変人説」に基づくデマを喧伝しているのを目にすることがある。

ネガティブキャンペーンで下地ができていれば、検察も動きやすい。
「小沢潰し」を狙った陸山会事件が格好の例だ。

自身に対して為されているネガティブキャンペーンについて、
クラブ外の記者から質問された知事は次のように答えた―
「現実に何が問題かを聞かれた時、それには答えないで、ネガキャンを張られるのは本当に残念」。

メディア懇談会に出て感じたのは、泉田知事が地元記者クラブとしっくり行っていない、ということだった。

再稼働に慎重だった鉢呂吉雄経産相(当時)は「死の街発言」で
記者クラブの言葉狩りに遭い、
さらには「放射能つけちゃうぞ」を記者クラブから捏造された。
そして辞任に追い込まれた。

新潟県の泉田裕彦知事は、自治体の長として住民を守る立場から、
東電の安易な柏崎刈羽原発の再稼働に異議を唱える。
同原発があわや大惨事となりかねなかった中越沖地震(2007年)の際の
政府や東電のズサンな対応が頭に焼き付いているからだ。

国家権力をも支配下に置く原子力村は、
再稼働のためならあらゆる手立てを講じてくるだろう。

泉田知事が第2の佐藤栄佐久知事にならないように権力を監視していくことが大事だ。



以上引用



これほど世界中で福島第一原発事故の危険性が報道されているにも関わらず、東京オリンピックが決まったのはなぜか?

なぜ、破綻したスペインと、シリア戦争で危険が迫っているトルコと、原発が爆発して被爆した日本が、オリンピックの候補だったのか?


ババ抜きオリンピックだったのか。


日本のプラントを(海外に)輸出して事故が起きたときに、日本が補償する仕組みになっている。


日本がトルコをはじめとした中東に原発を売り歩いていたことが、大変気にかかるのである。


日本の資産を世界権力は、どうやって奪取するのか?
その方法は多岐にわたっている。

コメント

_ HiBlank ― 2013/09/11 01:31

関連ありそうなところを思い出しやすいようにメモとして。

http://www.youtube.com/watch?v=xr8VOwM33ys
ナオミ・クライン ショック・ドクトリン 火事場泥棒 中国 恐怖の軍事警察国家
0:33あたり~
(中国 深セン市)
>今 新たな実験が行われ高度警察国家が作られつつあります
>市内には数十万の監視カメラが設置されています
>200万台のカメラをネットワーク化することにより
>集中制御で警察が監視できます
>路上だけでなくネットカフェや民間レストラン内にもカメラを置き
>公私の別なくすべてを監視する状況がうまれます
>ハイテク警察国家構想には
>生体認証や顔認識装置も含まれます
(中略)
>そこでGEやハネウェルなどの企業が群がって受注しています
>NBCテレビの親会社ですね
>オリンピック警備の名目で大量の契約が結ばれています

ちなみに東京はカジノも予定に入っているようですが・・・

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0303/index.html
NHKスペシャル "いのちの記録"を未来へ ~震災ビッグデータ~
>NHKやグーグル日本法人、ツイッター社など8社・団体が、それぞれが有する膨大な災害関連情報を持ち寄り、解析を試みている。
>産官学を越えてさまざまなプロジェクトも立ち上がっている。

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52032394.html
<安倍・原発トルコ外交の正体>
>トルコには、三菱重工とフランス・アルバ社の原発が導入される。
<東芝・WH,日立・GE,三菱・アルバ>
>東芝・原子炉は三井物産、裏の顔は米WH,三菱は三菱商事が。裏はフランスのアルバ社、日立は米GEである。

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/301.html
「もしも私が殺されたら、エートスと もんじゅ西村事件を 全世界に広げて」 (mariscontct 竹野内真理)

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3159.html
原子力規制委員会の定例記者会見(平成25年3月13日)
>新潟県の泉田知事から委員長宛てに出された質問状に対して
>田中委員長:
>それが新潟県知事から出されたからって、
>私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません。

_ velvetmorning ― 2013/09/14 23:04

HiBlankさま
情報ありがとうございます。
忙しくてなかなか見切れないのですが、エートスプロジェクト、興味深いですね〜

_ HiBlank ― 2013/09/15 03:08

エートスのことならば、複数サイトを斜め読みするよりこちらがより直接的によくまとめてくださっています。

【論考資料】エートス・プロジェクトについて
http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2012/07/ml-6-ml-17-13-httpyoutu.html
>IAEA, ICRP などの国際組織とロシャール氏たちが日本政府と福島県と共に、福島で進めつつあるエートス・プロジェクトの理由がコスト面だけではないことが、この報告書の随所から窺い取れます。
>たとえば、移住の決め手となる放射線量の基準設定
>ソ連政府が住民の安全のために設定しようとした「低い線量レベル」を「断固として阻止すべき」だというIAEAの本音は、将来の原発事故のモデルにされて、原子力産業が衰退することにつながるから「断固として阻止」すべきだということだと読めます。

>エートス・プロジェクトの医学的失敗は、子どもたちの健康の改善が見られなかったどころか、子ども達の症状が恒常的に悪化していったことです。
>特に重篤な症状で入院する子どもたちが10倍にも増えたことです。

東京オリンピックのゴリ押しもバックにIAEA、ICRPや日本財団がらみの核関連の組織が控えていると認識した方がつじつまがだいぶ合うように思えるところですが・・・
逆にこれが海外に日本の隠蔽情報が全開でばらまかれて拡散する契機になると楽しい事になりそうですね。
(それを阻止するための秘密保全法ですが・・・)

気になるのはタイミング的に先日のトルコの事件も関連性があるのかどうか、でしょうか。

_ velvetmorning ― 2013/09/23 20:22

HiBlank さま
トルコの事件は、シリアのサリン運搬ルートの絡みという情報も出てるようですね。
いずれにしても、何か絡みがありそうです。

核の人体実験については、もっと突っ込んで考えたいのですが、なかなか難しいです。

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