アメリカとNATOと仲間達が、シリアの戦闘機を撃墜。これはテロリストを擁護し国家主権を侵す戦争犯罪である。2017/06/20 16:54

こんなニュースが 以下PARS

アメリカ主導有志連合軍が、シリアの戦闘機を撃墜

アメリカが主導する有志連合軍が、シリアの戦闘機1機を撃墜しました。

イルナー通信によりますと、シリア軍総司令部は18日日曜夜、声明を出し「アメリカ主導の連合軍の戦闘機は18日正午、シリア北部でテロ組織ISISに対する作戦を行っていたシリア軍の戦闘機を標的にした」と表明しました。

この戦闘機の操縦士は行方不明となっているとされています。

シリア軍の総司令部は、シリアの戦闘機への攻撃により、アメリカがテロリストを支援していることに疑いの余地はないとしています
parstoday.com/ja/news/middle_east-i31682


以下SPUTNIK

米軍機のシリア軍機「スホイ22」攻撃は軍事的侵略=露国防省
ロシア
2017年06月19日 23:11(アップデート 2017年06月19日 23:40)

米軍機がシリア軍戦闘機「スホイ22」(SU-22)を攻撃したことは、実質的に軍事的侵略だと呼ぶことが出来る。ロシア国防省が次のように発表した。

「『テロとの戦い』を隠れ蓑にした、米空軍による国連加盟国の合法な軍に対する繰り返される戦闘行為は、目に余る国際法違反だ。」

国防省は、シリア上空におけるシリア軍機の撃墜は同国主権の冷笑的な違反だと強調。その上、米軍主導の有志連合は同国北部ラッカにおける作戦中、上空における衝突を避けるためにロシアとの連絡チャネルを用いることを怠った。

ロシア国防省は、ロシア航空宇宙軍の活動地域における有志連合の全機体を、ロシアのMDシステムが付き添うと発表した。

先ほど、シリア軍の戦闘機「スホイ22」(Su-22)を巡る事件を受けて、ロシア国防省は、「ロシア連邦国防省は19日、シリアでの作戦実行中の突発的事故を回避して航空の安全を確保する覚書の枠組みにおける米国側との協力を停止するとともに、米国の司令部に徹底的な調査と、その結果と対策の提出を要求する」と発表した。

以上引用
jp.sputniknews.com/russia/201706193782088/

以下PARS

アメリカのニュースサイト・ハフィントンポストのアラビア語版が、「中東地域でテロ組織が形成された元凶はアメリカだ」としました。

ハフィントンポスト・アラビア語版は報告の中で、「アメリカは、アルカイダやISISといったテロ組織を形成し、産油地域である中東を占領し、分裂させるためにISISを手段として利用している」と報じました。

また、「アメリカは、テログループを支援してきた長い歴史を持っており、これは目新しい問題ではない」としています。

さらに、アメリカ政府は、アメリカ国内においても、これまでになかった規模での市民の監視の強化を正当化するためにISISを利用している、とされています。

テロ組織ISISは、この数年、アメリカやこの国に同盟するアラブ諸国や西側諸国の支援を得て、特にイラクやシリアといった地域諸国で多くの犯罪をおこなっています。

以上引用
parstoday.com/ja/news/world-i31684

以下は櫻井ジャーナルさん

前略

サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする武装勢力への支援に反対していたマイケル・フリンはドナルド・トランプ政権で国家安全保障補佐官に就任したが、有力メディアの反フリン・キャンペーンもあって2月13日に辞任、その後任になったH. R. マクマスターはデビッド・ペトレイアスの子分として知られるネオコンで、ユーフラテス川の周辺へ数万人とも15万人とも言われる規模の軍隊を送り込むというプランを持っていた。シリアの北部を奪い取り、クルドの国という形で支配しようと考えたのだろう。

アメリカはフィリピンを不安定化させて政権を揺さぶるため、アメリカの海兵隊や特殊部隊が派遣しているミンダナオ島でダーイッシュ系の武装集団が活動することを許してきた。その島のマラウィ市をマウテ・グループやアブ・サヤフ、つまりダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)とつながる武装集団が5月23日に制圧、ロドリゴ・ドゥテルテ政権は同島に戒厳令を敷く。その日、ドゥテルテはモスクワでウラジミル・プーチン露大統領と両国の関係を強めるための話し合いをしていた。

制圧した勢力は当初の推計より多い500名ほどで、チェチェン、サウジアラビア、イエメンなど外国人戦闘員も少なくないとも伝えられている。マラウィ市が制圧された直後にアメリカの特殊部隊が派遣されたが、ドゥテルテ政権の要請ではないという。傭兵部隊を暴れさせ、それを口実に軍隊を入れて占領するというアメリカの常套手段のようにも見える。

中東と東南アジア、アジア大陸の西と東でアメリカは力業を使おうとしているようだ。

以上引用
plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201706200000/


民主的な選挙で選ばれた正式なシリア政府に頼まれてシリア国内でテロリストの排除を行っている外国は、ロシアとイランだけです。

シリア政府の許可なく外国の軍隊がシリア国内に立ち入るのは許されませんし、ましてシリア軍機を撃ち落とすというのは国際法上の重要犯罪です。

また、フィリピンにおいても、民主的に選ばれたドゥテルテ大統領の許可なく、米軍の特殊部隊が活動するのは許されません。

国連に認められた独立国家の主権を侵すものです。

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