311地震と福島第一原発事故は、どこまでが人為的なのか? ― 2011/04/03 21:37
今回の東日本大震災は、どこまでが自然災害で、どこまでが人災なのだろうか?
まず、以下の記事を見てもらおう
以下引用
自衛隊に警視庁機動隊、そして東京消防庁の特殊部隊まで巻き込むことになった空前の原発事故は、実は人災である可能性が浮上している。
福島第1の原子炉は米ゼネラル・エレクトリック(GE)が開発した。そのGE元社員のデール・ブライデンボー氏はロイター通信の取材に対し、福島第1と同型の原子炉について35年前に安全面での不安を指摘していたと打ち明けたのだ。
そのうえで同氏は「分析が終わるまで一部の原発は閉鎖されるべきだと思ったが、GE側は応じなかった。そのため、私はGEを辞めた」と、退社した経緯を説明した。
米ニューヨーク・タイムズも、米原子力委員会の専門家が1972年、この原子炉は水素がたまって爆発した場合、放射能を封じる格納容器が損傷しやすいため、「使用を停止すべき」と指摘した、と報じた
以上引用 全文はZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110318/dms1103181534014-n1.htm
ご覧のように、福島第一原発は、あらかじめ危険だという事が分っていたのを隠蔽して使用していたということである。
そして、さらにオドロクべきことに、原発に反対した佐藤栄佐久知事を国策捜査で罠に嵌めて逮捕してまで、この危険な原発は稼働し続けてきたということである。
つまり、この点から考えれば、福島第一原発事故は、明らかに人災である。
現地取材した副島某氏もGEの責任について激しく凶弾している。 http://www.snsi.jp/tops/kouhou/1492
リンク先の現地レポはとても興味深いです。 それはともかく
福島の原発というのは、プルトニウム入り使用済み核燃料を使ったプルサーマル計画に対する危険意識から、原発反対派の佐藤栄佐久知事が選挙で当選し、福島の原発を停止させようとしたという事実がある。
これは、福島県の有権者の民意で出来たことだった。
この選挙結果の通り、福島県の原発が危険なので停止していたとしたら、今回のような放射能漏れ事故は起きなかったはずである。
そして、福島原発が復活したのは、原発に反対した佐藤栄佐久知事が、水谷建設に絡む収賄罪で東京地検特捜部に逮捕されたためである。
この逮捕は明らかに意図的である。
そして、この佐藤栄佐久知事を逮捕し立件した東京地検特捜部の検事こそが、郵政不正事件で証拠をでっちあげ、逮捕された大久保弘道被告なのだ。
この放射能漏れ事故は、人為的な理由によって起きている。 つまり、この災害は、100%の自然災害では無い。
ある部分は間違いなく人災なのだ。
では、一体どこまでが人災なのだろうか??
この大久保弘道被告は、地下鉄サリン事件においてサリン製造者であった土屋正実被告の供述調書をとった人物だ。
このサリン事件の疑問については、ここでは端折るが、 大久保弘道は、事件における数々の疑問点を隠蔽し、胎児性水俣病であったと思われる盲目のおっさんが世界征服のために毒ガスを撒いたなどという奇妙きてれつな作文を書いた。
この事件は、米軍報告によれば北朝鮮の犯行という事になっている。本当のところは怪しいところだし、わざわざ築地の元米軍極東中央病院である聖路加国際病院に戦時用タワーを事件の3年前に建設し、ほとんどの患者がそこに運び込まれるなどという出来過ぎた展開であり、どう考えても事前に知っていたとしか考えられないが。。
とはいえ、事実がどうあれ実際に現実の東アジアの軍事は、この米軍報告を元に再編成されたのだ。
そして、この地下鉄サリン事件の結果として、レーガン・中曽根政権において作られたスターウォーズ計画=SDIミサイル防衛計画という全く出来損ないで役に立たないことが判明し、お蔵入りしていたミサイル防衛計画が進められ、数兆円の金が軍産複合体企業に流れたのである。
さらに言うと、福島原発のプルサーマル計画を中止しようとして国策逮捕された佐藤栄佐久知事の談合疑惑に関わっていたのは水谷建設であり、水谷建設の顧問だったのは、オウムと暴力団の関係で進んでいた神奈川県警の捜査を打ち切り、解散させ、後に部下の麻薬事件隠蔽に絡み逮捕された渡辺泉郎神奈川県警本部長である。
そして、彼の息子が、宮崎勤と同じあきる野市の小学校教諭、渡辺敏郎なのだが、現在の事実上の治安維持法と言われている児童ポルノ法単純所持規制を押し進めるきっかけとなったのは、彼が所持していた80万枚にのぼる違法画像とサイト(クラブきっず)である。
渡辺泉郎は、中曽根政権が作った自衛隊の秘密情報部隊の初代室長である。
中曽根元首相は、日本における原子力推進の中心となった人物であり、アメリカ国務長官だったキッシンジャーの愛弟子である。
中曽根と同じくキッシンジャーの愛弟子が、読売新聞の渡邊恒雄である。 そして、渡邊恒雄が原子力産業に引っぱり出したのが、現在の増税議論を操る経済担当大臣の与謝野薫である。
そして、そもそも日本に原子力を持ち込んだのは、元特高警察であった読売新聞社主 正力松太郎である。
今、東日本大震災におけるデマを警察が取り締まるとかなんとか言っているが、デマを取り締まるなら、真っ先に取り締まるべきは、危険極まりない欠陥を持った原発を安全と言い続け、原発を作らせた読売新聞である。
そして1973年9月11日のチリクーデターのバックに居たのは、キッシンジャー国務長官である。
この311が本当はどういう事件だったのか?問い直す作業が必要なのは言うまでもないだろう。
つづく
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