ボトムスを選びましょう&良い服って良いですよ!! ― 2012/11/30 22:56

写真は、algorithm2セミオーダーメイドパンツ』 25,200yen(24,000)
当店は、基本的にアウターというものは『主役』なので、良いもの選んだ方が良いと考えています。
ジャケットやコートの価値とは?? ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/11/03/6622549
アウターさえ良ければ、後は古着や手持ちの服でも、とりあえずなんとかなると思います。
もちろん、アウター以外のものでも、良いものの方が、断然カッコ良かったり、美しかったり、着心地が良かったりしますけれども。。
ただ、いくら脇を固めても、主役がマズいと全て台無しになってしまいます。
それは、舞台や映画やコンサートなどでも同じ事です。
日本人は、バッグだけの人が多過ぎです。
鞄が歩いている。あるいは、鞄が主役になっちゃっている人多過ぎですね。
管理人は、ドレスにビーチサンダルの人とか、デザイナーズジャケットに軍もののバッグとかの人の方が断然お洒落だと思ってます。
なので、強化プチプチのガベッジバッグを入れたリしたわけです。
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/11/08/6627642
で、今回はパンツやスカートなどのボトムス編です。
パンツの場合は、ジャケットよりも『買うに値する商品を作っているブランド』が全然増えます。
パンツはすごく良いけど、ジャケットは駄目というブランドは、とても多いです。なぜなんでしょうね??
それだけ良いアウターを作るには、色々必要なんだと思います。
逆に、ジャケットは良いのにパンツは苦手というブランドもあったりします。ただし、このようなブランドは、似合う人が着ると似合う場合が多いです。
腰回りを大きく作っているか小さく作っているか?で、似合う人が変わるわけです。
なので、スーツっていうのは悩ましいのです。
そのブランドのジャケットが似合ったとして、そのブランドのパンツが、必ずしもあなたに似合うとは限らないからです。
というわけで、当店では、公式な場面以外では、極力上下別に考えています。
その方が、合うものが見つかりやすいと思うからです。
組み合わせも楽しいですし。
パンツやスカートは、ジャケットやコートに比べ、明らかに消耗します。
大体3倍くらい早く消耗します。
従って、ある程度消耗品である事は覚悟していただきたいところです。
通常のまっとうな商品であれば、大体3〜5年が使用の目安という事になるかと思います。(もちろん、素材や織り、使用方法、使用頻度、使い方により大幅に異なってきますが)
なので、当店では、パンツの値段は、ジャケットやコートの値段と比べてかなり低めに設定してあります。
当店で主力のパンツは、大体2万円前後。
相当デザインの凝ったパンツやスカートでも3万〜4万円
トップブランドの究極の仕上がりの品でも大体5万円台です。
リアルに良いもの着ていただきたいので、ワタクシ、バイインングとても頑張ってます。
なので、普通はこんな値段では売ってませんので念のため。
でも、この値段なら売ることが可能なのです。
これなら、日常使っていただけると思います。
5年で5万だったら、一年あたり1万円で、月々840円ですよ。
月々840円で究極のレヴェルに到達出来るんです。
あるいは、2万円のカッコイイパンツ5年着ると、1年あたり、4000円ですし、月々340円でしかないのです。
牛丼一杯分です。
これ、本当に高価だと思いますか??
考えてみると、うちが出来た当初(2001年)売っていたものの中で、自分が着ているもの。
JACK HENRYのジャケット。CAROL CHRISTIAN POELLのコート。H artinasal hand by..のリバース使用のニット
これらは全て現役です。
キャロルのコートに関しては内側張り替えましたが、JACKのジャケットにいたってはノーダメージです@@
一回も高いと思った事ありません。
むしろ、もう元を取ってから2周半くらいした感じです(笑)
管理人がリメイクしたH artinasal hand by..のリバース使用のニットですが。。
これ、一体どれくらい着たでしょうか?
欧州行く時とかも相当着てましたが、アントワープやパリのショップやショールームで、「それ良いね、どこの?」とものすごく良く聞かれましたよ。
キャロルのコートとか着てても何も言われませんが。。(カッコイイもの美しいものは皆着てますので、そういう人達は、ということですが)
このニットのエピソードとして面白いのは、これ自分の含めて3着しか作っていないにも関わらず、買ったお客さん同士が、ばったり遭遇したという。
それも、店の近所ではなく、湾岸というところが、これまた凄いエピソードなのですが、そういうレアなもの着てると、面白いですよね、日常が。
ということで、このリバースシリーズのニットは、別バージョンで再び作ってますので、よろしくお願いいたします。
以下、2年前に書いた文章
DRKSHDWのデニムに関しては、当初から、これ長持ちするのかな??というキワキワの仕上げでしたが、何の何の3年着ても、ほぼそのまま保っていて、これも既に元は完全に取って、2周目に突入してますし、CoSTUME NATIONALのコットンのニットやコートも、もう元は充分に取ったなあという感じです。
いまだだに腕を通す度にカッコイイんですね。
jan&carlosのコットンとレザーのパーカ。一体どれくらい着たんんでしょう??
もう、分らないくらいです。
いやあ、良い服って良いですよ!!
以上引用
それから2年が経ち、DRKSHDWのデニムは、まだ大丈夫です。
やはり5年間いけましたね。
他のもまだ現役バリバリです。
いやあ、良い服って良いですよ!!
contemporary creation+
http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/
東京 吉祥寺 大正通りのセレクトショップ (メンズ+レディース)です。
国内外のデザイナーの究極の1点ものから、日常使いのリアルな定番まで
あり得ないほど高価な商品は、なんとか買えそうなプライスで、日常使いの商品は、素晴らしい質でもリアルなプライスでお届けするセレクトショップです。
『素適なので素敵』オーケストレーションとしてのファッション パブロカザルス 電球
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/11/17/6636375
安い服を買って節約出来るお金はどれくらい?? ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/11/04/6623432
ジャケットやコートの価値とは?? ―
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/11/03/6622549
ファッションの本質についてのワークショップその5『パリコレ、アントワープと日本のデザイナー』
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/10/20/6607615
ファッションの本質についてのワークショップその4 自分の中の何かが変化するような服
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/10/19/6606981
ファッションの本質についてのワークショップその3 衣服の『生と死』 土地が産み出すファッション
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/10/18/6605857
ファッションの本質についてのワークショップその2『ウールの話・ニットの話』
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/10/17/6604970
ファッションの本質についてのワークショップその1
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2012/10/16/6604384
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