ついに、衆院選の「無効」初のやり直し命令が出たわけですが、「1票の格差」是正のバックが怪しいことについて2013/03/26 20:14

ついに、衆院選の「無効」初のやり直し命令が出たわけですが。


以下引用


昨年衆院選は「無効」 初のやり直し命令 「1票の格差」2・43倍 広島高裁判決
2013.3.25 17:10 [衆院選]



 最大2・43倍の「1票の格差」が是正されずに実施された昨年12月の衆院選をめぐる全国訴訟の判決で、広島高裁(筏津順子裁判長)は25日、小選挙区の区割りを「違憲」と判断し、広島1、2区の選挙を無効とした。無効の効果は「今年11月26日の経過後に発生する」とした。

 同種訴訟の無効判決は初。直ちに無効とはならないが、格差の抜本的な是正に乗り出さなかった国会に、司法が選挙のやり直しを命じる異例の事態となった。

 一連の訴訟で小選挙区についての判決は8件目で、違憲判断は6件目。

 これまで東京高裁、札幌高裁、仙台高裁、名古屋高裁金沢支部、高松高裁が「違憲」、名古屋高裁、福岡高裁が「違憲状態」と判断。いずれも無効請求は棄却していた。

以上引用

sankei.jp.msn.com/affairs/news/130325/trl13032517120004-n1.htm


さらに引用


岡山2区も衆院選無効 広島高裁に続き2件目
2013.3.26 11:36

「1票の格差」訴訟の判決で広島高裁岡山支部に入る原告の弁護士=26日午前

 最高裁が違憲状態とした「1票の格差」がさらに拡大した昨年12月の衆院選は違憲だとして、弁護士らのグループが選挙無効を求めた全国訴訟で26日午前、広島高裁岡山支部は「違憲」と判断し、岡山2区の選挙無効判決を言い渡した。

 無効判決は25日の広島高裁判決に続き2件目。

 26日午前は広島高裁松江支部と東京高裁でも判決が言い渡され、いずれも「違憲」と判断。選挙無効の請求は棄却した。

 衆院選小選挙区をめぐっては山口邦明弁護士らのグループと升永英俊弁護士らのグループが全国14の高裁・高裁支部に16件の選挙無効請求訴訟を起こした。これまで出た11訴訟の判決では「違憲、無効」が2件、「違憲・有効」7件、「違憲状態」2件。26日午後には大阪高裁など4高裁・高裁支部でも判決がある。

 弁護士側は「投票価値の平等に反し、改正のための合理的期間は過ぎている」と主張していた。

以上引用おわり
sankei.jp.msn.com/affairs/news/130326/trl13032611360010-n1.htm



で、衆院選やり直しになれば、めでたいですね。と考えるところですが、当ブログは、そんなにものごとを単純に考えていないわけです。


一票の格差の是正自体は、誰がどう考えても正しいことなんですが、それを言ってる人たちが良い人ばかりとは限らないわけです。


そして、この、一票の格差をどうこう言っている人たちの新聞広告を見て、『怪しい人たちが沢山居る』ことに、当ブログは気づいています。




一人一票実現国民会議



一人一票実現国民会議(ひとりいっぴょうじつげんこくみんかいぎ)は、日本の一票の格差の是正を目的とする運動組織。2009年7月発足。
発起人・賛同者
• 荒井寿光 - 元内閣官房・知的財産戦略推進事務局長
• 池田裕彦 - 弁護士
• 泉徳治 - 元最高裁判所事・弁護士
• 伊藤真 - 伊藤塾塾長・弁護士・事務局長
• 岩倉正和 - 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授・弁護士
• 太田洋 - 弁護士
• 大宅映子 - 評論家
• 奥谷禮子 - 株式会社ザ・アール社長
• 角川歴彦 - 株式会社角川グループホールディングス会長

• 川本裕子 - 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授
1988年 - オックスフォード大学大学院修了。
1988年 - マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社に入社。マッキンゼー・アンド・カンパニー・シニアエクスパート在職中に、道路関係四公団民営化推進委員会委員を始め、政府関係委員を歴任してきた。2002年12月「金融問題タスクフォース」のメンバー
2007年6月 - 年金記録問題検証委員会委員に任命

• 北修爾 - 阪和興業株式会社社長
• 久保利英明 - 弁護士・共同代表
• 黒田健二 - 弁護士
• 頃安健司 - 元大阪高検検事長・弁護士
• 三枝成彰 - 作曲家
• 櫻井よしこ - ジャーナリスト
• 佐々木かをり - 株式会社イー・ウーマン社長
• すぎやまこういち - 作曲家
• 武藤佳恭 - 慶應義塾大学環境情報学部教授
• 田中克郎 - 弁護士
• 田中良和 - グリー株式会社社長
• 田辺克彦 - 弁護士
• 出口治明 - ライフネット生命保険株式会社社長
• 戸松秀典 - 学習院大学法科大学院教授
• 中村修二 - カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授
• 中山信弘 - 東京大学名誉教授・弁護士
• 長嶋一茂 - 野球評論家
• 野村修也 - 中央大学法科大学院教授・弁護士
• 廣中平祐 - 数学者
• 堀田力 - 元検事・弁護士・財団法人さわやか福祉財団理事長
1972年 外務省在アメリカ合衆国日本大使館1等書記官
東京地検特捜部検事としてロッキード事件を捜査、米国での嘱託尋問を担当し、起訴後公判検事として田中角栄元首相に論告求刑をした
1989年 最高検察庁検事
1990年 法務大臣官房長
2012年 復興庁復興推進委員会委員

• 堀紘一 - 株式会社ドリームインキュベータ代表取締役会長・評論家
• 堀義人 - グロービス経営大学院大学学長
• 升永英俊 - 弁護士・共同代表
• 三木谷浩史 - 楽天株式会社会長兼社長
• 宮内義彦 - オリックス株式会社グループCEO
• 村上光鵄 - 元東京高裁裁判長・元京都大学法科大学院教授・弁護士
• 村上隆 - 現代美術家
• 森稔 - 森ビル株式会社社長
• 屋山太郎 - ジャーナリスト
• 吉田邦夫 - 東京大学名誉教授
• 鷲尾悦也 - 財団法人全国勤労者福祉・共済振興協会理事長、元連合会長
• 渡辺章博 - GCAホールディングス株式会社代表取締役社長

wikipedia


当ブログの記事に良く出てきた、郵政民営化=国家財産私物化計画の中枢メンバーがずらり並んでますよね。


奥谷 禮子(おくたに れいこ、1950年4月3日[1] - )は、日本の実業家。本名は米澤 禮子(よねざわ れいこ)。名前に使われている漢字「禮」は旧字体であり、著書などでは奥谷 礼子とも記される。なお「奥谷」は旧姓。株式会社ザ・アール代表取締役社長[2]。格差論は甘え、過労死は自己責任の発言で有名。

2006年5月時点での株主は、過半を所有する筆頭大株主が奥谷で、第二位株主はオリックス、堤清二、カルチュア・コンビニエンス・クラブの3者が同比率である。また、2004年11月の第三者割当は日本エンタープライズによるものである。

現職
ローソン・楽天野球団各社の経営諮問委員会委員[5]、経済同友会幹事、独立行政法人国立新美術館運営協議会評議委員、神戸市市長諮問委員会委員、神戸市神戸経済特区研究会委員、WOWOW放送番組審議会委員[6]、エンジン01文化戦略会議幹事[7]。
過去の公職
厚生労働省労働政策審議会臨時委員(労働条件分科会会員)[8]、郵政省郵政審議会委員[9]、内閣府未来生活懇談会委員[10]、国土交通省交通政策審議会委員[11]、通商産業省産業構造審議会委員、通商産業省航空機宇宙産業審議会委員、内閣府規制改革会議委員、公正取引委員会「21世紀にふさわしい競争政策を考える懇談会」会員[12]。
2002年、小泉内閣に、製造業での派遣労働解禁などを提言した[13]諮問機関『総合規制改革会議』(宮内義彦議長)の委員。


経済同友会初の女性会員
1986年に経済同友会に初めて女性会員が誕生した際、奥谷はその一人であった。元代表幹事である牛尾治朗とは、現在も親しくしている。

wikipedia

キリスト教原理主義アムウェイのお友達で、オリックスのお仲間。

怪しすぎる経歴。

で、


宮内 義彦(みやうち よしひこ、1935年9月13日 - )は、日本の実業家。学位は経営学修士(ワシントン大学)。オリックス株式会社取締役・代表執行役会長・グループ最高経営責任者、オリックス野球クラブ株式会社オーナー、社団法人日本経済団体連合会副議長、一般社団法人日本取締役協会会長、財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団理事長。


wikipedia


阪神淡路大震災の復興利権 x 郵政民営化のインナーサークル


TPP推進している社団法人日本経済団体連合会副議長

最近は、宗教右翼と大イスラエル主義カルトの番組作ってた人たちと、地震予測サイト『ハザードラボ』をやってますね。

今話題の地震予測サイト『ハザードラボ』とは何者なのか??
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2013/02/13/6720123




で、


荒井 寿光(あらい ひさみつ、1944年1月10日 - )は、日本の通産官僚。元通商産業審議官。東京中小企業投資育成株式会社代表取締役社長、財団法人機械産業記念事業財団参与。

来歴

長野県中野市出身[1]。1966年(昭和41年)4月に通商産業省入省。同期には、広瀬勝貞(元通商産業事務次官、大分県知事)、林康夫(元中小企業庁長官)、小林興起(元衆議院議員)、北修爾、前田正博、桑原茂樹、門脇秀一(NIRA理事、造水促進センター専務理事)、長藤史郎(荏原製作所常務執行役員)、小島襄(北海道通産局長)らがいる。
特許庁長官、知的財産戦略推進事務局長を歴任。知財事務局長時代には知的財産推進計画を取りまとめるなどして、日本の知財立国政策を推進した。自ら知財評論家と名乗っており、知的財産に関する多数の著作がある。世界知的所有権機関(WIPO)政策委員、東京理科大学客員教授も務めている。

略歴

1962年(昭和37年)3月 - 長野県長野高等学校卒業[1]
1966年(昭和41年)3月 - 東京大学法学部卒業
1966年(昭和41年)4月 - 通商産業省入省
1973年(昭和48年)6月 - ハーバード大学大学院修了
1991年(平成3年)6月 - 通商政策局国際経済部長
1992年(平成4年)6月 - 資源エネルギー庁公益事業部長
1993年(平成5年)6月 - 機械情報産業局次長
1994年(平成6年)6月 - 防衛庁装備局長
1996年(平成8年)7月 - 特許庁長官
1998年(平成10年)6月 - 通商産業審議官
2001年(平成13年)1月 - 経済産業省顧問
2001年(平成13年)4月 - 独立行政法人日本貿易保険理事長
2001年(平成13年)8月 - 知的財産国家戦略フォーラム代表
2003年(平成15年)4月1日 - 内閣官房知的財産戦略推進事務局長
2006年(平成18年)11月20日 - 内閣官房知的財産戦略推進事務局長を退任
2007年(平成19年) - 東京中小企業投資育成株式会社代表取締役社長


著書

これからは日本もプロ・パテント(特許重視)の時代(1997年10月、発明協会、ISBN 978-4827104653)
特許はベンチャービジネスを支援する(1998年5月、発明協会、ISBN 978-4827104943)
特許戦略時代 - ルールが変わる、競争が変わる(1999年2月、日刊工業新聞社、ISBN 978-4526043086)
Intellectual Property Policies for the Twenty-first Century(2000年、世界知的所有権機関)
知財立国 - 日本再生の切り札100の提言(2002年5月、日刊工業新聞社、ISBN 978-4526049507) - 編著
知的財産立国を目指して - 「2010年」へのアプローチ(2003年5月、IMS出版、ISBN 978-4901385169)
知財立国への道(2003年12月、ぎょうせい、ISBN 978-4324072547) - 共著
世界知財戦略―日本と世界の知財リーダーが描くロードマップ(2006年4月、日刊工業新聞社、ISBN 978-4526056543) - カミール・イドリスWIPO事務局長と共著
知財革命(2006年9月、角川書店、ISBN 978-4047100565)


wikipedia


1994年(平成6年)6月 - 防衛庁装備局長

ハーバード大学出身の通産官僚なのに、唐突な経歴ですよね。



米国に居る通産官僚は、ヘリテージ財団のアーミテージ達とゴルフや昼食などを普通にしているそうですからね。プライベートで。



まあ、基本的に、不正選挙が上手くいかなくて、左派が勝った場合に、選挙無効にするために仕組んでおいたのだと思いますが

それ以外にもいろいろあるかもしれないので、様々考えながら、見守っていきたいと思います。

コメント

_ DY ― 2013/03/27 00:40

こんな運動組織があること自体知らなかったのですが、三木谷浩史、 宮内義彦、村上隆、櫻井よしこなどの有名人だけ見てもなんかおかしいですよね(笑)完全に色物ですもん。おまけにグリーの社長までいるし。ゲーム業界の人がツイッターで言ってたんですが、ソーシャルゲーム会社というのは初めから消費者金融のようなビジネスをやる事が目的で作られているのだとか。まぁ高額課金問題という状況証拠がそれを裏付けていますよね。辞め検で、財団法人さわやか福祉財団理事長:堀田力というのも、笑っちゃうくらい怪しいですね。夢とか希望とか未来とか健全とか爽やかとかラクラクとかいう言葉が付いてる組織は、大抵本質は名前と真逆ですもんね・・・

_ シトラス ― 2013/03/27 14:04

http://critic5.exblog.jp/20204974/#20204974_1
怪しいと同じように異議を唱えていますね。

_ velvetmorning ― 2013/03/27 14:15

DYさま
朝日新聞に何度も全面広告が出てました。どこからそんな金が出てるのか?その投資した金がどこへ流れるのか?ということです。
ソーシャルゲーム会社は、新しい時代のパチンコですね。
最近話題のガンホーは、ソフトバンクの孫正義の弟の経営ですし。
ようするに、実家はサラ金パチンコ屋。

_ velvetmorning ― 2013/03/27 21:22

シトラスさま
一票の格差以前に、日本人には選挙権自体が存在したのかすら怪しいですからね。選挙ごっこはやってましたけど。。不正選挙は、おそらく1948年か49年くらいからでしょうから。
小選挙区制で比例代表制を減らすというのも無茶苦茶ですし、そもそも議員は増やした方が良いのでは??

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