池袋 暴走事故ですが、『てんかん』は、薬を飲んでいても、飲んでいなくても意識を失う可能性があります。 ― 2015/08/20 23:12
池袋の暴走事故の件ですが、こんなニュースが出ています。
以下引用
池袋 暴走事故「過去に運転中 意識失ったことない」
8月19日 12時43分
東京・池袋で乗用車が暴走し歩行者5人が死傷した事故で、逮捕された医師は「過去に運転中に意識を失ったことはない」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。一方、事故当時の状況については「記憶がない」などと供述していて、警視庁は、処方されていたてんかんの薬を今回は適切に飲んでいなかった可能性もあるとみて事故との関連を調べています。
この事故は、今月16日の夜、東京・豊島区のJR池袋駅前で、乗用車が歩道に乗り上げて歩行者5人を次々とはね、1人が死亡、4人がけがをしたもので、警視庁は、車を運転していた東京・北区の医師、金子庄一郎容疑者(53)を逮捕し、危険運転致死傷の疑いで調べています。
これまでの調べで、医師にはてんかんの持病があり、月に1度通院し、薬の処方を受けていることが分かっていますが、その後の調べで、金子医師は「過去に運転中などに突然意識を失うようなことはなかった」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。
一方、警視庁によりますと、医師は事故の直前、車で地下の駐車場を出る際に、料金所で精算を終えたあともその場に1分ほどとどまるなど、不自然な行動がみられたうえ、事故当時の状況については「駐車場から道路に合流する手前から記憶がなく、気がついたときにはぶつかっていた」とも供述しているということです。
警視庁は、処方されていたてんかんの薬を今回は適切に飲んでいなかった可能性もあるとみて事故との関連を調べています。
以上引用
3.nhk.or.jp/news/html/20150819/k10010195001000.html
もう一つ引用します。
暴走事故「てんかん処方薬服用」 容疑者の主治医が説明
2015年8月18日 18時2分 共同通信
写真拡大
東京都豊島区のJR池袋駅近くで乗用車が暴走し、歩行者5人が死傷した事故で、逮捕された医師の金子庄一郎容疑者(53)の主治医が、警視庁池袋署に「てんかんの処方薬をきちんと飲んでいた。車を運転しないようにとの指導はしていない」と説明していることが18日、同署への取材で分かった。
池袋署はてんかんの発作による意識障害が事故につながった疑いもあるとみて、処方薬の服用状況を調べている。てんかんは薬を飲んでいれば発作を抑えることができ、運転に支障はない。
池袋署によると、17日に主治医から警視庁に連絡があり、金子容疑者がてんかんで治療中だったことが判明。
以上引用
news.livedoor.com/article/detail/10483175/
前にもやりましたが、『てんかん』は、薬を飲んでいなかったら、発作で意識を失う場合があります。
一方、薬を飲んでいたとしても、薬の副作用で意識を失う可能性があります。
どちらにしても、自動車を運転するのは危険極まりないと思います。
以下は、てんかんの薬で、日本では痛み止めとして広く服用されているプレガバリン(リリカ)の副作用について
詳しくは
プレガバリン(リリカ)の真の問題点と副作用・離脱症状とは何か??
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2014/09/21/7440270
以下添付文書から 抜粋
リリカカプセル25mg/ リリカカプセル75mg/ リリカカプセル150mg
プレガバリン
・重要な基本的注意
1.
本剤の投与によりめまい、傾眠、意識消失等があらわれ、自動車事故に至った例もあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。特に高齢者ではこれらの症状により転倒し骨折等を起こした例があるため、十分に注意すること。
中略
・重大な副作用
1. めまい(20%以上)、傾眠(20%以上)、意識消失(0.3%未満)
めまい、傾眠、意識消失があらわれ、転倒し骨折等に至ったとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止又は減量するなど、適切な処置を行うこと。
2. 心不全(0.3%未満)、肺水腫(頻度不明注))
心不全、肺水腫があらわれるとの報告がある(特に心血管障害を有する患者)。心不全のリスクがある患者では、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中略
5. 精神障害(1%以上)
不眠症
6. 精神障害(0.3%以上1%未満)
錯乱、失見当識、多幸気分、異常な夢、幻覚
7. 精神障害(0.3%未満)
うつ病、落ち着きのなさ、気分動揺、抑うつ気分、無感情、不安、リビドー消失、睡眠障害、思考異常
8. 精神障害(頻度不明注))
離人症、無オルガズム症、激越、喚語困難、リビドー亢進、パニック発作、脱抑制
9. 神経系障害(1%以上)
浮動性めまい、頭痛、平衡障害、運動失調
10. 神経系障害(0.3%以上1%未満)
振戦、注意力障害、感覚鈍麻、嗜眠、構語障害、記憶障害、健忘、錯感覚、協調運動異常
11. 神経系障害(0.3%未満)
鎮静、認知障害、ミオクローヌス、反射消失、ジスキネジー、精神運動亢進、体位性めまい、知覚過敏、味覚異常、灼熱感、失神、精神的機能障害、会話障害
12. 神経系障害(頻度不明注))
昏迷、嗅覚錯誤、書字障害
13. 眼障害(1%以上)
霧視、複視、視力低下
14. 眼障害(0.3%以上1%未満)
視覚障害、網膜出血
15. 眼障害(0.3%未満)
視野欠損、眼部腫脹、眼痛、眼精疲労、流涙増加、光視症、斜視、眼乾燥、眼振
後略
以上引用
info.pmda.go.jp/go/pack/1190017M1028_1_13/
駐車場出口で意識を失ったとしたら、暴走するかな??というのはありますが
いずれにしても、この薬は、311以降、痛み止めとして普及し、整形外科や内科で普通に処方され、現在は100万人以上が処方していると言われておりますので、副作用・添付文書を確認の上、安易な処方を避け、くれぐれもお気をつけください。
以下引用
池袋 暴走事故「過去に運転中 意識失ったことない」
8月19日 12時43分
東京・池袋で乗用車が暴走し歩行者5人が死傷した事故で、逮捕された医師は「過去に運転中に意識を失ったことはない」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。一方、事故当時の状況については「記憶がない」などと供述していて、警視庁は、処方されていたてんかんの薬を今回は適切に飲んでいなかった可能性もあるとみて事故との関連を調べています。
この事故は、今月16日の夜、東京・豊島区のJR池袋駅前で、乗用車が歩道に乗り上げて歩行者5人を次々とはね、1人が死亡、4人がけがをしたもので、警視庁は、車を運転していた東京・北区の医師、金子庄一郎容疑者(53)を逮捕し、危険運転致死傷の疑いで調べています。
これまでの調べで、医師にはてんかんの持病があり、月に1度通院し、薬の処方を受けていることが分かっていますが、その後の調べで、金子医師は「過去に運転中などに突然意識を失うようなことはなかった」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。
一方、警視庁によりますと、医師は事故の直前、車で地下の駐車場を出る際に、料金所で精算を終えたあともその場に1分ほどとどまるなど、不自然な行動がみられたうえ、事故当時の状況については「駐車場から道路に合流する手前から記憶がなく、気がついたときにはぶつかっていた」とも供述しているということです。
警視庁は、処方されていたてんかんの薬を今回は適切に飲んでいなかった可能性もあるとみて事故との関連を調べています。
以上引用
3.nhk.or.jp/news/html/20150819/k10010195001000.html
もう一つ引用します。
暴走事故「てんかん処方薬服用」 容疑者の主治医が説明
2015年8月18日 18時2分 共同通信
写真拡大
東京都豊島区のJR池袋駅近くで乗用車が暴走し、歩行者5人が死傷した事故で、逮捕された医師の金子庄一郎容疑者(53)の主治医が、警視庁池袋署に「てんかんの処方薬をきちんと飲んでいた。車を運転しないようにとの指導はしていない」と説明していることが18日、同署への取材で分かった。
池袋署はてんかんの発作による意識障害が事故につながった疑いもあるとみて、処方薬の服用状況を調べている。てんかんは薬を飲んでいれば発作を抑えることができ、運転に支障はない。
池袋署によると、17日に主治医から警視庁に連絡があり、金子容疑者がてんかんで治療中だったことが判明。
以上引用
news.livedoor.com/article/detail/10483175/
前にもやりましたが、『てんかん』は、薬を飲んでいなかったら、発作で意識を失う場合があります。
一方、薬を飲んでいたとしても、薬の副作用で意識を失う可能性があります。
どちらにしても、自動車を運転するのは危険極まりないと思います。
以下は、てんかんの薬で、日本では痛み止めとして広く服用されているプレガバリン(リリカ)の副作用について
詳しくは
プレガバリン(リリカ)の真の問題点と副作用・離脱症状とは何か??
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2014/09/21/7440270
以下添付文書から 抜粋
リリカカプセル25mg/ リリカカプセル75mg/ リリカカプセル150mg
プレガバリン
・重要な基本的注意
1.
本剤の投与によりめまい、傾眠、意識消失等があらわれ、自動車事故に至った例もあるので、本剤投与中の患者には、自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。特に高齢者ではこれらの症状により転倒し骨折等を起こした例があるため、十分に注意すること。
中略
・重大な副作用
1. めまい(20%以上)、傾眠(20%以上)、意識消失(0.3%未満)
めまい、傾眠、意識消失があらわれ、転倒し骨折等に至ったとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止又は減量するなど、適切な処置を行うこと。
2. 心不全(0.3%未満)、肺水腫(頻度不明注))
心不全、肺水腫があらわれるとの報告がある(特に心血管障害を有する患者)。心不全のリスクがある患者では、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中略
5. 精神障害(1%以上)
不眠症
6. 精神障害(0.3%以上1%未満)
錯乱、失見当識、多幸気分、異常な夢、幻覚
7. 精神障害(0.3%未満)
うつ病、落ち着きのなさ、気分動揺、抑うつ気分、無感情、不安、リビドー消失、睡眠障害、思考異常
8. 精神障害(頻度不明注))
離人症、無オルガズム症、激越、喚語困難、リビドー亢進、パニック発作、脱抑制
9. 神経系障害(1%以上)
浮動性めまい、頭痛、平衡障害、運動失調
10. 神経系障害(0.3%以上1%未満)
振戦、注意力障害、感覚鈍麻、嗜眠、構語障害、記憶障害、健忘、錯感覚、協調運動異常
11. 神経系障害(0.3%未満)
鎮静、認知障害、ミオクローヌス、反射消失、ジスキネジー、精神運動亢進、体位性めまい、知覚過敏、味覚異常、灼熱感、失神、精神的機能障害、会話障害
12. 神経系障害(頻度不明注))
昏迷、嗅覚錯誤、書字障害
13. 眼障害(1%以上)
霧視、複視、視力低下
14. 眼障害(0.3%以上1%未満)
視覚障害、網膜出血
15. 眼障害(0.3%未満)
視野欠損、眼部腫脹、眼痛、眼精疲労、流涙増加、光視症、斜視、眼乾燥、眼振
後略
以上引用
info.pmda.go.jp/go/pack/1190017M1028_1_13/
駐車場出口で意識を失ったとしたら、暴走するかな??というのはありますが
いずれにしても、この薬は、311以降、痛み止めとして普及し、整形外科や内科で普通に処方され、現在は100万人以上が処方していると言われておりますので、副作用・添付文書を確認の上、安易な処方を避け、くれぐれもお気をつけください。
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