アメリカ先住民達は、どのようにして土地を奪われたのか?アメリカで起きたのは、第一次アヘン戦争? ― 2016/02/20 21:39
大幅追記しています。
『アメリカ・インディアンの歴史』プロパガンダとジェノサイド
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/02/17/8020331
のつづきです。
アメリカ先住民達は、どのようにして土地を奪われたのか?
アメリカ先住民の歴史には、史実と現実の間に乖離がある。
それは、歴史書に描かれていなかった重要な出来事があったことを意味している。
その乖離を埋めるもの。筆者が、まず思いついたのは、アヘンだった。
そこで、アヘンの歴史を調べてみた。
□麻薬性鎮痛薬(ケシ、アヘン、モルヒネ、オピオイド)の年表
shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/history-opium.html
すると、アヘンは、16世紀に歴史の表舞台に現れていたことが分かる。
錬金術師パラケルスス(本名テオフラストゥス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム)が、アヘンを万能薬にした。
パラケルススは、15世紀末にスイスで生まれた。
医学と錬金術を合体し、万能薬『ロードナム』(Laudanum)その意味はラテン語laudareで「神を讚える」の意味を作った。
これは、25%のアヘン、ヒヨス、潰した真珠と珊瑚、ムミー(アラビアのタール状の薬)、ベゾアール(牛の腸の結石)、琥珀、麝香、数種の油、鹿の心臓の骨(ただし鹿の心臓に骨は無い)、一角獣(サイの角の粉とも言われている)からなる丸薬で、不死の薬とも言われた万能薬だったそう。
この錬金術の怪しげな薬が、ヨーロッパでのアヘンの普及に役立っていったようだ。
アヘンは、ギリシア医学の警告を超えて広く、数多くの機会に使用されるようになっていった。らしい
参考『麻薬とは何か』「禁断の果実5000年史」
参考url
home.r02.itscom.net/ktym/aldehyde/box11/column-116.html
アヘンが広まったのは、錬金術からなんですね。
これを更に普及させたのが、トマス・シデナム(シドナム)(Thomas Sydenham)(1624~1689)イギリスの内科医でした。
彼は、ワインなどアルコールにアヘンを溶かすという手法を用いて、万能薬『シデナムズ ロードナム』というアヘンチンキを作ります。
これが、世界的に普及していくのです。
シデナムは、臨床医学の父と言われているそうです。
臨床医学の父が作ったのが、アヘンの入ったアルコールだったわけです。
ヒステリー、小舞踏病について記述した最初の人
eonet.ne.jp/~m-hirose/ijinden/9gatu/0910.htm
とありますが、ヒステリー、小舞踏病って、ようするにアヘンの中毒症状のことでしょう。
アヘン入りワインを『万能薬』といって、売りさばいていたわけですから、アヘンの中毒症状が出るのは、極めて当たり前です。
さて、錬金術師パラケルススの作ったアヘン入り万能薬『ローダナム』によって、アヘンが序所に普及していくことになります。(もっとも、その成分からいって、どれほど出回ったのか?は不明なところですが)ともかく、これをきっかけに医薬品用にケシの栽培が行われていくことになるわけです。
では、アヘンの医薬品利用としての知識が伝わったのは、どこか?と言いますと、アラブからだそうです。
アラブから伝わったアヘンが、錬金術師を通して欧州に伝わった。
それを一般に広く広げたのが、臨床医学の父トマス・シデナムが作った、アヘン入リワイン(アヘンチンキ)『シデナムズローダナム』だったわけです。
トマス・シデナム曰く
「全能の神が人々の苦悩を救うために与え賜うた薬物の中でアヘン程万能で有効なものはない」だそうで
このアヘン酒(アヘンチンキ)は、爆発的に普及していきます。
そのため、アヘンの栽培もまた、大規模になっていくわけです。
アヘンの入リワイン『シデナムズローダナム』が発売されたのは、1660年。それは、英国がアメリカに植民地を広げていく時期と一致していました。
さて、アメリカインディアンは、特別な儀式として、あるいは医薬品として煙草を吸っていました。
その煙草は、ヨーロッパに持ち込まれて流行します。
そして世界的に流行していきます。
バージニアに来た移民達は、この煙草を植民地栽培して儲けようとしました。
ところが、この移民達の領土拡大がアメリカ先住民達の反発を招き、戦闘になり、移民者達は追い払われます。
アメリカ先住民は強かったのです。
ところが、後に移民側は先住民達を大規模に打ち負かして領土を拡大していきます。
筆者は、その影にアヘンを見るのです。
アメリカ先住民達は、煙草を吸う習慣があったのです。
その習慣を利用して、煙草にアヘンやアヘンチンキを混ぜ、アヘンタバコを吸わせていたとしたら、アヘン中毒になりますよね。
経口からの摂取では、内蔵で分解されてしまいますので、中毒はそれほど強くないようですが、喫煙して吸い込むと中枢神経に直接作用してヒドい中毒になるようです。
アヘンチンキをタバコにしみ込ませて吸うとアヘン中毒になることが、シャーロックホームズにも書いてあります。
唇のねじれた男
freeenglish.jp/holmes/h/twis-t.html
... 感覚の説明を読んで / 彼はタバコにアヘンチンキをたっぷり染み込ませていた / 同じ効果を生み出そうと試みて◇彼は気づいた / 他の本当に大勢の人間がそうであったように / この習慣を始めるのは止めるよりも簡単だと / そして長い間彼はずっと麻薬の奴隷
以上引用
気持ち良くて何も出来ずに夢見心地で、そのうち糞尿垂れ流しになります。
アヘン喫煙を体験した人の話を読むと、何週間も身動き出来なくなる(気持ちは良いらしい)そうなので、その頃合いを見計らって、アメリカ先住民の土地を奪い、アヘン中毒になった人々を奴隷として売り飛ばしたのでしょう。
アヘン中毒から抜け出せば、また働けますから。
そして、土地や財産、食料やタバコを奪い去ったのだと思います。
このやり方は、暴力団そのものですね。
アメリカは、世界最大の暴力団ですが、最初からそうだったのでしょう。
1600年代後半といえば、インドネシアのジャワ島において、既にアヘンの吸引が認められていますから、アヘンの吸引によって何が起きるのか?知っている人は居たはずです。
また、アヘンの害はすでに16,17世紀には警告がなされていて、ジョン・ジョーンズという医者は「アヘンの中毒者が連用を急にやめると、耐えきれない苦痛、不安、鬱状態が襲いかかり、普通はアヘンの使用に戻らないかぎり奇怪な苦痛を伴って極めて悲惨な死に至る。アヘンの再使用で中毒者はほぼ元の状態に回復する」と書いているようです。
これらの事が、領土拡大のために役立つことを見抜いた人は、当然居たでしょう。
そして、アヘンチンキ『シデナムズローダナム』は、タバコに混ぜるとアヘン中毒を起こすだけではなく、下痢止めとして利用されていたように、下痢を止める作用があります。
つまり、アヘン中毒の副作用の薬としても、アヘンチンキ『シデナムズローダナム』がある状況が分かるでしょうか?
アヘン中毒にして、アヘンで治療する。
これは、現在の医療においても幅広く行われていることです。
アメリカ先住民が、アヘン中毒になっていたのだとしたら、免疫力が落ちて天然痘などの病気に罹りやすいのも理解可能なのです。
そして、アメリカ先住民に連れ去られた移民が、移民の元に連れ戻されても、必ずアメリカ先住民の元へと帰っていった。というのも、アヘンのことを考えると、理解出来るのです。
筆者は、アメリカ先住民達の多くは、アヘンによって凋落させられたのだと思います。
アメリカ先住民の土地をアヘンを利用して奪った移民の子孫が、アメリカ独立時の初代大統領ジョージ・ワシントンです。
ジョージ・ワシントンは、ヴァージニア州のタバコプランテーションに生まれました。
以下引用
合衆国初代大統領となったジョージ・ワシントンの先祖ジョン(註9)は1657年に商船の航海士としてヴァージニアに来航し、そのまま居着いてしまった人物である。なかなか抜け目ない男だったらしく、11年かけて5000エーカーの土地を手にいれている。
kaho.biz/hokubei/c.html
というわけで、アヘンチンキが生まれた年代とぴたりと一致してますね。
たったの11年で5000エーカーの土地を手に入れたとあります。
5000エーカーは、東京ドーム約434.6914個分
5000エーカーは、約2032.4ヘクタール(ha)ですよ。
どうやって手に入れたのか?
アヘンタバコでしょう。
ジョージ・ワシントンは、アメリカ先住民の殲滅を掲げていました。
存在しないはずのユダヤ人の殲滅を掲げたとされるヒットラーは、超悪者ですが(ユダヤというのは宗教であり、ユダヤ人という人種も民族も存在しないのに殲滅しようとした。キリスト人とかイスラム人とか仏教人と呼ばないのと同じ=無理に決まってる)、アメリカに1万年以上住んでいたはずの先住民を殲滅しようとしたジョージ・ワシントンは、アメリカ建国の英雄と呼ばれているのです。こんなにおかしいことはあるのでしょうか?
筆者には、超超悪者にしか思えません。
ナチスによってユダヤ人とレッテルを貼られた人々をナチスよりも大量に殺害したのは、アメリカですが(強制収容所に入れられていた人々がナチスドイツの兵器や部品を組み立てていたため=東京大空襲と同じ理由)、そのさらに上を行く民族大粛正が行われたのがアメリカ建国の歴史なのです。
やり口も、ヒトラーそっくりです。
ヒトラーを支援していたのもアメリカでしたから、当たり前なのですが。。
アメリカ独立後の4人の大統領は、全てヴァージニア州出身です。
ヴァージニア植民地のタバコの売り上げが、まさにアメリカという国を作る原資となったからです。
つまり、中国におけるアヘン戦争の200年前に、北アメリカで『第一次アヘン戦争』があった。
アメリカの独立は、イギリス東インド会社からの東インド会社北米本社の独立と言われています。
株式会社が先住民を追い出し粛正して作った国なのです。
東インド会社北米本社のアメリカ合衆国は、その後、アメリカ先住民の土地を根こそぎ奪い取り、先住民の抵抗を抑え込むと、マニフェストデスティニー(明白な未来)を合い言葉に世界中を征服していきます。
イギリス東インド会社が引き起こしたのは、ご存知のようにアヘン戦争でした。
その後、アヘン喫煙の危険性が知れ渡ると、再び、タバコにアヘンを混ぜて人々を中毒にする政策が行われたようです。
これは、アメリカやイギリスの大手タバコ会社の手によって行われていたようです。
第一次大戦の前の中国で、各国が進撃出来たのは、このアヘン入りタバコのおかげだったのでしょう。(その後、日本軍もアヘンや薬物に手を出しますけれども)
コカコーラが出来た当初は、本物のコカのエキスが入っていたわけです。
そういう時代でした。
当時は、アヘンやコカなどの麻薬添加物の表示義務が無かったのです。
現在では、それらの表示義務はありますが、似たようなことは、現在でも世界中で行われているわけです。
アヘンを万能薬として利用し、その副作用をアヘンを用いて治療する。
結果として、患者の数は莫大に増え、製薬会社は莫大な利益を得ます。
まさに、アヘンは、『錬金術』なのです。
こう考えると、様々な事が理解出来るようになってくると思います。
TPP医療分野 「米国の製薬会社にドンドンお金が行く」
tanakaryusaku.jp/2016/02/00013006
こうしたことのベースには、こういう歴史があるのだと思います。
医療だけでなく、情報機関も利用していますからね。
麻薬を社会に蔓延させてきたのは米英の支配層であり、麻薬漬けになるスターの背後には情報機関
plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201602160000/
彼らは、表のアヘンと裏のアヘンを利用して、世界を支配してきたのでしょう。
『アメリカ・インディアンの歴史』プロパガンダとジェノサイド
http://velvetmorning.asablo.jp/blog/2016/02/17/8020331
のつづきです。
アメリカ先住民達は、どのようにして土地を奪われたのか?
アメリカ先住民の歴史には、史実と現実の間に乖離がある。
それは、歴史書に描かれていなかった重要な出来事があったことを意味している。
その乖離を埋めるもの。筆者が、まず思いついたのは、アヘンだった。
そこで、アヘンの歴史を調べてみた。
□麻薬性鎮痛薬(ケシ、アヘン、モルヒネ、オピオイド)の年表
shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/history-opium.html
すると、アヘンは、16世紀に歴史の表舞台に現れていたことが分かる。
錬金術師パラケルスス(本名テオフラストゥス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム)が、アヘンを万能薬にした。
パラケルススは、15世紀末にスイスで生まれた。
医学と錬金術を合体し、万能薬『ロードナム』(Laudanum)その意味はラテン語laudareで「神を讚える」の意味を作った。
これは、25%のアヘン、ヒヨス、潰した真珠と珊瑚、ムミー(アラビアのタール状の薬)、ベゾアール(牛の腸の結石)、琥珀、麝香、数種の油、鹿の心臓の骨(ただし鹿の心臓に骨は無い)、一角獣(サイの角の粉とも言われている)からなる丸薬で、不死の薬とも言われた万能薬だったそう。
この錬金術の怪しげな薬が、ヨーロッパでのアヘンの普及に役立っていったようだ。
アヘンは、ギリシア医学の警告を超えて広く、数多くの機会に使用されるようになっていった。らしい
参考『麻薬とは何か』「禁断の果実5000年史」
参考url
home.r02.itscom.net/ktym/aldehyde/box11/column-116.html
アヘンが広まったのは、錬金術からなんですね。
これを更に普及させたのが、トマス・シデナム(シドナム)(Thomas Sydenham)(1624~1689)イギリスの内科医でした。
彼は、ワインなどアルコールにアヘンを溶かすという手法を用いて、万能薬『シデナムズ ロードナム』というアヘンチンキを作ります。
これが、世界的に普及していくのです。
シデナムは、臨床医学の父と言われているそうです。
臨床医学の父が作ったのが、アヘンの入ったアルコールだったわけです。
ヒステリー、小舞踏病について記述した最初の人
eonet.ne.jp/~m-hirose/ijinden/9gatu/0910.htm
とありますが、ヒステリー、小舞踏病って、ようするにアヘンの中毒症状のことでしょう。
アヘン入りワインを『万能薬』といって、売りさばいていたわけですから、アヘンの中毒症状が出るのは、極めて当たり前です。
さて、錬金術師パラケルススの作ったアヘン入り万能薬『ローダナム』によって、アヘンが序所に普及していくことになります。(もっとも、その成分からいって、どれほど出回ったのか?は不明なところですが)ともかく、これをきっかけに医薬品用にケシの栽培が行われていくことになるわけです。
では、アヘンの医薬品利用としての知識が伝わったのは、どこか?と言いますと、アラブからだそうです。
アラブから伝わったアヘンが、錬金術師を通して欧州に伝わった。
それを一般に広く広げたのが、臨床医学の父トマス・シデナムが作った、アヘン入リワイン(アヘンチンキ)『シデナムズローダナム』だったわけです。
トマス・シデナム曰く
「全能の神が人々の苦悩を救うために与え賜うた薬物の中でアヘン程万能で有効なものはない」だそうで
このアヘン酒(アヘンチンキ)は、爆発的に普及していきます。
そのため、アヘンの栽培もまた、大規模になっていくわけです。
アヘンの入リワイン『シデナムズローダナム』が発売されたのは、1660年。それは、英国がアメリカに植民地を広げていく時期と一致していました。
さて、アメリカインディアンは、特別な儀式として、あるいは医薬品として煙草を吸っていました。
その煙草は、ヨーロッパに持ち込まれて流行します。
そして世界的に流行していきます。
バージニアに来た移民達は、この煙草を植民地栽培して儲けようとしました。
ところが、この移民達の領土拡大がアメリカ先住民達の反発を招き、戦闘になり、移民者達は追い払われます。
アメリカ先住民は強かったのです。
ところが、後に移民側は先住民達を大規模に打ち負かして領土を拡大していきます。
筆者は、その影にアヘンを見るのです。
アメリカ先住民達は、煙草を吸う習慣があったのです。
その習慣を利用して、煙草にアヘンやアヘンチンキを混ぜ、アヘンタバコを吸わせていたとしたら、アヘン中毒になりますよね。
経口からの摂取では、内蔵で分解されてしまいますので、中毒はそれほど強くないようですが、喫煙して吸い込むと中枢神経に直接作用してヒドい中毒になるようです。
アヘンチンキをタバコにしみ込ませて吸うとアヘン中毒になることが、シャーロックホームズにも書いてあります。
唇のねじれた男
freeenglish.jp/holmes/h/twis-t.html
... 感覚の説明を読んで / 彼はタバコにアヘンチンキをたっぷり染み込ませていた / 同じ効果を生み出そうと試みて◇彼は気づいた / 他の本当に大勢の人間がそうであったように / この習慣を始めるのは止めるよりも簡単だと / そして長い間彼はずっと麻薬の奴隷
以上引用
気持ち良くて何も出来ずに夢見心地で、そのうち糞尿垂れ流しになります。
アヘン喫煙を体験した人の話を読むと、何週間も身動き出来なくなる(気持ちは良いらしい)そうなので、その頃合いを見計らって、アメリカ先住民の土地を奪い、アヘン中毒になった人々を奴隷として売り飛ばしたのでしょう。
アヘン中毒から抜け出せば、また働けますから。
そして、土地や財産、食料やタバコを奪い去ったのだと思います。
このやり方は、暴力団そのものですね。
アメリカは、世界最大の暴力団ですが、最初からそうだったのでしょう。
1600年代後半といえば、インドネシアのジャワ島において、既にアヘンの吸引が認められていますから、アヘンの吸引によって何が起きるのか?知っている人は居たはずです。
また、アヘンの害はすでに16,17世紀には警告がなされていて、ジョン・ジョーンズという医者は「アヘンの中毒者が連用を急にやめると、耐えきれない苦痛、不安、鬱状態が襲いかかり、普通はアヘンの使用に戻らないかぎり奇怪な苦痛を伴って極めて悲惨な死に至る。アヘンの再使用で中毒者はほぼ元の状態に回復する」と書いているようです。
これらの事が、領土拡大のために役立つことを見抜いた人は、当然居たでしょう。
そして、アヘンチンキ『シデナムズローダナム』は、タバコに混ぜるとアヘン中毒を起こすだけではなく、下痢止めとして利用されていたように、下痢を止める作用があります。
つまり、アヘン中毒の副作用の薬としても、アヘンチンキ『シデナムズローダナム』がある状況が分かるでしょうか?
アヘン中毒にして、アヘンで治療する。
これは、現在の医療においても幅広く行われていることです。
アメリカ先住民が、アヘン中毒になっていたのだとしたら、免疫力が落ちて天然痘などの病気に罹りやすいのも理解可能なのです。
そして、アメリカ先住民に連れ去られた移民が、移民の元に連れ戻されても、必ずアメリカ先住民の元へと帰っていった。というのも、アヘンのことを考えると、理解出来るのです。
筆者は、アメリカ先住民達の多くは、アヘンによって凋落させられたのだと思います。
アメリカ先住民の土地をアヘンを利用して奪った移民の子孫が、アメリカ独立時の初代大統領ジョージ・ワシントンです。
ジョージ・ワシントンは、ヴァージニア州のタバコプランテーションに生まれました。
以下引用
合衆国初代大統領となったジョージ・ワシントンの先祖ジョン(註9)は1657年に商船の航海士としてヴァージニアに来航し、そのまま居着いてしまった人物である。なかなか抜け目ない男だったらしく、11年かけて5000エーカーの土地を手にいれている。
kaho.biz/hokubei/c.html
というわけで、アヘンチンキが生まれた年代とぴたりと一致してますね。
たったの11年で5000エーカーの土地を手に入れたとあります。
5000エーカーは、東京ドーム約434.6914個分
5000エーカーは、約2032.4ヘクタール(ha)ですよ。
どうやって手に入れたのか?
アヘンタバコでしょう。
ジョージ・ワシントンは、アメリカ先住民の殲滅を掲げていました。
存在しないはずのユダヤ人の殲滅を掲げたとされるヒットラーは、超悪者ですが(ユダヤというのは宗教であり、ユダヤ人という人種も民族も存在しないのに殲滅しようとした。キリスト人とかイスラム人とか仏教人と呼ばないのと同じ=無理に決まってる)、アメリカに1万年以上住んでいたはずの先住民を殲滅しようとしたジョージ・ワシントンは、アメリカ建国の英雄と呼ばれているのです。こんなにおかしいことはあるのでしょうか?
筆者には、超超悪者にしか思えません。
ナチスによってユダヤ人とレッテルを貼られた人々をナチスよりも大量に殺害したのは、アメリカですが(強制収容所に入れられていた人々がナチスドイツの兵器や部品を組み立てていたため=東京大空襲と同じ理由)、そのさらに上を行く民族大粛正が行われたのがアメリカ建国の歴史なのです。
やり口も、ヒトラーそっくりです。
ヒトラーを支援していたのもアメリカでしたから、当たり前なのですが。。
アメリカ独立後の4人の大統領は、全てヴァージニア州出身です。
ヴァージニア植民地のタバコの売り上げが、まさにアメリカという国を作る原資となったからです。
つまり、中国におけるアヘン戦争の200年前に、北アメリカで『第一次アヘン戦争』があった。
アメリカの独立は、イギリス東インド会社からの東インド会社北米本社の独立と言われています。
株式会社が先住民を追い出し粛正して作った国なのです。
東インド会社北米本社のアメリカ合衆国は、その後、アメリカ先住民の土地を根こそぎ奪い取り、先住民の抵抗を抑え込むと、マニフェストデスティニー(明白な未来)を合い言葉に世界中を征服していきます。
イギリス東インド会社が引き起こしたのは、ご存知のようにアヘン戦争でした。
その後、アヘン喫煙の危険性が知れ渡ると、再び、タバコにアヘンを混ぜて人々を中毒にする政策が行われたようです。
これは、アメリカやイギリスの大手タバコ会社の手によって行われていたようです。
第一次大戦の前の中国で、各国が進撃出来たのは、このアヘン入りタバコのおかげだったのでしょう。(その後、日本軍もアヘンや薬物に手を出しますけれども)
コカコーラが出来た当初は、本物のコカのエキスが入っていたわけです。
そういう時代でした。
当時は、アヘンやコカなどの麻薬添加物の表示義務が無かったのです。
現在では、それらの表示義務はありますが、似たようなことは、現在でも世界中で行われているわけです。
アヘンを万能薬として利用し、その副作用をアヘンを用いて治療する。
結果として、患者の数は莫大に増え、製薬会社は莫大な利益を得ます。
まさに、アヘンは、『錬金術』なのです。
こう考えると、様々な事が理解出来るようになってくると思います。
TPP医療分野 「米国の製薬会社にドンドンお金が行く」
tanakaryusaku.jp/2016/02/00013006
こうしたことのベースには、こういう歴史があるのだと思います。
医療だけでなく、情報機関も利用していますからね。
麻薬を社会に蔓延させてきたのは米英の支配層であり、麻薬漬けになるスターの背後には情報機関
plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201602160000/
彼らは、表のアヘンと裏のアヘンを利用して、世界を支配してきたのでしょう。
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