TPPで日本の法律が破壊される。2016/02/27 20:40

TPPに関して、2つの良記事を

TPPには日本の法体系を破壊する「罠」がある
知的財産権を巡る合意の巨大インパクト
toyokeizai.net/articles/-/106219

以下要点だけ抜粋

懲罰的な損害賠償責任が生じるようになる

とりわけ深刻なのは懲罰的な損害賠償制度の導入だ。そもそも日本の民法は第709条で故意過失に基づく権利侵害に対し、「これによって生じた損害を賠償」することを定める。すなわち、具体的な損害についてのみの賠償を原則としている。

ところがTPP協定は知的財産権について定める第18章の74条8項で以下のように規定している。「侵害によって引き起こされた損害について権利者を補償するために十分な額に定め、及び将来の侵害を抑止することを目的とする」。

つまり、実際に損害が発生していなくても、懲罰的な損害賠償責任が生じるとしているのだ。

以上引用

これ、無茶苦茶ですよね。

さらに引用

懲罰的損害賠償制度は日本の現行の不法行為法体系になじまないものと裁判所が断定した

我が国の損害賠償の基本ルールである民法第709条は、現に生じた損害を補てんするという原則から抜けられない

以上引用
toyokeizai.net/articles/-/106219

とありますので、TPPが、日本の法体系を変えてしまうことが明らかです。

日本の法律を上回るのです。


もうひとつ、良記事がありますので、以下是非読んでみてください。

CNNが伝えるTPPの恐怖  “The real Danger in TPP”
moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2016/02/the-real-danger.html

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