新年あけましておめでとうございます。2018年 多極型の世界へ ロシアワールドカップ 平和構築への道2018/01/02 21:26

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年は2018年、櫻井ジャーナルさんが書いているように、アメリカ帝国(米国ドルとNATOと仲間達)は、崩壊を迎えています。

世界はG7からG20へ、NATOからBRICSへ、東西冷戦からSCO体制へ、新しい多極型の世界構造へ明らかにシフトしてきています。

特に昨年、上海協力機構(SCO=ロシア、中国、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、)に、かつて大英帝国によって敵対させられた分断統治の典型的なインドとパキスタンの2カ国が参加したことは、ユーラシアや世界にとって非常に大きな出来事でした。

これは、かつて『地政学』というものが生み出した植民地主義の海洋勢力(日本が戦争に突き進んだのも、まさにそれ)が内陸勢力を封じ込めるためにテロリストや分断統治を行う仕組み(イスラム国やアルカイダは、まさにそうしたテロリスト)を排除するという地政学的な転換となるものです。


この緩やかな同盟は、既に人口が世界の4割を占めていますし、今後、更なる拡大をしていくはずです。
分断統治させられたり、テロリスト送り込まれたり、クーデター起こされたり、選挙介入させられたり、やりたい放題やられてきたわけですから当然のことですが。

アメリカ帝国の忠実なポチであるこの国のメディアは、そういった世界情勢を無視していますが、現実は既にそうなっているのです。



SCO正規加盟国 中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン
ウズベキスタン(2001年)
インド、パキスタン(2017年)

オブザーバー モンゴル、イラン( 2005年)
アフガニスタン(2012年)
ベラルーシ(2015年)

対話パートナー スリランカ(2009年)
トルコ(2012年)
アルメニア、アゼルバイジャン、カンボジャ、ネパール(2015年)

参加申請国 バングラデシュ、モルディブ、イスラエル、エジプト、シリア

客員 トルクメニスタン、独立国家共同体(CIS)、東南アジア諸国連合(ASEAN)


この現実を踏まえ、どのように戦争を回避するのか?どのように平和を構築し、文化的でまともな社会を作っていくのか?これからも考え、情報を発信していこうと思います。


2018年は、オリンピックやロシアワールドカップもありますが、ソチ五輪のウクライナ・ネオナチクーデターのように、ネオコン・ネオナチ連中は、この状況を利用して様々仕掛けてくる可能性もあります。
サッカーを楽しむだけでなく注意深くしたいですし、世界の平和的な発展のために何か書けたらと思います。

よろしくお願いいたします。

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