水道民営化したフランス・パリでは、85年から09年のあいだに水道料金が265%上昇 その後再公営化でコスト45億円削減 水道料金8%引き下げに成功2018/01/16 23:24

再掲載しときます。

BLOGOSに水道民営化に関する良記事が出ています。

「民営化」から「再公営化」へ。パリ、市民参加で45億円のコスト削減、ウェールズ、非営利法人による運営
blogos.com/article/215462/


まとめると

そもそも水道事業は、なるべく安い料金でサービスを提供するよう、基本的に〝儲けない〟ようにしてきた事業で、だからこそ公的機関が運営してきました。それを企業が〝儲かるモデル〟に変える時、そのやり方は限られる」

そのやり方は
①水道料金を値上げする。水消費を増やす
②労働者を減らす。非正規に置き換える
③税金で補填する。


・89年から水道の民営化を始めた英国では、その後の10年間で水道料金が値上がりし、水質検査の合格率が85%に低下。漏水件数も増え、何百万もの人々が水道を止められたが、「株主配当」や「役員特別報酬」は十分に支払われた


・ 二大水道メジャーと呼ばれる多国籍企業「スエズ社」「ヴェオリア社」の本拠地であるフランス・パリでは、85年から09年のあいだに水道料金が265%上昇した。


・パリの場合、およそ30%の収益が企業内留保金に消えた


一足先に水道民営化を進めた国々では、水道の「再公営化」が進みつつある。

・フランス・パリでは、10年に水道を再び公営化。
それまでは企業秘密によって不透明だった投資計画や財政報告も公開され、内部データベースにアクセスできる権限も与えられた。その結果、45億円のコストを削減し、水道料金を8%下げることに成功。効率化を〝再公営化〟で実現させた。こうした動きは、過去15年間に86以上の地域で生まれている

以上 抜粋 要約して引用
blogos.com/article/215462/


以下、皆様の声より引用

なぜ「民営化」が悪なのかは簡単。当然だが民間企業は利潤の追及を法的にも義務付けられている存在だし、株主への配当も必要。利潤も株主配当もそもそも必要がない公営でやっていた住民サービスを「民営化」したら、企業は住民サービスに自分達の利潤や株主配当の分を上乗せしてくるのは 必然なのだ。

以上引用

そういうことです。


国有財産私物化は許されない。
水資源は、国民全員のもの

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