311の後、2011年の3月20日に爆撃されたリビアの故カダフィ大統領の国連演説から ― 2014/06/10 14:10
311の後、2011年の3月20日に爆撃されたリビアの故カダフィ大統領の国連演説です。
『悪の枢軸』と呼ばれた人物が、いかに、まともな事を言っていたのかが分かります。
以下、抜粋・引用
国連総会2009年9月23日 カダフィのスピーチ
(リビア国営通信社「ヤナ」提供、翻訳による)
安全保障理事会は国連総会の決議の単なる実行部隊である。そして、安全保障理事会が単なる実行部隊になるとき、安全保障理事国の席を得るための競争がないであろう。
安全保障理事会は、ある国ではなく、すべての国家を代表すべきである。私が総会に現在提案していることが、あらゆる場所、あらゆる連合にとって永久である。
EU27ケ国のための1つの安全保障理事会永久席(現在の常任理事国席)。
アフリカ連合53ケ国のための1つの永久席。
ラテンアメリカ連盟のための1つの永久席。
アセアン 10+2+3+4ケ国のための1つの永久席。
ロシアの連邦は、安全保障理事会にすでに席がある。
50州の「アメリカ合衆国」がすでに1つの永久席を有するアメリカ連盟。
確立されるならば、南アジア地域協力連合のための1つの永久席。
我々はG100を持つことを考えている ― おそらく小国家たちの「小国家フォーラム(FSS)」は1つの永久席を持ちうる。
そして、私が言及した連合の他の国々があり、1つの永久席は6ヵ月または毎年交代で与えうる。
おそらく、日本、オーストラリアまたはニュージーランドは連合を結んでいない。いずれの国も、ASEANにも、ロシア連邦にも、アフリカ連合にも、欧州連合にも、ラテンアメリカ連合にも、アメリカ合衆国にも加盟していないが、1つの席を割り当てうるだろう。
これが、あなた方への提案である...投票のための総会への提案である。
これは決定的な重要な問題であって、国連総会に、世界の達人に...世界の議会...に提示されたのである。それは世界の正式な会議であり、誰もそれに反対しない。我々は会議場の外の誰も認めない。我々は連帯された国家群=国連である。
アリ・トレキ(リビア出身の国連総会議長)と潘基文国連事務総長は行政上の法律上の草案を作成し、この問題に関する投票をする委員会を作るだろう。今後は安全保障理事会は団結するだろう。
これが正義であり、民主主義である。我々は特定の国が占める安全保障理事会によって死にかかっている。
中略
いずれにせよ、その新しい形の安全保障理事会は投票のためにある。それは国連総会にとっての執行手段である。
独立国は、国々...現存する190の国々のために。総会の場合と同じく、このようにして、すべての国が安全保障理事会において等しくあるべきである。
総会における我々は平等な投票権を持つ。我々は隣接した部屋(安全保障理事会)においても平等でなければならない。
ある国には拒否権があり、別の国にはない。ある国には永久の席(常任理事国席)があり、別の国にはない。そんなの今からは無効だ。我々は全くこれを認めるつもりはない。そして、我々は現在の形の安全保障理事会によって可決されるいかなる決議にも支配されない。
我々が到達した時点...我々は植民地化されていた...我々は信託統治下にいた。今や、我々は独立し、団結した。我々は、民主主義的な方法で世界の運命を決めたい。それは、小さくて強力で、等しくすべての民族のために平和と安全を維持する。
テロリズムはアルカイダのテロリズムだけではない。現状がテロリズムである。
頼みとするのは総会での多数票に対してだけで、他にはない。そして、総会がこれを可決するならば、それは有効になり、誰もこれに反対することができず、誰も総会より上位にあると言うことができない。総会よりも上位にあると言う者は誰でも国連を去ることができる。
民主主義は強国のためでも、金持ちのためでも、我々を脅迫する人々のためでもない。 最後の言葉は、「等しくすべての国のため」である。
中略
強国は世界において飽和するまで利益をむさぼり、拒否権を使う。彼らは彼らの利益を保護するために国連の武力を利用する...これは第3世界を威嚇している。第3世界は現在威嚇されており、彼らはテロリズムの下で生きている。
安全保障理事会が1945年に確立されてから、これまで、安全保障理事会は我々に安全保障を提供しなかった。むしろ罰や恐怖を提供した。...それが我々に対して使われるだけである。それゆえ、我々は40回目のスピーチからと同様に、安全保障理事会決議に従うことを強制されてはならない。
安全保障理事会の設立以降、65の戦争が行われた。...小国に対する攻撃、または小国同士の攻撃、または超大国による小国への攻撃に対して、安全保障理事会は憲章違反を阻止しなかった。
中略
豚インフルエンザのワクチンが作られるとする。神とか魚のより多くのインフルエンザがありえて、諜報機関に属する工場が稼動して、彼らは(ワクチンを)高値で売るのだ。
これは、取引である。
資本家の会社がワクチンを売って金を儲けるように、彼らはウイルスを生産し、世界中にばらまいた。
これは恥ずべきである。
ワクチンは、売られないことになっている。
薬は、売られないことになっている。
あなた方は、「グリーンブック」を読まなければならない。
それは、薬を売ることを許さない。
我々が言うならば、薬は無料であり、ワクチンは無料であり、ウイルスは広がらない。と言うのも、ワクチンを生産するためにウイルスを作るのは彼らだからだ。
それは、資本家の会社が働く方法である。
これは、間違ったアプローチである。
あなた方は、薬が無料で、売り物ではないと宣言しなければならない。
たとえウイルスが本物であるとしても、我々はワクチンを売ってはならない。
彼らは、無料で提供されなければならない。
すべてのこれらの問題は、国連総会によって議論されるために、ファイルで提起される。この仕事以外は関係がない。
中略
とにかく、リビアが国連総会の議長をつとめる。これはリビアの権利である。
リビアがなしうる仕事は、世界が1つの段階から別の段階、すなわち、失われ、苦く、恥ずべきで、テロの対象にされ、脅されているこの世界から、平和で寛容なより人間らしい世界に移る際に、世界を手助けすることである。
我々は現状に甘んじてはいないし、我々は人類の運命に関して服従しないので、私は総会と、アル・トレキと、事務総長とで、この仕事をフォローするだろう。
人類は、平和に生きるためには奮闘しなければならない。
第三世界と小さな国家たちによる奮闘、そのうち100は尊厳を持って自由に生きるための継続的な奮闘である。そして、それは最後まで続けなければならない。
平和と天の恵みがありますように。
以上
国連総会2009年9月23日 カダフィのスピーチ
(リビア国営通信社「ヤナ」提供、翻訳による)
英文訳 amicus.cc/indynews.html
『悪の枢軸』と呼ばれた人物が、いかに、まともな事を言っていたのかが分かります。
以下、抜粋・引用
国連総会2009年9月23日 カダフィのスピーチ
(リビア国営通信社「ヤナ」提供、翻訳による)
安全保障理事会は国連総会の決議の単なる実行部隊である。そして、安全保障理事会が単なる実行部隊になるとき、安全保障理事国の席を得るための競争がないであろう。
安全保障理事会は、ある国ではなく、すべての国家を代表すべきである。私が総会に現在提案していることが、あらゆる場所、あらゆる連合にとって永久である。
EU27ケ国のための1つの安全保障理事会永久席(現在の常任理事国席)。
アフリカ連合53ケ国のための1つの永久席。
ラテンアメリカ連盟のための1つの永久席。
アセアン 10+2+3+4ケ国のための1つの永久席。
ロシアの連邦は、安全保障理事会にすでに席がある。
50州の「アメリカ合衆国」がすでに1つの永久席を有するアメリカ連盟。
確立されるならば、南アジア地域協力連合のための1つの永久席。
我々はG100を持つことを考えている ― おそらく小国家たちの「小国家フォーラム(FSS)」は1つの永久席を持ちうる。
そして、私が言及した連合の他の国々があり、1つの永久席は6ヵ月または毎年交代で与えうる。
おそらく、日本、オーストラリアまたはニュージーランドは連合を結んでいない。いずれの国も、ASEANにも、ロシア連邦にも、アフリカ連合にも、欧州連合にも、ラテンアメリカ連合にも、アメリカ合衆国にも加盟していないが、1つの席を割り当てうるだろう。
これが、あなた方への提案である...投票のための総会への提案である。
これは決定的な重要な問題であって、国連総会に、世界の達人に...世界の議会...に提示されたのである。それは世界の正式な会議であり、誰もそれに反対しない。我々は会議場の外の誰も認めない。我々は連帯された国家群=国連である。
アリ・トレキ(リビア出身の国連総会議長)と潘基文国連事務総長は行政上の法律上の草案を作成し、この問題に関する投票をする委員会を作るだろう。今後は安全保障理事会は団結するだろう。
これが正義であり、民主主義である。我々は特定の国が占める安全保障理事会によって死にかかっている。
中略
いずれにせよ、その新しい形の安全保障理事会は投票のためにある。それは国連総会にとっての執行手段である。
独立国は、国々...現存する190の国々のために。総会の場合と同じく、このようにして、すべての国が安全保障理事会において等しくあるべきである。
総会における我々は平等な投票権を持つ。我々は隣接した部屋(安全保障理事会)においても平等でなければならない。
ある国には拒否権があり、別の国にはない。ある国には永久の席(常任理事国席)があり、別の国にはない。そんなの今からは無効だ。我々は全くこれを認めるつもりはない。そして、我々は現在の形の安全保障理事会によって可決されるいかなる決議にも支配されない。
我々が到達した時点...我々は植民地化されていた...我々は信託統治下にいた。今や、我々は独立し、団結した。我々は、民主主義的な方法で世界の運命を決めたい。それは、小さくて強力で、等しくすべての民族のために平和と安全を維持する。
テロリズムはアルカイダのテロリズムだけではない。現状がテロリズムである。
頼みとするのは総会での多数票に対してだけで、他にはない。そして、総会がこれを可決するならば、それは有効になり、誰もこれに反対することができず、誰も総会より上位にあると言うことができない。総会よりも上位にあると言う者は誰でも国連を去ることができる。
民主主義は強国のためでも、金持ちのためでも、我々を脅迫する人々のためでもない。 最後の言葉は、「等しくすべての国のため」である。
中略
強国は世界において飽和するまで利益をむさぼり、拒否権を使う。彼らは彼らの利益を保護するために国連の武力を利用する...これは第3世界を威嚇している。第3世界は現在威嚇されており、彼らはテロリズムの下で生きている。
安全保障理事会が1945年に確立されてから、これまで、安全保障理事会は我々に安全保障を提供しなかった。むしろ罰や恐怖を提供した。...それが我々に対して使われるだけである。それゆえ、我々は40回目のスピーチからと同様に、安全保障理事会決議に従うことを強制されてはならない。
安全保障理事会の設立以降、65の戦争が行われた。...小国に対する攻撃、または小国同士の攻撃、または超大国による小国への攻撃に対して、安全保障理事会は憲章違反を阻止しなかった。
中略
豚インフルエンザのワクチンが作られるとする。神とか魚のより多くのインフルエンザがありえて、諜報機関に属する工場が稼動して、彼らは(ワクチンを)高値で売るのだ。
これは、取引である。
資本家の会社がワクチンを売って金を儲けるように、彼らはウイルスを生産し、世界中にばらまいた。
これは恥ずべきである。
ワクチンは、売られないことになっている。
薬は、売られないことになっている。
あなた方は、「グリーンブック」を読まなければならない。
それは、薬を売ることを許さない。
我々が言うならば、薬は無料であり、ワクチンは無料であり、ウイルスは広がらない。と言うのも、ワクチンを生産するためにウイルスを作るのは彼らだからだ。
それは、資本家の会社が働く方法である。
これは、間違ったアプローチである。
あなた方は、薬が無料で、売り物ではないと宣言しなければならない。
たとえウイルスが本物であるとしても、我々はワクチンを売ってはならない。
彼らは、無料で提供されなければならない。
すべてのこれらの問題は、国連総会によって議論されるために、ファイルで提起される。この仕事以外は関係がない。
中略
とにかく、リビアが国連総会の議長をつとめる。これはリビアの権利である。
リビアがなしうる仕事は、世界が1つの段階から別の段階、すなわち、失われ、苦く、恥ずべきで、テロの対象にされ、脅されているこの世界から、平和で寛容なより人間らしい世界に移る際に、世界を手助けすることである。
我々は現状に甘んじてはいないし、我々は人類の運命に関して服従しないので、私は総会と、アル・トレキと、事務総長とで、この仕事をフォローするだろう。
人類は、平和に生きるためには奮闘しなければならない。
第三世界と小さな国家たちによる奮闘、そのうち100は尊厳を持って自由に生きるための継続的な奮闘である。そして、それは最後まで続けなければならない。
平和と天の恵みがありますように。
以上
国連総会2009年9月23日 カダフィのスピーチ
(リビア国営通信社「ヤナ」提供、翻訳による)
英文訳 amicus.cc/indynews.html
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